不動産テック分野における 産学共同研究成果を発表

首都大学東京システムデザイン学部の高間康史教授らの研究チームと株式会社GA technologiesは、不動産リノベーション業務における物件提案までの時間を最大55%削減することに成功し、1月18日(木)、今回の共同研究に関する成果発表会を開催します。

2017年12月26日

不動産テック分野における 産学共同研究成果を発表

~AI(機械学習)を活用した、物件のレコメンドシステム導入により、

リノベーション業務における物件提案までの時間を最大55%削減に成功~

 首都大学東京(学長:上野淳)システムデザイン学部の高間康史教授らの研究チームと株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ、代表取締役社長:樋口龍)は、不動産業務における物件レコメンド(※)の共同研究を行ってまいりました。その研究成果の第一弾として、リノベーション業務における物件提案までの時間を最大55%削減することに成功し、1月18日(木)、今回の共同研究に関する成果発表会を開催します。

 当日は、高間教授より今回の研究内容についての報告、GA technologies AI戦略室のメンバーより研究背景や今後の展望についての紹介を行います。

(※)不動産エージェントが顧客の要望にあった物件を探す際、顧客の求める条件に対して、推薦のランキングをつけて検索結果を表示するシステム。従来の不動産業者向け物件検索システムでは検索条件にマッチする物件を全て表示しますが、今回のシステムではAIが推薦するよい物件順に順位付けをして表示します。その結果、エージェントの物件探しにかかる時間を短縮し生産性の向上に寄与するとともに、質の良くない物件をAIが排除し提案物件の質の向上にも貢献していきます。またこのシステムは、検索結果を学習し検索精度を向上させることができます。

【研究背景】

 不動産流通の現場では、デジタル化の遅れによる非効率な業務体系や、消費者と業者間での情報の非対称性が指摘されていました。不動産購入希望者への物件提案の現場でもその傾向は顕著で、効率性の低い物件検索や、営業担当の知識や経験に依存した物件提案が数多く行われています。今回の研究では、これらの問題の改善に取り組むと同時に、リノベーションを始めとする中古不動産流通の活性化を目指しています。

カンファレンス詳細

■日時:2018年1月18日(木) 13:00~14:20(受付開始12:45)

■場所:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス内 会議室D

■住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階

■登壇者:首都大学東京システムデザイン学部 情報通信システムコース教授 高間 康史

     GA technologies 代表取締役社長 樋口 龍

     GA technologies AI 戦略本部 AI 戦略室長 小林 賢一郎

     GA technologies AI 戦略本部 AI 戦略室 ゼネラルマネージャー 橋本 武彦

     GA technologies AI 戦略本部 AI 戦略室 ゼネラルマネージャー 稲本 浩久

【プログラム】

1. ご挨拶とGA technologies 事業概要説明 [ GA technologies 樋口 ]

2. 第一部:物件レコメンドシステムに関する研究成果発表会

      研究概要と背景 [ GA technologies AI 戦略室 小林 ]

      研究内容詳細 [ 首都大学東京 教授 高間 康史 ]

      成果発表と展望(パーソナライズデータ活用施策)[ GA technologies AI 戦略室 橋本 ]

3. 第二部:AI によるマイソクの自動読み込みシステム発表 [ GA technologies AI 戦略室 稲本 ]

4.     質疑応答

5.     写真撮影

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