富士通が連覇 3度目のライスボウル制覇

 1月3日(水)、アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第71回ライスボウル』が東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズが37対9で日本大学フェニックスに勝利。富士通は、昨年に続く優勝で3度目のライスボウル制覇となった。

2018年1月3日

公益社団法人日本アメリカンフットボール協会

 1月3日(水)、アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第71回ライスボウル』が東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズが37対9で日本大学フェニックスに勝利。富士通は、昨年に続く優勝で3度目のライスボウル制覇となった。

 この日の試合は、日大がレシーブ、富士通がキックでスタートした。第1Q開始から両チームのディフェンスが奮闘し無得点が続いていたが、富士通は同Q終了間際に自陣からQBコービー・キャメロンがWR中村輝晃クラークへのロングパスがヒット。日大陣49ヤードへ攻め入ると、さらにQBコービーからWR中村のホットラインが開通しゴール前4ヤードへ。最後は、QBコービーがRBジーノ・ゴードンへパスを通し、先制のタッチダウンを奪った。

 なおも富士通は、日大の攻撃をスリーアンドアウトで止めて敵陣で攻撃権を得ると、QBコービーが右サイドを縦に走る中村へ49ヤードのタッチダウンパス。14対0とリードを広げた。さらに富士通は、第2Q残り10分くらいのところでQBコービーからエンドゾーン内のWR中村へ24ヤードパスがヒット。タッチダウンのように見えたが、ビデオ判定の結果、パス失敗に変更となり、富士通はK西村豪哲の41ヤードFGで加点した。

 これ以上離されたくない日大は、富士通のフォースダウンギャンブルを止めて自陣39ヤード付近から攻撃権奪取。すると、ラン攻撃を軸に富士通陣内へ侵入。タッチダウンへはつなげられなかったが、K篠原歩夢が35ヤードFGを決めて3点を返した。試合は、富士通が17対3とリードして、前半を折り返した。

 後半も富士通の勢いは止まらず、富士通は後半最初のドライブでQBコービーがWR強盛へ37ヤードのタッチダウンパスをヒット。続く日大の攻撃は自陣まで攻められるもDBアルリワン・アディヤミがQB林大希のパスをインターセプトした。富士通はこの好機をK西村の31ヤードFGにつなげ、27対3とした。

 追い上げたい日大は、DB柴田和樹がQBコービーのタッチダウンを狙ったパスをインターセプトして攻撃権を奪った。敵陣42ヤードからの攻撃は、ゴール前7ヤードまで侵入した日大だったが、フォースダウンギャンブルが失敗して得点をあげることができなかった。攻撃権を奪取した富士通は、自陣7ヤードからの攻撃でRBゴードンのランで着実に前進すると、最後はRBゴードンの13ヤードタッチダウンランでドライブを締めくくりダメを押した。その後は、日大の攻撃を1タッチダウンに抑え、そのまま逃げ切った。

 なお、最優秀選手賞にはパス29回17回成功、275ヤード、3TD、1INTを記録したQBコービーが選ばれた。

富士通HC 藤田 智

(今日の試合について)もう少し最初からできたら良かったと思いました。でも、選手が最後まで切れずに頑張ってくれました。一つ一つのプレーをやりきることができたと思います。

(ファンに向けて)いつもご声援ありがとうございます。これからもまだ進化していけるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

富士通 QB コービー・キャメロン

日大はとても強かったですし、良いプレーもしました。来年も勝ち続けていくと思います。(自分に関しては)パーフェクトでいたいです。常に成長していきたいです。

富士通 WR 中村輝晃クラーク

(母校の)日大と対戦できて最高でした。監督の顔を見て懐かしさを感じ、緊張感も湧きました。学生時代に教わったことをベースに今でもやっています。とにかく日大のレシーバーが活躍できることを見ている人に分かってもらえたと思います。

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優勝を飾った富士通フロンティアーズ

優勝杯を受け取る、富士通フロンティアーズ、宜本主将

最優秀選手賞を獲得した富士通QB、コービー・キャメロン

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