低分子化合物で植物時計の仕組みを発見
2019.05.17
早稲田大学
低分子化合物で植物時計の仕組みを発見
◆発表のポイント
・植物の概日リズムを延長する低分子化合物を発見しました。
・植物時計の延長を促すタンパク質とその機能を、世界で初めて明らかにしました。
・花成時期調節を目指した化合物(植物調整剤)の開発へ向けた取り組みが加速すると
期待されます。
◆概要
早稲田大学理工学術院の山口潤一郎(やまぐちじゅんいちろう)教授らは、
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)の中道範人
(なかみちのりひと)准教授らと共同で、低分子化合物を使って植物時計に
関わる新たなタンパク質とその働きを発見しました。今回の低分子化合物の発見により、
将来的な地球環境変動に対する適応策の一環である花成時期調節を目指した化合物
(植物調整剤)の開発へ向けた取り組みが加速すると期待されます。
本研究成果は米国アカデミー紀要『Proceeding of the National Academy of Sciences』
に2019年5月16日(米国現地時間)にオンライン掲載されました。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.waseda.jp/top/
過去に配信したプレスリリース
コオロギの「動く」「食べる」「眠る」の同時解析システムを構築
4/23 18:03
早稲田大学創立150周年に向けた記念事業構想の骨子発表
4/23 16:00
早稲田大学の研究者が学問の魅力を語るPodcast番組 「博士一歩前」の配信をスタート
4/23 12:30
屈折率1.8超、分解可能な透明プラスチックを開発
4/22 14:12
「門のない大学」から「まちと融合した大学」へ
4/19 11:00
野菜を「噛む」ことが血糖値変動のメカニズムに影響
4/17 16:20
石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 候補作品の募集開始について
4/16 15:00
わずか40秒の運動で身体に起こる劇的変化
4/12 11:05
ウェルビーイングはスポーツ観戦によって醸成される
4/9 14:00
社会的なつながりの強さと脳波の密な関係を発見
3/28 11:00