丹青社とアンリアレイジがファッション体験空間を具現化する 共創プロジェクトを始動

丹青社

2019年8月2日

株式会社丹青社

丹青社とアンリアレイジが

ファッション体験空間を具現化する共創プロジェクトを始動

〜デザイン力・技術力・テクノロジーを両社で融合させてファッションの

体感空間の開発を行い次代の衣服の可能性を提示〜

 商業施設・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区/代表取締役社⻑:高橋貴志/以下、丹青社)とファッションブランド「アンリアレイジ(ANREALAGE)」を展開する株式会社アンリアレイジ(本社:東京都港区/代表取締役社⻑:森永邦彦/以下、アンリアレイジ)は、2019 年 6 月 1 日に業務提携契約を締結いたしました。ファッション事業者および空間づくり事業者との業務提携は、両社初めてとなります。

 今後両社はパートナーとして、「ファッション」と「空間」のデザイン力・技術力とテクノロジーを融

合させ、新たなファッション体験空間を具現化するための実証実験・開発を進め、次代の衣服の在り方や

可能性を提示する共創プロジェクトを推進してまいります。

左から丹青社 CMIセンター長 菅野敦夫、アンリアレイジ 代表取締役社長 森永邦彦

左:丹青社 CMIセンター長 菅野敦夫

右:アンリアレイジ 代表取締役社長 森永邦彦 氏

アンリアレイジと丹⻘社の展示ブース「透鏡 2021」

8/3 より開催されるアートイベント「TOKYO2021」

アンリアレイジと丹青社の展示ブース「透鏡 2021」

■ 業務提携の目的

 「空間×テクノロジー」で新たな空間体験の提供を続ける丹青社と、「ファッション×テクノロジー」で

新たなファッション体験の創造を続けるアンリアレイジが、お互いの実績に基づくノウハウや技術情報等を

用いた実証実験・開発を行い、「ファッションならではの体験」ができる空間を生み出します。

 また「ファッション体験空間」という新たなコンテンツの創出によりアンリアレイジの軌跡やブランド

コンセプトを空間で表現することで、ファッションの在り方そのものを見直し、「ファッション」および

「空間」領域の拡大、そしてファッション価値、空間価値の向上を目指します。

■ 業務提携の背景

 丹青社は、全国の文化施設や商業施設などを手がける空間創造のプロフェッショナルです。2017 年に

空間演出の専門チーム「クロスメディアインキュベートセンター(現 CMI センター)」を設立し、2018

年 5 月には空間とテクノロジーの連携による新たな価値創出を目的に、空間演出技術の研究開発・実証

拠点『港南ラボ マークスリー[Mk_3]』を開設するなど、空間の新たなアプローチに取り組んでいます。

 アンリアレイジは、色鮮やかで細かいパッチワークや、人間の身体にとらわれない独創的なかたちの洋

服を特徴とするほか、テクノロジーや新技術を積極的に用いるなど、異業種とコラボレーションした作品

を国内外で披露し、ファッションの領域を拡張する活動を続けています。毎年のパリコレクション等のフ

ァッションショーによる新作発表に加え、2017 年に池袋パルコで開催した展覧会を契機に、過去のコレ

クションを含めたアンリアレイジの世界観を体感できる場づくりを模索していました。

 両社が培ってきた技術力・専門力は親和性が高く、お互いのアイデア・手法・デザインを両社の共通項

である「テクノロジーの活用」により具現化することで、新たなファッションの在り方を提案する空間づ

くり、そして両社が目指す事業領域拡張の可能性を見出し、この度の業務提携に至りました。

なお、共創プロジェクトの第 1 弾として、戶田建設本社ビル建て替えに伴い開催されるアートイベント

「TOKYO 2021」(主催:戶田建設株式会社、場所:東京都千代田区京橋、会期:2019 年 8 月 3 日〜

10 月 20 日)に出展するアンリアレイジのブースにおいて、丹⻘社が空間演出を行います。

※「TOKYO2021」会期中、アンリアレイジと丹青社のブースが展示される「建築展」は8月3日から8月24日です。

■ 森永邦彦 氏(アンリアレイジ 代表取締役社⻑、デザイナー)コメント

 服は唯一残された日常を変えられる装置だと思っています。その装置を用いて、視覚や聴覚や触覚とい

った感覚を揺さぶる空間を丹⻘社と共につくりたいと思っています。「服を着る」という当たり前の行為

を拡張し、光や時間のような無形な概念さえも「着る」ような新しいファッション体験ができる空間を目

指します。体験は、誰にでも分かるファッションの在り方です。ファッションに対する意識が芽生えてい

ない人にも、ファッションの面白さを気づかせられるような場所を。日常と非日常を越境する空間を目指

します。

■ 菅野敦夫(丹青社 CMI センター⻑)コメント

 2018 年に、当社が企画・デザイン・制作をおこなった空間にアンリアレイジの作品を展示した際、新

たな時代の空間づくりの可能性を感じ、今回のプロジェクトの構想が生まれました。テクノロジーと「フ

ァッションならではの体験性」を空間で融合し、日本の新たなカルチャーとして社会への発信を目指しま

す。我々の共創にどうぞご期待ください。

■ 丹青社について

 「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな空間づくりの課題解決をおこなっている企業です。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、運営まで、空間づくりのプロセスを一貫してサポートしています。

社名  :  株式会社丹青社

所在地 :  東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 19F(本社)

設立  :  1959 年 12 月 25 日

資本金 :  40 億 2,675 万 657 円(2019 年 1 月 31 日現在)

上場    :  東京証券取引所市場第一部 (証券コード:9743/業種名:サービス業)

URL    :  https://www.tanseisha.co.jp

■ アンリアレイジについて

 デザイナー森永邦彦。1980 年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。2003 年「アンリアレイジ」として活動を開始。ANREALAGE とは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。2005 年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー。以降、東京コレクションで発表を続けた後、2014 年よりパリコレクションへ進出。2015 年フランスの「ANDAMFASHION AWARD」のファイナリストに選出される。

2017 年パリコレ以降の作品を展示した「ALIGHT UN LIGHT」展を国内で開催し、LA 及びサンパウロの JAPAN HOUSE にて巡回展を開催、また、ポンピドゥー・センター・メッスやロスチャイルド館、森美術館での展覧会へも参加している。2019 年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出。

社名    :  株式会社アンリアレイジ

所在地 :  東京都港区南⻘山 4-9-3 2-3F

設立    :  2005 年 8 月 1 日

URL    :  http://www.anrealage.com

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プレスリリース添付画像

アンリアレイジ×丹青社

左から丹青社 CMIセンター長 菅野敦夫、アンリアレイジ 代表取締役社長 森永邦彦

アンリアレイジと丹⻘社の展示ブース「透鏡 2021」

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