早稲田の学生が地域で活躍する先輩から人生を学ぶ 「先輩に会いに行こう!(島根編)」開催

早稲田大学

2019-08-20

学校法人 早稲田大学

早稲田の学生が地域で活躍する先輩から人生を学ぶ「先輩に会いに行こう!(島根編)」開催

早稲田大学は、このたび2019年9月4日(水)から9月7日(土)の期間で、島根県において校友連携プログラム「先輩に会いに行こう!」を開催します。このプログラムは本学における地域連携の一環として、2017年9月に開始しました。早稲田大学の現役学生が日本各地で活躍する早稲田の先輩(校友)を訪問し、地域での生活を体験しながら先輩方の話を聞く、早稲田大学と全国の校友会支部(卒業生の組織)が連携したプログラムです。

先輩方が卒業後、どのような人生を送り、何が転機となり、そして今、地域で何にこだわりながら、どのような夢に向かっているのか、実際に地域で活躍している先輩方の話を聞くことは、今後の進路や人生に悩む学生に、気づきをもたらします。また、地方の現実や魅力を深く知り、将来地方で働くことを目指すきっかけにもなります。

※本プログラムは就業体験等を行うインターンシップではありません。

【実施概要】

・名称 先輩に会いに行こう!島根編

・主催 早稲田大学教務部教育連携課

・協力 早稲田大学校友会島根県支部

・期間 9月4日(水)~9月7日(土)※スケジュールは次頁参照

・参加学生数 4名(①政治経済学部2年、京都府出身 ②文学部4年、東京都出身 ③教育学部4年、神奈川県出身 ④人間科学部4年、千葉県出身)

石碕修二さん(株式会社オネスト代表取締役社長、本学第二文学部出身)

在学中に渋谷でソフトウェア開発会社を起業、その後27歳で島根にUターンし、「通信インフラだけで立地可能なソフトウェアなら勝負できる!あえて勝負するなら地元島根で!」との思いから松江市で起業、自社オリジナルソフトウェア(Web-EDI システムe商買®)を開発し、今や全国の製造業の29,000社が利用するまでになりました。

内藤守さん(有限会社 風流堂代表)

創業は、明治23年(1890年)。会社創設は、昭和25年1月27日。

風流堂の起源を探るとそれは江戸時代まで遡ることになります。最初は新潟と松江間の回船業を営んでおりました。後に風流堂の創設者となる初代内藤竹次郎が陸運の発達により海運業がすたれたため、商売替えでお菓子屋を始めたのが、明治23年(1890年)のことになります。 各土地から多くの職人を招き、菓子作りの技法、味を学び習得してきました。そのため京(上方)菓子、江戸菓子を含め、様々な土地の菓子の製法が風流堂に蓄積されていきました。

【スケジュール】

※スケジュールは変更の可能性があります

9月4日(水)8:30  現地集合(松江駅)

午前  (株)オネスト訪問 石碕社長(校友)の講話と懇談

午後 皆美佳邦氏(皆美グループ代表取締役)の講話

地元校友会島根県支部の皆さんと懇談会

9月5日(木)

午前  風流堂 内藤守氏((有)風流堂代表取締役)訪問菓子作り体験・講話

午後 大田健司氏((一社)夢ランドしらさぎ振興事業団常務理事)訪問・講話

   市役所時代のご経験と鷺の湯温泉

9月6日(金)

午前  上田恭己氏(松江栄養調理製菓専門学校理事長兼校長)訪問と講話

島根県で最も古い専門学校。地域社会に基盤を持つ多くの調理師を輩出。

午後 国宝松江城訪問、堀川めぐり体験 宍道湖夕景見学。

9月7日(土)

10:00~ 石碕社長との総括会 【(株)オネスト会議室】

※学生発表(滞在中に感じたこと、分かったこと、今後への提言など)

11:15 現地解散

【地方創生と早稲田大学】

早稲田大学には現在約5万人の学生が在籍していますが、そのうち約1万5千人が1都3県以外からの学生、2019年度現在で約7,900人が外国人学生と、日本において多様性やグローバル化が最も進んでいる大学の一つです。

地方から本学に入学し、卒業後、地元を含めた地方で活躍するために、学生が本学の地域連携の取り組みや地方体験をし、卒業後、UIターン就職や地方活性化に通じる起業等で地方に貢献する。このような人材の育成・輩出は、本学が担うべき重要な責務のひとつと考えています。

地方創生が国家的な重要課題として位置付けられる中で、本学では国内外のさまざまな地域と連携し、地域課題の解決に取り組んでいます。

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