中国・潮州の農村活性化に貢献する特殊茶産業

潮州市人民政府広報部

 

中国広東省潮州市潮安区にある鳳凰単叢茶のための

省現代農工業団地で乾燥される茶葉=空撮

 

 

AsiaNet 84303 (0894)

 

【潮州(中国)2020年6月10日新華社=共同通信JBN】中国広東省の潮州市でこのほど、第1回International Tea Day(国際お茶デー)にちなむオンライン・プロモーションイベントが開催された。

 

潮州は霧に包まれた鳳凰山を誇りとしており、そこには鳳凰町の集落があって茶農家数万人が忙しく茶畑を行き交っている。ここの人々は山奥に住み、かつて近隣町民から常に遠ざけられるほど貧しかったが、今では暮らしが豊かになった。その秘密は全て、山一帯に植えられている「単叢」(1株の意味)という名のウーロン茶から来ている。

 

潮州市人民政府広報部によると、潮州は茶の栽培を文化観光と統合し、標準栽培と茶畑の現代的な運営水準を向上させている。大勢の観光客来訪で、鳳凰単叢茶の包括的収益が増大している。このお茶は1株ごとに植えられ、別々に採取、加工される。長持ちする香り、甘くまろやかな味わい、優れた後味から、茶の愛好家が高く評価している。

 

よく知られた歴史文化都市の潮州は、由緒ある歴史、独特で豊かな文化、絶妙な職人技、美しい光景によって、中国内外の観光客を引き付けている。観光客はこの都市で、香りと風味が残る功夫茶を試飲し、潮州刺繍・陶器などの工芸品を鑑賞し、広済橋などの史跡を訪問して、潮州文化独特の魅力を感じることができる。

 

鳳凰単叢茶産業は近年急成長し、潮州の主要農産品の1つになった。茶畑が7万ムー(約4666.7ヘクタール)を超え年産約10億元の鳳凰町は、茶の中心的な生産地である。

 

茶農家は伝統栽培のほか、政府の産業近代化の呼びかけに応じ、新しいアイデアと変革も模索している。「ポスト1980世代」の茶農家、ファン・ユアンジさんは9世代連続で茶の栽培に従事してきた一族の出身。先代の伝統栽培、卸売り方式とは異なる科学的な植栽・運営法を採択して単叢茶の品質を高め、世紀ブランドの構築を希望している。両親が残した古い茶の木と生産技術の継承に基づくものである。

 

現在、鳳凰単叢茶のための省現代農工業団地の建設が進展している。茶取引市場のほか、茶文化スペースや無形文化遺産の継承、功夫茶の技術トレーニングなども計画されている。茶は地元住民を豊かにしており、鳳凰町は科学技術によって農業を繁栄させ、農民を豊かにする道に乗り出した。

 

鳳凰町のファン・ジガン党書記は「鳳凰町の茶産業は第一次産業の品質開発、強化、向上を追求するほか、第二次・第三次産業と結びつけて総合的な開発も行う」と語り、茶と観光を特色とする独自の町を創出することによって、第二次・第三次産業も向上すると胸を張って説明した。茶畑は公園に転換され、農民は投資家になる。このようにして、エコロジーはよく保護され、農家の収入は増大し、農村の特徴的産業は活性化される。

 

ソース:The Information Office of the People's Government of Chaozhou Municipality

 

 

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(写真説明:中国広東省潮州市潮安区にある鳳凰単叢茶のための省現代農工業団地で乾燥される茶葉=空撮)

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中国広東省潮州市潮安区にある鳳凰単叢茶のための省現代農工業団地で乾燥される茶葉=空撮

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