Shanghai Electricがタール・ブロック1統合石炭火力発電プロジェクトの進展を加速
Shanghai Electricチームは空港ターミナルに集合し、カラチへの展開の旅の前に別れを告げた
AsiaNet 85223 (1382)
【上海2020年8月21日PR Newswire=共同通信JBN】中国・パキスタン経済回廊(CPEC)の主要なエネルギープロジェクトであるThar Block-1 Integrated Coal Mine Power Project(タール・ブロック1統合石炭火力発電プロジェクト)の進展を加速するための支援の一環として、Shanghai Electric(上海電気)と中国国際航空(エアチャイナ)が手配したチャーター機が8月4日、パキスタンに向け数百人のShanghai Electricの従業員、エンジニア、マネジャーで構成する建設チームの第1陣を乗せて上海浦東国際空港を離陸した。
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このプロジェクトの建設工程はパンデミックにより引き起こされた旅行制限により中断されてきた。旅行制限の結果、労働者がパキスタンに入国することが困難となり、その結果建設現場の労働力の大幅な不足を招き、プロジェクト全体の進展を遅らせた。ドバイやパネエボの建設計画も同様の課題に直面している。
上海市政府の支援と指導を得て、Shanghai Electricは中国国際航空と連携して、3つの主要プロジェクトの進展を加速するため、何千人もの技術スタッフと管理スタッフ用に複数のチャーター機を手配した。すべてのフライトは、全建設要員の安全を保障するため旅行中を通じ最高の保健および安全対策を講じて運航される。個人用防護用具、日用品、事務用品、救急医薬品など4トンを超える補給物資の第1陣も目的地に発送された。
一行は8月4日、カラチ(ジンナー)国際空港で同社担当者に迎えられ、COVID-19パンデミックの発生により帰国が遅れていた現地の中国人エンジニアおよびマネジャーと交代する。すべての建設要員は到着の際に現地の規則に準拠した検疫措置に従う。建設工程はパンデミック対策ガイドラインに則して運用する必要があり、感染防止措置がShanghai Electricにより導入されており、バイオセキュアな作業環境を創出し、現場のすべての労働者の安全と健康を保護している。
パキスタン・シンド州南東部のタール砂漠に位置するタール・ブロック1統合石炭火力発電プロジェクトは面積9000平方キロメートル超で、炭鉱は年産780万トン生産能力があり、660メガワットの2基の石炭火力発電プラントはパキスタンの400万世帯に低価格で信頼性の高い電力を供給することができると期待されている。
Thar Coal Block-1 Power Generation Company (PVT) Ltd(Shanghai ElectricのパキスタンにおけるSPV)のエグゼクティブディレクターであるSong Zaile氏は「『一帯一路』構想とCPECの両方の優先プロジェクトとして、タール・ブロック1統合石炭火力発電プロジェクトの完成はパキスタンのエネルギー開発を促進するのに大変役立つことになろう。しかしながら、COVID-19は建設作業に前例のない困難をもたらした」と述べた。
同氏は「この課題に対処するため、われわれは、この世界的な保健危機によって引き起こされた混乱を最小限に抑え、現場でのウイルス感染を防止するための強化されたパンデミック防止対策を採用するために多くの面で取り組んできた」と付言した。
ソース:Shanghai Electric
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(写真説明:「Shanghai Electricはこの困難を乗り切るためパキスタンと手を携え、中国国際航空はタール統合石炭火力発電プロジェクトを支援する」というバナーを掲げ、Shanghai Electricチームは空港ターミナルに集合し、カラチへの展開の旅の前に別れを告げた。)
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