電通、ベクトルとスタートアップ支援で業務提携

成長の加速化を支援する「Rapid Socializing」プログラムを提供開始

電通

2020年9月17日

株式会社 電通

 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)は、株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役:長谷川 創)と共同で、スタートアップ企業の事業成長の加速化を支援するプログラム「Rapid Socializing」の提供を9月23日より開始します。第一段階としてベクトルが出資するスタートアップ企業に対して、ファイナンスや営業支援等だけでなく、サービスや製品の価値、企業が伝えたい思いを言語化・ブランティングする支援を行い、順次プログラムの提供先を拡大させる予定です。

 

 Rapid Socializing(以下、本プログラム)は、電通・ベクトル両社が各専門領域のソリューションを組み合わせて提供することで、事業成長の加速のエンジンとなる(企業)ブランドの早期確立と、そのブランドに基づいた継続的なコミュニケーションをサポートするプログラムです。

 

 スタートアップ企業のサービスや製品は、その新規性ゆえに伝わりにくいケースも多く存在します。また企業として伝えたいポイントの整理がなされていないために、メッセージや価値そのものが理解されにくいケースもあります。本プログラムでは、電通のクリエーティブ・ディレクターを1社につき1名任命(1社1CD制)します。クリエーティブ・ディレクターがCEOと対話を重ね、サービスやプロダクトの価値や企業のミッションやビジョンの言語化、ステートメントの策定を実施。経営哲学や存在意義を社会に向けてコミュニケーションすることで、Social Awareness(社会的認知)の獲得を狙います。さらに、その哲学や存在意義に基づいたコミュニケーション施策を実施することで、認知向上および継続的なブランド構築を行います。明確なクリエーティブディレクションのもと、ベクトルがPRコミュニケーションの立案・実施に参画するとともに、ファイナンス、人事などのバックオフィス、営業活動支援等も行います。

 

 

 築かれたブランドはプロダクトやサービス、事業全体の成長を大きく促します。戦略設計のみならず、スタートアップ企業の内外を鑑みた統合的コミュニケーション施策というアウトプットをCEOに伴走するクリエーティブ・ディレクターが行うことで、社会におけるポジションを明確化しブランドの育成・強化を実現します。

 

 電通とベクトルの両社は、本プログラムを通じて世の中へ新しい価値やサービスを提供するスタートアップ企業が事業成長に集中できる環境整備を行ってまいります。

 

                                              以上

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