サービスロボット過去最高:全世界での売上高が32%増加-国際ロボット連盟による報告書

International Federation of Robotics

AsiaNet 86318

 

サービスロボット過去最高:全世界での売上高が32%増加-国際ロボット連盟による報告書

 

フランクフルト2020年10月28日/PRNewswire/ -- 専門サービスロボットの販売額は全世界で32%増の112億米ドル(2018~2019年)となりました。新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行が市場をさらに押し上げるでしょう。この傾向の一例として、ロボットによる消毒ソリューション、工場および倉庫におけるロボット物流ソリューション、または宅配用ロボットに対する高い需要が挙げられます。これは、国際ロボット連盟(IFR)が発表した「World Robotics 2020-サービスロボット」の報告書によるものです。



 金額で見ると、医療用ロボットの売上が2019年の専門サービスロボットの売上高の47%を占めています。これは主に、この分野で最も高価なタイプであるロボット手術システムが牽引した結果です。売上高は28%増の53億米ドルと過去最高を記録しました。2022年までには、医療用ロボットの売上高は113億米ドルに達し、2倍以上になる可能性があります。医療用ロボットの約90%はアメリカおよびヨーロッパのサプライヤーからのものです。

 

専門サービスロボット-物流

 

物流ロボットの販売またはリースの市場価値は、110%増の19億米ドルとなりました。

 

自律移動ロボットは、今日のスマートファクトリーの一部となっています。そのため、年間40%を超える継続的かつ強力な売上高の成長が見込まれています。「製造工程における物流用のサービスロボットへの投資は、すぐに償却されます」とIFRの会長であるミルトン・ゲリー氏は述べます。「24時間稼働を想定した場合、物流用サービスロボットへの投資は2~3年以内に返済され、大抵の場合はもっと早く返済できるでしょう。15年の寿命と考えると、運用コストは年間投資額の5%程度となります。高度に開発されたシステムでは、98%以上の稼働率を得ることもよくあることです。」

 

個人および家庭用ロボット

 

大量生産される個人および家庭用のサービスロボットは、主に家庭用ロボットの分野となります。これには、掃除機および床掃除ロボット、芝刈りロボット、または娯楽ロボットが挙げられます。個人および家庭用のサービスロボットは、2019年の販売台数が34%増の2,320万台を超えました。金額は20%増の57億米ドルでした。

 

国際ロボット連盟の会長であるミルトン・ゲリー氏は、「専門サービスロボットおよび個人用サービスロボットの売上が今後も堅調に増加していくと予想しています」と述べています。

 

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(日本語リリース:クライアント提供)

 

 

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