オービックシーガルズが富士通の5連覇阻む7年ぶり9度目の社会人制覇 第74回ライスボウルへ

オービックシーガルズが富士通の5連覇阻む7年ぶり9度目の社会人制覇 第74回ライスボウルへ

2020年12月15日

公益社団法人日本アメリカンフットボール協会

 

 

 

 

 

 

 

 

報道関係各位

 

オービックシーガルズが富士通の5連覇阻む7年ぶり9度目の社会人制覇  第74回ライスボウルへ

アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第74回ライスボウル』

2021年1月3日(日)、東京ドームにおいて開催

 

 12月15日(火)、第34回ジャパンエックスボウルが行われ、オービックシーガルズが13対7で富士通フロンティアーズを破り、7年ぶり9度目の優勝を飾った。勝ったオービックは、2021年1月3日(日)、東京ドームにおいて開催されるアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第74回ライスボウル』への出場権を獲得し、大学生王者の関西学院大学ファイターズと対戦する。

 

 4年ぶり5度目の顔合わせとなった今年の社会人頂上決戦。先制したのは、2013年以来の王座奪還を狙うオービックだった。オービックは第1Q終盤に自陣22ヤードまで攻められるも、高橋悟が富士通レシーバーと競り合ってボールが浮いたところをDBブロンソン・ビーティーがインターセプト。この好機に、QBジミー・ロックレイが敵陣44ヤードから、フィールド中央をエンドゾーンへ向かって走るWR西村有斗へロングパス。西村がこれを好捕してゴール前1ヤードまで迫ると、RB李卓が中央からエンドゾーンへ突っ込み7点を先取した。

 

なおもオービックは、自陣27ヤードから開始したドライブでは、QBロックレイとTEホールデン・ハフのホットラインが開通して敵陣まで侵入。ここから、ハフと李が連続でファンブルするも、2つともビデオ判定の結果いずれも判定が覆る。2度も命拾いしたオービックは、李がこの日2つ目のタッチダウンランを決めて加点。しかし、トライフォーポイントはブロックされてしまい、得点は13対0でオービックのリード。

 

前半のうちに少しでも得点を返したい富士通は、RBサマジー・グラントのランとQBマイケル・バードソンのパスを軸に攻撃を展開して敵陣まで侵攻。ゴール前12ヤードの場面でQBバードソンが、左コーナーへ走りこんだWR松井理己へパス。身長185センチのレシーバーは長身を生かして相手守備と競り合いながらもナイスキャッチ。富士通は第2Q終盤にタッチダウンを返して、前半を折り返した。

 

後半はお互いのディフェンスが踏ん張り、両軍ともに無得点。勝負の行方は最終Qに持ち越される。

 

前人未到の5連覇を狙う富士通は、第4Qに守備で出場していたトラショーン・ニクソンのランやQBバードソンのパスなどで着実にボールを進めて、ゴール前2ヤードまで侵入。しかし3度の攻撃を阻まれ、迎えたフォースダウン1ヤードの場面。ギャンブルを敢行する執念を見せて、QBバードソン自ら中央を突っ込むも、わずかに足りずターンオーバーとなり絶好の得点機を逃した。

 

続くオービックの攻撃はパントで終わり、試合時間残り1分31秒。富士通が自陣22ヤードからの攻撃を開始すると、QBバードソンのパスを軸に徐々にオービック陣内へ侵攻する。そして、QBバードソンからWR松井への17ヤードパスが通り、エンドゾーンまで6ヤード。松井はサイドラインに出たため時計が止まり、残り2秒。タッチダウンとトライフォーポイントが決まれば富士通の逆転勝利となる場面だったが、QBバードソンがタッチダウンを狙ったWR宜本潤平へのパスをオービックDB久保颯が値千金のカット。この瞬間、オービックの7年ぶりのJXB制覇が決まった。

 

 なお、この試合の最優秀選手には、ラン21回で111ヤード、2TDを記録したオービックのRB李が選出された。

 

 ジャパンエックスボウルを制し、社会人王者に輝いたオービックは、社会人代表チームとして、2021年1月3日(日)、東京ドームで行われるアメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第74回ライスボウルの出場権を獲得。13日(日)に行われた第75回甲子園ボウルで日本大学フェニックスを破り、学生代表チームとして出場する関西学院大学ファイターズとアメリカンフットボール日本一の座をかけ、対戦する。

 

 

オービックシーガルズ 大橋誠ヘッドコーチ

今シーズンは色々なことがありましたので、そんな中でもスポンサーさんはじめファンのみなさんがオービックシーガルズをしっかり愛して支えてくださりました。そして、協会関係者のみなさんが諦めずに大会を催してくれて、今はそこへの感謝が一番強いです。

この勝利は7年間苦しんできたコーチ、スタッフ、選手の力がやっと結実した形です。彼らの気持ちが結実したことに対しての喜びが一番強いです。

 

富士通フロンティアーズ 山本洋ヘッドコーチ

最後まで競ったゲームになったのですが、要所できっちりとスコアを決めきれることができませんでした。なかなか思うようなオフェンスを展開できなかったことで、このような苦しい展開になってしまいました。オフェンスのテンポを出そうと思ってテンポを出せるようなプレイコールを出していたのですが、ランパス共になかなか精度が低かったです。

 

 

 

 

 

 

アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第74回ライスボウル

記者発表会

(日   時)      2020年12月16日(水)  記者発表会     : 13:00から

 

(会   場)      ウエブ開催記者発表会 ZOOMを利用したウエブ開催になります。

              申請を頂きました方々に参加IDを個別にお知らせしております。

 

(出   席)      学生代表チーム:甲子園ボウル勝者関西学院大学の監督・主将

社会人代表チーム:ジャパンエックスボウル勝者※の監督・主将

※富士通フロンティアーズとオービックシーガルズの勝者

 

 

 

 

 

 

 

大会実施要項

 

(名  称)  アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第74回ライスボウル

 American Football Japan Championship, Rice Bowl 74 by Prudential

 

(主  催) 公益社団法人日本アメリカンフットボール協会、朝日新聞社

(主  管) 日本学生アメリカンフットボール協会

         一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(運営協力) 一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟

        一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(後  援)  スポーツ庁、アメリカ大使館、日刊スポーツ新聞社、日本放送協会(NHK)

(特別協賛) プルデンシャル生命保険株式会社

(協  力) 株式会社東京ドーム他

(日  時) 2021年1月3日(日)  試合開始 15:00  (開場11:00)

(場  所) 東京ドーム

(試  合) 学生代表チーム(一塁側) VS 社会人代表チーム(三塁側)

(出場資格) 学生は東西学生王座決定戦「甲子園ボウル」における勝利チーム※

        社会人は日本社会人選手権「ジャパンエックスボウル」における優勝チーム※

             ※勝利チームが出場できない場合はそれに代わるチームが出場する

(競技規定) 1.2020年度公益社団法人日本アメリカンフットボール協会競技規則による

       2.勝敗が決定しない場合は、両者優勝とする

         3.本競技会では日本アンチ・ドーピング規程に基づくドーピング検査が行われる

(入 場 料) 指定席(バルコニー席):当日券\5,500(前売り\5,000)

         指定席(A指定):当日券\4,000(前売り\3,500)

         指定席(B指定):当日券\3,500(前売り\3,000)

指定席(C指定):当日券\3,000(前売り\2,500)

        ※全席指定、大会プログラム無料配布 

(発売期間) 2020年12月10日(木)―2021年1月3日(日)

(発売場所) チケットぴぁ:https://w.pia.jp/t/ricebowl/  Pコード [847-733]

ローソンチケット:https://l-tike.com/sports/ricebowl/  Lコード [30103]

CNプレイガイド:http://www.cnplayguide.com/rb74/  電話オペレート:0570-08-9999

セブンチケット:http://7ticket.jp/ [発売開始12月16日(水)より]

イ―プラス:https://eplus.jp/ricebowl/  

※GoToイベント事業対象(購入方法によっては対象外になることがあります)

(テレビ放映) NHK BS1 2021年1月 3日(日) 15:00〜試合終了まで

(問合せ先) ライスボウル実行委員会(日本アメリカンフットボール協会)

 03-5843-0482 (担当)渡邊、武居

(スケジュール)  11:00 開場(ゲートオープン)

           11:30 女子タッチフットボール全日本王座決定戦 第26回さくらボウル

           15:00 ライスボウル

                国歌独唱およびハーフタイムショー:クリス・ハート

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付ファイル

プレスリリース添付画像

優勝を決めたオービックシーガルズ

21回のキャリーで111ヤードをゲインしたオービックRB李卓

RB李卓はこの試合のMVPに輝いた

富士通のQBバードソンとRBグラント

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