学生対象の日本最大級のファッションコンテスト「第20回YKKファスニングアワード」 グランプリ・各賞発表

グランプリは名古屋モード学園 太田三稜(おおたみくり)さんと上田安子服飾専門学校 佐竹剛(さたけごう)さん

YKK

2020年12月18日

YKK株式会社

 

 

アパレル業界で活躍を目指す学生対象の日本最大級のファッションコンテスト

「第20回YKKファスニングアワード」 グランプリ・各賞発表

   ~ 応募総数5,865点から、受賞作品8点を決定

グランプリは名古屋モード学園 太田三稜(おおたみくり)さんと上田安子服飾専門学校 佐竹剛(さたけごう)さん~

 

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明、以下YKK)とYKKスナップファスナー株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:河野俊樹)は、学生対象のファッションデザインコンテスト「第20回YKKファスニングアワード」(以下 本コンテスト)において、応募総数5,865点(アパレル部門4,398点、ファッショングッズ部門1,467点)のなかから、審査の結果、グランプリ各部門1点、優秀賞各部門1点、特別賞各部門2点の計8点の受賞作品を決定しました。グランプリ作品は、アパレル部門では、樹脂バックル(LB-FR)の取り外し機能を活かし作品に「遊び」を生み出した「ACCEPTANCE」、ファッショングッズ部門では、様々なシーンで使用できる機能性とファッション性を兼ね備えた「AVES」が受賞しました。ファスナー・バックル・スナップ&ボタンの新たな可能性を示した作品がグランプリとして選ばれました。

 YKKは、今後も本コンテストの開催を通じて未来を担う学生の作品制作機会を創出し、教育活動とアパレル業界の発展に寄与してまいります。

 

■グランプリ受賞作品

グランプリ受賞作品 アパレル部門

 

作品名:ACCEPTANCE

学校名:名古屋モード学園 太田三稜

作品解説:パーツ毎に樹脂バックル(LB-FR)を用いて留めつける箇所、留め付けない箇所の間には『遊び』が生まれる。その“遊び”を生み出すバックルの新しい価値を提案します。

審査員コメント:受賞理由は、まず作者の感性の高さと、作品の完成度の高さである。作者の言う«遊び»を生み出す樹脂バックル(LB-FR)を活かした表現は、日本の文化における«間»の美しさにも重なり、身体と服に余韻や解放を与え、作品に知性や現代性をもたらしている。この作品を見て「この作者の次の作品を見てみたい!」と、素直に思わされた。

 

 

グランプリ受賞作品 ファッショングッズ部門

 

作品名:AVES

学校名:上田安子服飾専門学校 佐竹剛

作品解説:山や日常で起こりうる災害や山岳遭難。「死」という最悪の事態があり得ることを決して忘れてはいけない。アウトドアでのテクニカルな機能と命を守る機能を日常でも使えるようファッション性を含めたデザインにしました。

審査員コメント:非常にファンクショナブルなアイテムであると同時にファッション性も兼ね備えた作品であり、今の時代にフィットしている。また、自然災害などのアクシデントに遭った際にも、ユーザーを精神的に支えるモチベーションツールとしても機能する点は、単に用途があるという以上に重要な点である。コロナ禍でも、このように才能溢れる前向きなクリエイティビティーに出会えたことにはとても将来性を感じている。

 

■「YKKファスニングアワード」受賞作品・入選作品発表

 各受賞作品の魅力を、YKKファスニングアワード Webサイトの「第20回 YKKファスニングアワード」入選作品発表ムービーで細部までご覧ください。また、同サイトでは、受賞作品の写真も公開しています。12/25(金)には、受賞者8名の喜びの声や作品に対する思い、審査員による総評をムービーで公開する予定です。

・YKKファスニングアワード Webサイト URL:https://www.ykk.co.jp/fa/index.html

・「第20回 YKKファスニングアワード」入選作品発表ムービー 

  URL:https://www.ykk.co.jp/fa/award/result/#r-movie

 

【YKK株式会社 代表取締役社長 大谷裕明 コメント】

 今年でYKKファスニングアワードは20周年を迎えました。コロナ禍における開催は社内でも議論しましたが、開催を決定しました。その結果、5,800名を超える皆様にご応募いただきました。多くの方から「開催されてよかった」とお言葉をいただき、弊社としてもありがたく、励みになりました。応募学生の皆さんは例年と異なる環境となり、作品を制作する過程で多くの困難があったと推察されますが、それを感じさせない独創的で素晴らしい作品が非常に多かったことはなによりも素晴らしく感じています。

 

【第20回開催にあたり】

 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から例年通りの開催が難しい状況でしたが、近年学生向けのコンテストが減るなかで作品制作機会を創出し続けていくためにも本コンテストの継続を決定し、第20回を開催しました。記念すべき第20回では、副賞としてJUKI株式会社より職業用ミシンの最高峰モデルと、株式会社アーバンリサーチよりアーバンリサーチ店舗(表参道・京都)にて作品を展示する機会をご提供いただきました。

 

■第20回記念副賞

●グランプリ副賞:JUKI製ミシン(協力:JUKI株式会社)

 


副賞提供のきっかけ

JUKI株式会社とYKK株式会社は、2017年1月より両社の有する技術・知識を活用したミシンやファスニング製品の共同開発を進めています。そのご縁から、より魅力的な副賞としてJUKI製ミシンをご提供いただけることになりました。

製品紹介:HY-SPEC(SL-700EX)

工業用ミシンの技術を取り入れた縫いの安定感と家庭用ミシンの手軽な操作性を兼ね備えた「職業用ミシン」の最高峰です。柔らかい薄地から、皮革や帆布などの厚地まで、生地を選ばず美しく仕上げられ、芸術性の高い作品を具現化します。

https://www.juki.co.jp/household_ja/products/list/semipro/sl700ex.html

 

●グランプリ・優秀賞副賞:アーバンリサーチ店舗にて作品展示(協力:株式会社アーバンリサーチ)

 

アーバンリサーチ(表参道店)

 

アーバンリサーチ(京都店)

 

副賞提供のきっかけ

審査員の株式会社アーバンリサーチ 村手様ご提案により、受賞作品をより多くの方にご覧いただけるよう1月下旬に表参道・3月初旬に京都の店舗にて両部門のグランプリ・優秀賞受賞作品を展示します。

株式会社アーバンリサーチ 

「DESIGN YOUR LIFE STYLE」をテーマに、様々な都市をリサーチし、カジュアルテイストをベースに世界中からデイリーウェアーやドレス、ライフスタイル雑貨までをセレクト。フレキシブルに今の空気をモノやカルチャーに乗せて伝える SPECIALITY SHOP。

http://www.urban-research.co.jp/

 

【審査員】

 

(写真左から)

坂口英明 デザイナー/モデリスト

舘鼻則孝 アーティスト 

冨永愛  モデル 

廣川玉枝 ソマルタ クリエイティブディレクター/デザイナー

藤田恭一 デザイナー 

村手謙介 アーバンリサーチ バイヤーズセレクト ブランドディレクター

 

■開催の目的

 YKKファスニングアワードは、以下3点を主な目的として開催しています。

①ジャパンオリジナルの発信によるアパレル業界への貢献

②作品制作機会創出とアパレル・ファッション業界のプロフェッショナルとの接点を提供することによる学生支援

③本コンテストを通じたYKKファンづくりによるブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出およびファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込められたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見出していくこと

 

   

 

 

 

                                                             

 

 

 

 

 

                                                                  

 

 

 

 

 

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

グランプリ受賞作品 アパレル部門

グランプリ受賞作品 ファッショングッズ部門

グランプリ副賞:JUKI製ミシン

グランプリ・優秀賞副賞:アーバンリサーチ店舗にて作品展示(京都店)

グランプリ・優秀賞副賞:アーバンリサーチ店舗にて作品展示(表参道店)

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