裁判所がイルミナの訴訟でMGIの修正申し立てに同意
AsiaNet 88211 (0405)
【サンフランシスコ2021年2月24日PR Newswire=共同通信JBN】米連邦カリフォルニア北部地方裁判所の判事は、イルミナ(Illumina)が2020年2月にMGIを提訴した特許侵害訴訟(Case No. 20-cv-01465)に新たな不公正行為の抗弁を加えるMGIの修正申し立てに同意した。
MGIは、この特許審査手続き中にイルミナがTerez KovacsとLaslo Otvos(「Kovacs」)の論文(注)への言及開示を故意に避けた、または怠ったと申し立てている。Kovacsは7,541,444特許の考案者2人がヌクレオシドをヌクレオチドに変えるために利用したのと同じ方法を明らかにしており、また、当業者(POSITA)がヌクレオシドをヌクレオチドに変える動機付けとなるから、Kovacsへの言及は極めて重要だと、MGIは主張する。
裁判所の命令は、MGIは合理的な注意を払って行動しており、修正はイルミナに過度に不利になることはなく、MGIが申し出た不公正行為の主張は適切な訴えの基準で明らかに無益ではないと判断し、MGIの修正の申し立てを認めている。
MGIはすでに、2021年1月に米国でイルミナに対する反トラスト法違反の訴えを起こした。カリフォルニアの連邦裁判所に最近提出された訴状は、MGIに対する違法で不正なやり方での少なくとも3件の特許侵害の主張を含む競争抑止的な行為の多くの事実を申し立てている。
▽MGIについて
BGI Groupの子会社であるMGI Tech Co., Ltd.(MGI)は、すべての人々に効果的で安価な医療ソリューションを提供することにコミットしている。MGIはその独自技術に依拠して、生命科学研究、薬物療法、医療を支援するシーケンシング装置、機材、消耗品、試薬を生産する。MGIのマルチオミクス・プラットフォームは遺伝子シーケンシング、医用画像を含む。同社の使命は、リアルタイムで包括的、永久的なソリューションを提供して、未来の医療のための先進的生命科学ツールを開発し、広めることである。詳細はhttps://en.mgi-tech.com を参照。ソーシャルメディアでつながるには:https://twitter.com/MGI_BGI または https://cn.linkedin.com/company/mgi-bgi をフォロー。
(注)表題「Simple Synthesis of 5-Vinyl and 5-Ethynyl- 2'Deoxyuridine- 5'- Triphosphates」の論文はTetrahedron Letters, Vol.29, pp 4525-4528, 1988 に掲載。
ソース:MGI Tech Co., Ltd.
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