ユニアデックス クラウドセキュリティーサービスの運用を一元化するUniadex CloudPas® MSSを提供開始

BIPROGY

 

2021年9月28日

ユニアデックス
クラウドセキュリティーサービスの運用を一元化する
Uniadex CloudPas® マネージドセキュリティーサービス(MSS)を提供開始

 

日本ユニシスグループのユニアデックスは、ゼロトラスト(注1)を実現するクラウドセキュリティーサービスの運用を一元化した「Uniadex CloudPas MSS」の提供を本日から開始します。

本サービスは、クラウドセキュリティーサービスの「認証基盤」「検知・防御」「利用状態の可視化」「ログ分析」の問い合わせ窓口や設定代行、リスク分析や情報セキュリティーポリシーの策定など、運用を一元化します。

本サービスを利用することでシステム運用負荷が軽減でき、DXなどへの新たな投資や本来業務に集中することが可能となります。

 

Uniadex CloudPas MSSの概要図

 

【背景】

働き方改革や災害時のBCP対策として有効なテレワークは、新型コロナウイルスの感染症拡大によって急速に普及が進みました。また、高度化するサイバー攻撃により社内であっても安全といえない状況になっており、ゼロトラストに基づく新しいセキュリティーアーキテクチャーに注目が集まっています。

 

一方で、システム所有からサービス利用へのシフトは引き続き大きな潮流となっており、クラウドサービスの導入が加速しています。特にクラウドセキュリティー対策は変化が激しく、新しい課題に応じて常に最新の対策が必要となり、情報システム部門は、そのたびに新しいツールの運用を習得していかなければなりません。また、その習得は個人に依存するため、担当者が変わるたびに新たに習得しなければならず、本来業務に割くべき時間が減ってしまっています。

 

ユニアデックスは、これまでオンプレミスベースのマルチベンダーサポートやセキュ

リティー運用サービスを提供してきましたが、その経験と知見をもとに、このたび

クラウドベースのセキュリティー製品に特化した運用サービスの提供を開始します。

 

Uniadex CloudPas MSSの概要と特徴】

ユニアデックスは、2019年4月からクラウドサービス利用環境を構築するためのクラウドセキュリティーサービス「Uniadex CloudPas(注2)」を提供しています。今回提供開始する「Uniadex CloudPas MSS」は、「Uniadex CloudPas」の機能に対するサポートデスク、設定代行から分析、ログ関連のレポートの運用をクラウドセキュリティーサービスの運用を一元化して提供するため、情報システム部門の運用負荷を軽減します。

セキュリティー人材不足の中で、自社の情報システムのみで運用することは大変厳しい状況です。お客さまは、本サービスを利用することでシステム運用負荷が軽減でき、DXなどの新たな投資や本来業務に集中することが可能となります。

 

サポートデスク
IDaaS(認証基盤)、Secure Gateway(検知・防御)、CASB(利用状態の可視化)、Cloud SIEM(ログ分析)などのクラウドセキュリティーサービスの一元的な問い合わせ窓口の提供

*具体的には「Zscaler」「Okta」「McAfee MVISION Cloud」「Sumo Logic」
  から開始し、対象製品を拡張していきます。

 

オペレーション
上記サービスの設定代行

*具体的には「Zscaler」のアカウント管理(ユーザー、グループ登録/変更/削除)、
URLフィルタリング登録、SSLスキャン解除FWポート、アプリケーションコントロール設定、「Okta」のSSO、LCM、MFA設定などから開始します。

 

クラウド分析
「McAfee MVISION Cloud」におけるシャドーITリスク分析レポート、ポリシー策定支援など

今後、以下のサービスも順次提供開始していきます。

 

サーバー運用代行
・各種サービスのオンプレミスサーバーの運用作業代行
・バージョンアップ、死活監視などを提供

ログ保管、分析、アラート、レポート
・「Sumo Logic」をベースにしたログ保管、分析、アラート通知の実施
・定期的にレポートを提供

 

【今後の展開】

ユニアデックスは、従来のマルチベンダー対応能力を生かしつつ、最新のクラウドセキュリティーツールの導入実績を積み上げてきました。

今後、さらに進化する技術にもいち早く対応し、運用サービスから得られるお客さまのシステム活用情報を洞察し、潜在的な課題を可視化することで、システムの最適化に向けた改善策を継続的にご提案する取り組みを進めていきます。ユニアデックスは、Uniadex CloudPas MSSの提供により、5年間で8億円の売り上げを目指します。

以上


1:ゼロトラスト

外部からだけではなく、内部からの通信も含め「すべてを信用しない」ことを前提に、重要な情報資産やシステムへのアクセスの正当性や安全性を検証し「不正アクセス」「標的型攻撃」「情報漏えい」などの脅威を防ぐ対策をするセキュリティーモデル

 

注2:Uniadex CloudPas

「認証基盤」「検知・防御」「利用状態の可視化」「ログ分析」の4つの機能を保有し、セキュリティーガバナンスやリスクマネジメントに配慮したセキュアなクラウドサービス利用環境を構築可能なクラウドセキュリティーサービス

 

 

■関連リンク

・クラウドセキュリティーサービス「Uniadex CloudPas」

 https://www.uniadex.co.jp/solution/security/

 

※Uniadex CloudPasは、ユニアデックス株式会社の登録商標です。

※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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