MedigenのMVC-COV1901をWHOのCOVID-19 Solidarity試験ワクチンに選定

Medigen Vaccine Biologics Corporation

AsiaNet 92618 (2624)

 

【台北2021年10月27日PR Newswire=共同通信JBN】Medigen Vaccine Biologics Corp(MVC)(https://www.medigenvac.com/public/ )のワクチン候補MVC-COV1901が、独立したワクチン優先順位付け諮問グループにより、世界保健機関(WHO)のSolidarity試験ワクチン(STv)に含めるよう推薦された。この外部諮問グループが約20のワクチン候補を審査した結果、MVCのワクチンがこのグローバル試験に参加する2つのワクチンのうちの1つに選ばれた。

 

WHOの発表(https://www.who.int/news/item/26-10-2021-who-statement-on-solidarity-trial-vaccines )は、試験を進捗させるためのWHO倫理審査委員会の承認、コロンビア、マリ、フィリピンの関連規制当局および倫理委員会の承認を経て行われた。各臨床施設、各国の治験責任医師および研究チームは、本試験に参加するボランティアの募集を開始した。

 

これは、世界中の人々をCOVID-19から守るために必要なワクチンのより大きなポートフォリオづくりに寄与する、有望な新規ワクチン候補の有効性と安全性を迅速に評価するための、国際的な無作為化臨床試験プラットフォームである。

 

MVCは、壊滅的なパンデミック終息の一助となるソリューションが生み出せることを期待しつつ、2020年2月に独自ワクチンの開発を開始した。MVC-COV1901は、組換えS-2P抗原にDynavaxが提供するCpG 1018と水酸化アルミニウムをアジュバント添加したサブユニットワクチンである。

 

Medigen Vaccine Biologics CorpのCharles Chen副社長兼最高経営責任者(CEO)は「COVID-19に対するWHOの国際Solidarity試験ワクチンの1つに選ばれたことに、大変感謝している。当社は、副作用が少なく、ウイルスの悪影響から人々を積極的に守るワクチンの設計に取り組んできた。これまでのところ有望な結果が得られており、WHOと参加国が実施する国際臨床試験が、患者数の増加を抑制する一助となるよう期待している」と語った。

 

パンデミックとの戦いは依然、続いており、効果的なワクチンのニーズは依然として高い。MVCは、同社には世界的な予防達成に貢献できる能力、インフラ、専門知識があると確信している。

 

▽MVC-COV1901について

MVC-COV1901は、Dynavax(https://www.dynavax.com/ )から提供されたCpG 1018(https://www.dynavax.com/science/cpg-1018/ )と水酸化アルミニウムをアジュバント添加した組換えS-2P抗原のサブユニットワクチンである。S-2P抗原は、米国立衛生研究所(NIH)(https://www.niaid.nih.gov/ )で開発された三量体のプレフュージョン安定化遺伝子組み換えスパイクタンパク質である。MVCは、米国立衛生研究所(NIH)ワクチン研究センターからS-2Pのグローバル技術ライセンスを取得している。MVCは、S-2Pプラットフォームをベースに、様々なアジュバントの大規模スクリーニングを実施、安全性と望ましい免疫原性特性が最適になるようMVC-COV1901ワクチンの組成を最終決定した。MVCは、MVC-COV1901の製造プラットフォームを立ち上げた。MVCの前臨床試験、第1相、第2相試験のデータによれば、MVC-COV1901は確固たる安全性と有望な免疫原性反応を示し、その結果、台湾では緊急使用許可(EUA)が認められており、引き続きグローバルな薬事承認を目指している。

 

▽Medigen Vaccine Biologics Corp.(MVC)について

MVCは、細胞ベースの技術を用いて新たなワクチンやバイオシミラーを開発しているバイオ医薬品企業である。台湾の自給自足を目標に掲げるMVCは、地域のニーズに合ったワクチンやバイオ医薬品の提供を目指すとともに、感染症の脅威に対してグローバルな貢献をしたいとも考えている。MVCのパイプラインには、エンテロウイルスEV71ワクチン、デング熱ワクチン、4価インフルエンザワクチンなどがあり、いずれも後期臨床段階に入っている。MVCの大規模製造施設は最先端で、国際的なPIC/s GMP要件に準拠している。詳細については、www.medigenvac.com を参照。

 

▽WHOメディア問い合わせ先

mediainquiries@who.int

 

▽Medigen問い合わせ先

Paul Torkehagen

Director, International Business Development

paul@medigenvac.com

 

▽投資家向け広報

ir@medigenvac.com

 

▽メディア問い合わせ先

Michelle Bridget

Continuum PR

+6012-697-7356

michelle.bridget@continuumpr.com

 

ソース:Medigen Vaccine Biologics Corporation

 

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