Nanoracks、Voyager Space、ロッキードマーティンがNASAから初の商用宇宙ステーション建設を受注

Voyager Space; Nanoracks; Lockheed Martin

AsiaNet 93452 (3083)

 

【デンバー2021年12月3日PR Newswire=共同通信JBN】

*スターラブは、宇宙経済が成長を続ける中、NASAの商用地球低軌道開発プロジェクトの基礎となる

 

Nanoracksは、Voyager Space、ロッキードマーティン(NYSE: LMT)と共同で、米航空宇宙局(NASA)の商用地球低軌道(LEO)開発プログラムの一環である商用宇宙ステーション「スターラブ(Starlab)」(https://nanoracks.com/starlab/ )の設計を行う1億6000万ドルの契約を受注した。スターラブは、商業宇宙経済を活性化し、国際宇宙ステーション(ISS)の退役前に科学や乗組員の能力を提供するというNASAの構想を可能にする。

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1585430/Voyager_Logo.jpg

 

Video - https://mma.prnewswire.com/media/1701496/Enter_a_title.mp4

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1701495/LM_logo.jpg

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1585431/Nanoracks_Logo.jpg

 

Nanoracks最高経営責任者(CEO)のAmela Wilson博士は「今日はNanoracksとスターラブ・チームにとって大きな節目だが、その影響は今回の受注にとどまらない。NASAが今回支持してくれたのは、宇宙への商用アクセスを確立し、30カ国の1300を超える商用実験・観測機器をISSに運んできた、Nanoracksの10年超にわたる努力の証だ。これは、LEOでの重要な研究や商業産業活動の可能性を大きく広げるチャンスだ。NASAと協力する3つの受注業者の1つに選ばれたのは光栄であり、当社の既存のグローバルな商業顧客ベースをスターラブに連れて行くのが待ち遠しい」と語った。

 

Nanoracksへの1億6000万ドルの初期発注は、2025年まで資金提供される航空宇宙契約を通じて行われる。NASAが提供するこの初期資金は、顧客の事前購入機会と官民パートナーシップによって補完される。スターラブはNanoracksが完全に所有し、2027年に初期運用を開始する予定で、これにより米国の事業体によるLEOでの継続的な人の滞在が実現する。NASAは、Nanoracksとの個別のサービス契約を通じて、スターラブの乗組員や実験・観測機器サービスを購入することができる。

 

Nanoracksは、ISSで他社にはできない商用経験を積んできた。Voyager Spaceの洗練された投資戦略と運用統合に関する専門知識、ロッキードマーティンのエンジニアリング知識と戦略的ビジョンが加わったスターラブ・チームは、将来のLEOの商業化に向け、圧倒的なプログラムを発表した。

 

宇宙ステーション、スターラブの基本要素は、ロッキードマーティンが設計・製造した大型の膨張式居住区、金属製のドッキング・ノード、電力・推進部、貨物や実験・観測機器サービス用の大型ロボットアーム、そしてジョージ・ワシントン・カーバー(GWC)サイエンスパークである。GWCサイエンスパークは、総合的な研究、科学、製造能力を備えた最先端の実験施設である。スターラブは、重要な科学・研究を行うため、最大4人の宇宙飛行士を継続的に受け入れる収容能力を備えたものになる。

 

ロッキードマーティンのLisa Callahan副社長兼商用民間宇宙本部長は「スターラブは、ロッキードマーティンの宇宙に関する豊富な専門知識と歴史、Nanoracksのイノベーション、Voyagerの金融知識の合同チームだ。このチームは、LEOへのアクセスを拡大し、斬新な商業宇宙経済を実現するというNASAの任務を支援する態勢が整っている」と語った。

 

Nanoracksは、ISSの商業利用の草分け兼グローバルリーダーとしての10年超にわたる経験を生かし、スターラブの開発を推進していく。また、Nanoracksの大株主であるVoyager Spaceは戦略と設備投資を主導、複雑な宇宙技術の開発と運用のリーダーであるロッキードマーティンは、新しい先進的な宇宙ステーションのテクニカル・インテグレーターとして役割を果たす。

 

Voyager SpaceのDylan Taylor会長兼CEOは「スターラブが宇宙の商業化に与える影響は決して小さくない。われわれは今日、宇宙ビジネスが具体的で、十分資金もあり、商業的に持続可能であるという、大きな経済的変化を目の当たりにしている。宇宙の探査には惑星が一丸となる必要があり、世界中の人々にスターラブの成功の一端を担ってもらいたい」と語った。

 

▽Nanoracks(ナノラックス)について

Voyager Spaceの傘下企業であるNanoracksは、世界有数の商業宇宙サービス・プロバイダーである。Nanoracksは、国際宇宙ステーションで自社のハードウエアを所有・運用しており、これまでに1300を超える研究実験機器の打ち上げ、300超の小型衛星の配置、Bishop Airlockの設置などを行ってきた。Nanoracksは現在、10年以上の経験を生かし、顧客のニーズに直接応える新しい商業宇宙システムを開発している。これらの宇宙システムには、商用ロケットの上段の2次プラットフォームへの機能的変換、居住可能な新たな宇宙ステーションの建設、実験・観測機器や乗組員用のエアロックシステムやサービスインフラの提供などが含まれる。詳細については、ツイッターで@Nanoracksのフォローを。

 

▽Voyager Space(ボイジャースペース)について

Voyager Spaceは、宇宙探査のグローバルリーダーである。Voyagerの長期的な使命は、人類が考え得るあらゆる宇宙ミッションを提供できる垂直統合型の上場ニュースペース企業を生み出すことである。同社の業界初のモデルは、従来の民間資本モデルを恒久的な資本を提供する長期的アプローチに置き換えることで、商業宇宙企業の成長ニーズをサポートできるよう独自の工夫が凝らされている。Voyager Spaceの詳細については、https://voyagerspace.com/ にアクセスし、Twitterで @VoyagerSH ( https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3377906-1&h=3735798993&u=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FVoyagerSH&a=%40VoyagerSH ) のフォローを。

 

▽ロッキードマーティン(Lockheed Martin)について

メリーランド州ベセスダに本社を置くロッキードマーティン(NYSE: LMT(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3377906-1&h=1136456614&u=https%3A%2F%2Finvestors.lockheedmartin.com%2F&a=LM ))は、全世界に約11万4000人の従業員を擁し、高度な技術システム、製品、サービスの研究、設計、開発、製造、統合、維持を主な業務とする、グローバルなセキュリティー・航空宇宙企業である。同社全体の最新の発表やニュースは、Twiiterで@LMNews (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3377906-1&h=2306180392&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D3176710-1%26h%3D2752924804%26u%3Dhttps%253A%252F%252Ftwitter.com%252Flmnews%26a%3D%2540LMNews&a=%40LMNews )のフォローを。

 

ソース:Voyager Space; Nanoracks; Lockheed Martin

 

▽メディア問い合わせ先

Nanoracks

D'Mani Harrison-Porter

dharrison-porter@nanoracks.com

 

Voyager Space

Abby Dickes

abby.dickes@voyagerspace.com

 

Lockheed Martin

Gary Napier

gary.p.napier@lmco.com

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中