リオンサービスセンター株式会社がISO/IEC 17025認定を取得

音響測定器の校正事業者として国内初

リオン

                                        2021年12月10日

 

リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:清水健一)は、グループ会社であるリオンサービスセンター株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:瀬下正明)が2021年12月3日に「試験所が正確な結果を出す能力」に関する国際規格であるISO/IEC 17025の認定を取得したことをお知らせします。サウンドレベルメータ及び音響校正器のメーカーの校正事業者として国内で初めて認定されました。

 

ISO/IEC 17025は試験所・校正機関が正確な測定や校正結果を生み出す能力があるかを第三者認定機関が認定する規格であり、製品検査や分析・測定などを行う試験所及び計測機器の校正業務を行う校正機関に対する要求事項が定められています。認定を受けた機関は、製品管理・品質管理を行う上でのマネジメント力と信頼性のある試験・校正結果を生み出す技術力が国際的に認められたことになります。


リオン及びリオンサービスセンターはサウンドレベルメータ及び音響校正器の音圧レベルに関するJCSS校正サービスを実施しておりましたが、今回の認定により、サウンドレベルメータ及び音響校正器の各IEC規格の定期試験で要求されるすべての項目について、ISO/IEC 17025認定校正が実施できるようになりました。

 

一例として、電気自動車やハイブリッド自動車には、歩行者に車両の接近を知らせるために走行音を発生させるシステムを搭載しています。この走行音が適正な大きさであるかを確認する際に使用するサウンドレベルメータ及び音響校正器は、IEC規格の定期試験を実施することが義務付けられています。また、近年、品質要求の高まりによって、電気自動車を海外に輸出する際には、自動車メーカー自身が保証していた計測器ではなく、ISO/IEC 17025に基づく認定を受けた校正事業者により校正された計測器を用いることが求められるようになりました。このたび、リオンサービスセンターがISO/IEC 17025の認定を取得したことにより、同社が校正した計測器の試験結果は高い信頼性の確保に寄与します。

 

当社グループは、製品の信頼性の一層の向上を図り、お客様に支持される高品質な製品、サービスを提供してまいります。

 

※サウンドレベルメータの校正方法である、IEC 61672-3(電気音響-サウンドレベルメータ(騒音計)-第3 部:定期試験)、及び当該サウンドレベルメータを校正するための音響校正器の校正方法である、IEC 60942(電気音響-音響校正器) Annex B(定期試験)について、サウンドレベルメータ及び音響校正器のメーカーの校正事業者として国内で初めて認定。

 

【認定内容】

 認定機関  :独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)

 認定識別  :ASNITE 0132 Calibration

 法人の名称 :リオンサービスセンター株式会社

 認定範囲  :音響

 認定発効日 :2021年12月3日

 

 

              【本件に関するお問い合わせ先】

               リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

                担当:IR広報課 岡部、亀山

                TEL:042-359-7830

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中