CGTN:初の中国・GCC首脳会議がリヤドで開催され、中国・GCC関係が新たな段階に
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【北京2022年12月12日PR Newswire=共同通信JBN】中国・湾岸協力会議(GCC)首脳会議が初めて中国とGCC諸国の指導者をサウジアラビアのリヤドに結集させたことで、双方の伝統的な友好が進展し、関係の戦略性がさらに強化された。
中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は9日、首脳会議での演説で、中国とGCC諸国は協力にうってつけのパートナーであると述べ、双方が団結、発展、安全保障、文明を推進するパートナーになるよう呼び掛けた。
首脳会議は、中国とGCC諸国の間の戦略的パートナーシップを確立し、強化することを決定した。
▽中国・GCC関係の戦略性を強化
1981年に設立されたGCCは、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国が加盟している。GCC諸国は、中国にとって中東との協力の重要なパートナーである。中国はGCCとは、その創設以来、関係を維持してきた。
習国家主席は演説で、過去何年もの間に双方の間で成し遂げられた成果を歓迎し、中国とGCC諸国は伝統的な友好を継続し、戦略的パートナーシップを中国・GCC関係の戦略的意義を強化するための機会として捉えるべきであると語った。
国家主席は、双方は団結を推進するパートナーとなり、政治的相互信頼を強化し、互いの中核的利益を固く支持しなければならないと語った。
国家主席は、双方は開発戦略に相乗作用を与え、安全保障を共に構築し、互いの素晴らしい文化的成果から学ぶべきであると付け加えた。
▽今後の協力の推進
中国国家主席は、今後3-5年間における中国とGCC諸国の間の協力のための5つの主要分野、すなわち、エネルギー、金融・投資、イノベーション・新技術、航空宇宙、言語・文化を提案した。
国家主席によると、中国は引き続きGCC諸国からより多くの原油、液化天然ガスを輸入し、相互投資と経済協力のための作業メカニズムを確立し、デジタル通貨協力を深化させ、さらにGCC諸国と共にビッグデータ・クラウドコンピューティングセンターを構築する。
中国の税関総署(General Administration of Customs)のデータによると、中国は依然としてGCCの最大の貿易相手国であり、石油化学製品の最大の輸出市場である。相互貿易は2021年に2300億ドルを超え、中国のサウジアラビア、オマーン、UAEからの化石燃料の輸入はそれぞれ449億ドル、254億ドル、213億ドルに達した。
近年、双方の間の友好関係は着実に発展している。例えば、中国の王毅(Wang Yi)国務委員兼外相は9月19日、ニューヨークの国連総会の際にGCCの外相グループと会談した。会談で、双方は「中国・GCC自由貿易協定(FTA)について早期に合意に達し、肯定的なシグナルを発出して双方がより良い発展を遂げるのを支援できるように共同の努力を行う」ことで合意した。
他のGCC諸国の指導者は、GCC・中国関係と首脳会議を称賛し、初の首脳会議はGCC・中国関係の歴史における大きな会合であり、重要なマイルストーンであると信じていると語った。
GCC諸国は1つの中国の原則を固く支持しており、首脳会議の成果を実行し、重要分野の相互協力を深化させ、双方の国民により多くの利益をもたらすために中国と協力する用意ができている。
首脳会議はまた、共同声明を発表し、中国とGCC諸国の間の戦略的対話のための2023-2027年行動計画を採択した。
ソース:CGTN
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