海南世界刺繍文化週間でASEAN10カ国の刺繍を展示
紡績、染色、織物、刺繍の伝統技術を披露する海南黎族の女性職人
AsiaNet 100049 (0415)
【海口(中国)2023年4月28日新華社=共同通信JBN】4月27日、5日間にわたる2023年Hainan World Embroidery Culture Week(海南世界刺繍文化週間)が海南自由貿易港で開かれ、ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の特別衣装が展示されました。
Department of Tourism, Culture, Radio, Television and Sports(海南省観光文化ラジオテレビスポーツ部)によると、今年の文化週間は、開幕式、テーマ別フォーラム、織物、刺繍、印刷、染色などの伝統技術を紹介するブティック無形文化遺産展などの一連のイベントを開催し、多くの来場者に各国の刺繍文化を鑑賞してもらうことができました。
開幕式では、中国とASEAN10カ国からの80組の注目の衣装を紹介する刺繍ファッションショーが披露されました。その中で、30組の衣装は、今年デザイン・生産された海南黎錦で作られています。古代とファッションを融合させ、伝統と革新を融合させた黎錦のユニークな魅力を観客に伝える最良の例です。
ブティックの織物、刺繍、印刷、染色などの伝統技術に関する無形文化遺産展示会では、紡績、染色、織物、刺繍などの黎族の伝統技術、丹州貂蝉、黎陶、ココナッツ彫刻、ケサル王伝などの無形文化遺産プログラムのライブショーがありました。観客は爽やかな気分になり、素晴らしい瞬間を記録しようと携帯電話を手にしました。黎族の伝統技術は3000年以上にわたって培われ、2009年にはユネスコの「緊急に保護が必要な無形文化遺産」に登録されました。
また、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイなど10カ国の刺繍衣装も展示されました。
海南省政府当局によると、同省は国際的な観光消費の中心地になりつつあり、黎刺繍を皮切りに、無形文化遺産保護の革新的な実践に取り組み、「海南刺繍」という名刺を確立するための大きな弾みをつけようとしています。
ソース:Department of Tourism, Culture, Radio, Television and Sports of Hainan Province
画像添付リンク:
Link: https://iop.asianetnews.net/view-attachment?attach-id=440490
(画像説明:紡績、染色、織物、刺繍の伝統技術を披露する海南黎族の女性職人)
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。