2023年世界パワーバッテリー会議が中国の宜賓で開幕
AsiaNet 100137 (0462)
【宜賓2023年6月13日新華社=共同通信JBN】四川省と工業情報省(Sichuan Province and the Ministry of Industry and Information Technology )が主催し「New Green Power for the Future and New Growth-driver for the World(未来の新たなグリーン電力と世界の新たな成長原動力」をテーマとした2023 World Power Battery Conference(2023年世界パワーバッテリー会議)が6月9日、中国西部の四川省宜賓で開幕しました。
中国工業情報省のXin Guobin次官は会議で、2022年の中国のパワーバッテリーの累積生産量は前年比90.7%増の294.6ギガワット時に達し、世界総売上高の56.9%を占めたと明らかにしました。メインフォーラムでは、China National Light Industry Council(中国軽工業連合会)とChina Battery Industry Association(中国電池工業協会)が宜賓を「China's Power Battery Capital(中国のパワーバッテリー首都)」として表彰しました。
会議では、総面積5万5000平方メートルで、338の出展者・機関が参加するパワーバッテリーのグリーン低炭素トラベル展示会も開催され、パワーバッテリーの産業チェーン、サプライチェーン、バリューチェーンを完全にカバーしました。
近年、中国は自動車産業の変化の傾向を捉え、パワーバッテリー産業の発展において積極的に推進してきました。生産販売の規模が拡大し続けているだけでなく、エコロジーも徐々に改善しており、完全な産業チェーンが構築されています。宜賓は産業の変革と発展の道を積極的に探求し、パワーバッテリーなどのグリーン新エネルギー産業が急速に発展してきました。宜賓は、2017年にLibode New Material and Libode Lithium Battery(Libode新素材・Libodeリチウムバッテリー)プロジェクトを導入して以来、パワーバッテリー業界の分野に正式に参入し、パワーバッテリー業界の成長をゼロから実現しました。2019年にCATLのパワーバッテリー生産プロジェクトが宜賓に定着し、宜賓のパワーバッテリー産業は加速度的な発展の急成長軌道に乗りました。
宜賓は現在、中国で最も完全なエコシステムと最も強力な支援・協力能力を備えたパワーバッテリー産業クラスター地域の1つとなっています。データによると、宜賓のパワーバッテリー産業の計画建設能力は305ギガワット時に達し、構築済みの能力は150ギガワット時に達しています。
宜賓はかつて有名な中国酒ブランド「五糧液(Wuliangye)」の生産で知られていましたが、今では「中国のパワーバッテリー首都」が宜賓の新たな都市名刺になりつつあります。
ソース:Sichuan Province and the Ministry of Industry and Information Technology
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