富山市ガラス美術館で企画展「日本近現代ガラスの源流」、7月8日から開催

富山市

 明治以降、国内では洋式ガラス製法が普及し、幅広いガラス製品が生産されるようになりました。そうした中、自らの表現としてのガラス制作に取り組み、芸術としてのガラスの地位向上に奮闘したのが岩田藤七と各務鑛三でした。その後、ガラスによる独自の表現を追求する作家は次第に増えていきます。

 1950年代から1970年代にかけてはガラス会社に所属する多くのデザイナーが、プロダクト・デザインと美術工芸作品の両方を手掛けて活躍しました。一方で、会社に所属せず、工場と職人を借りる「壺借り」という方法で制作を行う作家や、ガラス会社を経て個人の窯を築く作家も現れはじめます。

 

 本展では、1870年代から1970年代前半までのおよそ100年の動きを追いながら、それぞれの時代を切り開いてきた作家達による創造性豊かな作品やプロダクト・デザイン、そして当時の関連資料を紹介し、今日にいたる日本の近現代ガラス芸術の源流を探ります。

 

 

【開催概要】

■ 会期:2023年7月8日(土)~10月9日(月・祝)

■ 会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1~3

■ 開場時間:9:30~18:00(金・土は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)

■ 閉場日:第1、第3水曜日(ただし8/16(水)は開場、8/23(水)は閉場)

■ 観覧料

当日券:一般1,200円(1,000円)、大学生1,000円(800円) ※( )内は20名以上の団体料金 

前売券:一般1,000円のみ(TOYAMAキラリ1階総合案内/アスネットカウンター([TEL]076-445-5511))

※本展観覧券で常設展も観覧可

 

※下記に該当する方は観覧料が無料となります。

・高校生以下の方

・富山市に住民登録がある70歳以上の方

・お出かけ定期券またはシルバーパスカご提示の65歳以上の方

・身体障がい者手帳、療育手帳、または精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方及びその介助者(1名) 

・団体引率者

 

■ 主催:富山市ガラス美術館

■ 後援:北日本新聞社、富山新聞社、NHK富山放送局、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ

 

【関連プログラム】

■ 記念講演会「品川硝子と近代日本のガラス工芸」

日時:8月5日(土)14:00~15:00

講師:井上曉子氏(ガラス工芸史家)

会場:富山市ガラス美術館 2階ロビー

※事前申込不要、参加無料 

 

■ ワークショップ「モデリングパートドヴェール体験―ガラスで塑像(そぞう)をしよう!」

日時:9月3日(日) ①10:00~11:30 ②14:00~15:30

講師:勝川夏樹氏(ガラス造形作家)

会場:富山市ガラス美術館 2階会議室1・2

対象:小学3年生以上(小学生は要保護者同伴) 

定員:各回8名

参加費:2,500円

※事前申し込み制、応募者多数の場合は抽選

※申し込み方法などの詳細は美術館ウェブサイトをご覧ください。

 

■ 学芸員によるギャラリートーク

担当学芸員が展覧会や出品作品について、わかりやすく解説します。

日時:7月22日(土)、8月19日(土)、9月16(土)、10月7日(土)

※各回14:00から、事前申込不要、参加無料

 

○展示室への入場には、本展観覧券が必要です。

○関連プログラムの詳細は、美術館公式ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。

○プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。

○最新の情報は美術館ウェブサイトにてご確認ください。 

 

■関連リンク

富山市ガラス美術館ホームページ

https://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-5554/

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プレスリリース添付画像

展覧会ポスター

ガラスの源流

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