協和キリン株式会社、ウォルターズ・クルワーの経営管理ソリューション CCH® Tagetikを本格導入
グローバル統一のファイナンシャルプランニング&アナリシス基盤でより優れたマトリクス経営管理を実現
2023年11 月15日
ウォルターズ・クルワー(Tagetik Japan株式会社)
協和キリン株式会社、ウォルターズ・クルワーの経営管理ソリューション
CCH® Tagetikを本格導入
グローバル統一のファイナンシャルプランニング&アナリシス(FP&A)基盤でより優れたマトリクス経営管理を実現
専門的な情報とソフトウェア並びにサービスの世界的リーダーであるウォルターズ・クルワーは、医療用医薬品の研究開発と製造販売を展開する協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下:協和キリン)がグローバル経営管理プラットフォームとしてCCH Tagetikを本格導入したことを発表します。
課題 : 部門横断的な財務計画・分析(FP&A)には、無数に存在するExcelベースの予算管理システムでは限界。
協和キリンは、2019年4月に持続的な成長を実現するために「One Kyowa Kirin」体制を導入しました。これは、日本・北米・EMEA・アジア/オセアニアの4極の地域(リージョン)軸と、研究開発や品質保証などの複数の機能(ファンクション)軸と製品(フランチャイズ)軸を組み合わせたグローバルマネジメント体制になります。従来は、地域ごとに異なるシステムやExcelベースでの予算策定、予算実績管理をしていたため、以下のような課題がありました。
・詳細な財務情報の把握や予実差異分析などが困難であった。
・特にグローバル規模での財務データの集計や可視化が容易ではなかった。
・グローバル連結予算を策定・管理するにあたり、財務経理担当者の負担が大きかった。
ソリューション: CCH Tagetikの導入で、協和キリンのグローバル財務機能をデジタル変革。
これらの課題に対処するため、協和キリンは、すべての地域と機能を対象にグローバル共通の経営管理プラットフォームとしてCCH Tagetikを導入しました。CCH Tagetikは、日本の大手グローバル企業の多くで導入されており、グローバルでも数千社の企業に導入されており、以下のような機能を備えています。
・複数のグループ、地域、事業、機能の連結財務指標を管理する。
・共有された機能や地域から、さまざまなコード、特性、フォーマットの大量のデータを単一のプラットフォームでよりよく管理する。
・財務データの可視化により、ガバナンスとコスト管理の取り組みを強化する。
今回のCCH Tagetikのグローバル導入の一環として、協和キリンは従来のExcelベースの管理プロセスを廃止して、代わりに社内すべての財務経理チームがCCH Tagetikのシステム上で直接予算策定業務を行えるようにします。CCH Tagetikによって大幅な時間短縮と効率化を実現することで、協和キリンは財務担当者の時間を、手作業によるデータ収集や分析から、企業の業績目標の達成に貢献する、より価値の高い戦略的業務にシフトさせる予定です。
協和キリンの常務執行役員 財務経理部長である川口元彦氏はこのように語っています。
「協和キリンは、「日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-Changingな価値の継続的な創出を実現します」というビジョンを掲げており、財務指標としては、ROE 10%以上の早期実現/中長期的な維持向上を目標としていますが、この実現のためには、安定したグローバル収益構造の確立と持続的な成長が必要です。それにはグループ全社の経営管理を強化していくことが不可欠で、予算策定の効率化と財務データの可視化を実現し、コストコントロール機能と分析・予測機能を高度化する必要がありました。CCH Tagetikを当社のグローバル経営管理のプラットフォームとして活用していくことで、これらを実現し、経営の意思決定のためのより有益な情報を提供するとともに、経営目標達成を実現していきます。」
協和キリンでは、FP&A領域だけにとどまらず、グローバルキャッシュマネジメントやグローバルタックス(グループ内取引)領域へも利用範囲を拡大しています。
ウォルターズ・クルワー CCH Tagetik 日本 マネージングディレクター 箕輪久美子は次のように述べています。
「協和キリン様のように、グローバル経営を展開されている企業様には、CCH Tagetikのワンプラットフォームの特徴が十分に活かして、経営管理業務のデジタル変革を推進いただけると考えています。私たちは、このような企業がCCH Tagetikの価値をさらに引き出し、予算管理、収益構造の確立やコストコントロール、予測インテリジェンスなどに利用範囲を拡大いただくことで、さらなる経営管理の高度化できるよう、今後もご支援していきます。」
ウォルターズ・クルワーについて
ウォルターズ・クルワー(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、ガバナンス、リスク管理とコンプライアンス、法務・規制、経営管理・ESGの各分野における専門情報、ソフトウェアソリューションとサービスのグローバルリーダーです。深い専門知識とテクノロジー・サービスを組み合わせた専門的ソリューションを提供することで、お客様が日々重要な意思決定を行えるように支援しています。
ウォルターズ・クルワーは、2022年に55億ユーロの年間売上高を計上しました。同グループは180カ国以上の顧客にサービスを提供し、40カ国以上で事業を展開、全世界で約2万900人を雇用しています。本社はオランダのアルフェン・アン・デン・レインにあります。
詳細はWebサイトやSNSから入手ください。
CCH Tagetik詳細:https://www.wolterskluwer.com/ja-jp/solutions/cch-tagetik
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 Tagetik Japan 株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 ソフトウエア・SI
- URL https://www.wolterskluwer.com/ja-jp/solutions/cch-tagetik
過去に配信したプレスリリース
ウォルターズ・クルワーの経営管理システムCCH® Tagetikをリコーが採用
2023/12/14
経営管理システムCCH® Tagetikがアイシンに採用
2023/7/14