2025年大阪・関西万博:Rossella Menegazzo氏がイタリアパビリオンの文化部門代表に

General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka 

 

2025年大阪・関西万博:Rossella Menegazzo氏がイタリアパビリオンの文化部門代表に

 

【ローマ2024年3月12日ANSA=共同通信JBN】

 

日本の重要な展示会キュレーターとして知られる専門家

 

Rossella Menegazzo氏が2025年大阪・関西万博イタリアパビリオンの文化部門代表に就任します。ミラノ大学東アジア美術史教授のMenegazzo氏は、イタリア、日本、その他世界各地で重要な展示会や博覧会をキュレートしてきたことでよく知られています。最近では、ローマのPalazzo Braschiで開会した「The floating world. Ukiyoe. Visions from Japan」を担当しました。

 

Menegazzo氏は「2025年の日本の万博は、イタリアにとって特に貴重な機会です。日本文化は価値観や形態の点でイタリア文化とは大きく異なっていますが、多くの面で補い合うことができます。大阪はイタリアのノウハウ、職人技の質、人間および人生の価値観が技術や科学の発展、他者との出会いの中心にある未来のビジョンについて東アジア全域に語りかけるのに理想的なプラットフォームです。私は、イタリアが国として、歴史上の偉人の価値を決めるだけでなく、新たに台頭する人や将来的に成功する人のためにも道を開け、世界的に認められた『人間国宝』の価値観でこの国の人材に人間観や知識を伝えられることを願っています」と述べました。

 

国際的なカンファレンスの主催に積極的なRossella Menegazzo氏は、イタリアおよび海外を代表する美術館と提携し、アート、写真、デザインの展示会やカタログをキュレートしています。また、同氏は東洋芸術と文化をテーマとした数々のイタリアの文化的出版物にも貢献しています。

 

万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)氏は「Rossella Menegazzo氏の経験は、多くのアジアの人々にイタリアの並外れたノウハウの伝統を提示することができ、同時にイタリアの大学や研究システムが提供する幅広いものを推進することのできる文化活動プログラム創出のための重要な支援源となるでしょう。今回の万博は若者と彼らの未来に捧げられます。目標の1つには、日本の大学とのシナジーや戦略的パートナーシップの構築があります。われわれは、2023年7月にコミッショナー事務所がイタリア大学・研究省(MUR)、イタリア大学長会議(Crui)、(芸術、音楽、ダンス機関である)Afam、CoPerと調印した枠組み協定に沿い、学生間の経験や交流を促進するために協力していきます」と述べました。

 

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka 

 

 

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