中国・茂名市の国際メディアツアー:ライチの産地、沿岸の石油都市
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【茂名(中国)2024年5月24日新華社=共同通信JBN】5月21 -23日、国際的に有名な報道機関の記者とカメラマンで構成される「Chinese Culture Tour(中国文化ツアー)」メディア代表団が、ライチで知られる沿岸都市、茂名を訪問しました。彼らは、茂名の力強い発展にレンズの焦点を合わせました。
茂名市は「中国ライチの故郷」として知られています。茂名の人々は2000年以上にわたってライチを愛し、栽培してきました。ライチ文化をより深く理解するために、メディア代表団はライチの「生きた博物館」と呼ばれる柏橋村の古代ライチ果樹園を訪れました。ツアーを案内した茂名市政府新聞弁公室(Information Office of the Maoming Municipal Government)の関係者は「ここにあるライチの古樹は何世紀にもわたる天候に耐えてきましたが、今も活力に溢れ、豊かに実ります」と述べました。
China Lychee Exhibition Hall(中国ライチ展示ホール)の外では、国内外の記者が無形文化遺産である高州木刻版画を体験しました。高州木刻版画の制作には、筆の代わりに刀が使われ、書道に似た正確な技術が用いられます。一彫りひと彫りが慎重かつ繊細であり、中国文化の重要な無形文化遺産になっています。
茂名市は、独特の沿岸生態資源とDanjia(蛋家)文化を巧みに活用し、漁業、産業、文化、観光を統合した農村活性化の新たなモデルであるDanjia Market(蛋家市場)を作り上げている沿岸都市です。この市場は、洗夫人文化、俚(リ)族文化、蛋家文化、海上貿易文化などのさまざまな文化テーマに焦点を当て、茂名市の伝統的な「chenshi」(市場)文化を紹介しています。蛋家市場は観光目的地であるだけでなく、総合産業開発のモデルでもあります。
茂名は石油から生まれ、石油によって繁栄し、石油で有名になりました。元の露天掘り鉱山から鉱山生態公園が構築されました。この公園は現在、水のせせらぎ、緑豊かな植生、咲き誇る花々、鳥のさえずり、文化的な集まり、レジャー活動を楽しむにぎやかな観光客の風景を徐々に見せています。ベネズエラのブイロガー(vlogger)Rafael Saavedra氏は「太陽光の下では、湖の東側はブルーサファイアのように見えます。湖が蝶のような驚くべき変化を遂げた様子を想像するのは難しいです」と述べました。
Sinopec(Maoming)Chemical Co., LtdのPetrochemical Tower(石油化学プラントタワー)沿いを訪問した全員が、エチレン工場の下水処理場の生態プールに関心を持ち、「グリーンで低炭素」の開発の変化に触れました。
茂名市の電白区は「中国沈香の故郷」として知られ、沈香の収穫と加工において1500年の歴史があります。年間生産額は約40億元に達し、製品は東南アジア、中東、米州などの地域に輸出されています。海外の友人たちは、Shadong Agarwood Market(沙垌沈香街)を散策し、Agarwood Museum(沈香博物館)に滞在し、静けさと集中、創意工夫を凝らした香づくりを体験し、東洋文化の美しさを体験しました。
ソース:Information Office of Maoming Municipal Government
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