2025年大阪・関西万博:イタリア宇宙機関(ASI)と覚書を締結
2025年大阪・関西万博:イタリア宇宙機関(ASI)と覚書を締結
*イタリアの卓越性の物語を伝える多くの取り組み
【ローマ2024年11月15日ANSA=共同通信JBN】航空宇宙の課題に関連する取り組みやプロジェクトの計画と普及を目的として、イタリア宇宙機関(ASI)と2025年大阪・関西万博のイタリアGeneral Commissariatの間で覚書(MOU)が締結されました。
この覚書は、宇宙・航空宇宙分野での応用技術におけるイタリアの卓越性を促進し、この分野でのイタリアの高水準の競争力を強化することを狙いとしています。
イタリア宇宙機関は、2025年大阪・関西万博を機に、学術・文化交流を促進し、特に宇宙活動に重点を置いて日本とのパートナーシップを強化していきます。ASIの調整により、国際化支援と投資家誘致を目的に、研究機関、企業および新興企業で構成されるイタリアの宇宙関連の組織の全面的な関与が保証されます。
2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は「イタリアは航空宇宙分野における豊富な知識と成果を携えて万博の世界的な舞台に登場します」と発言しました。同大使は続けて「イタリア宇宙機関(ASI)とのコラボレーションは、イタリアの高度なレベルの技術を強調し、国際的なパートナーに対して優れた対話者としてのイメージを打ち出す貴重な機会であり、欧州、国際、そして日本の各レベルで既に進行中のプロジェクトを強化します 」と述べました。
イタリア宇宙機関のTeodoro Valente長官は「議定書の調印は、外交に関連した国際的な文脈の中で宇宙の重要な役割を確認し、何より、この分野の活動によって、日常生活に生み出すかけがえのない影響が浮き彫りにされます」と強調しました。同長官は「大阪・関西万博で、ASIはイベント期間を通じて、宇宙分野におけるイタリア関係者の存在感の促進に努め、アジアを含む重要な国際市場でアピールできる企業、中小企業(SME)および新興企業への支援を保証します。この議定書の調印は、宇宙分野においてもイタリアと日本の間に存在する相当な協力関係に対して極めて重要で、ASIと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の両機関は既に長く実りある戦略的パートナーシップで結ばれており、2025年のイベントへの参加によって強化されることになります。この重要な機会を与えてくださった外務・国際協力相と、特に2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使に感謝します」と続けました。
セミナー、ワークショップおよびマルチメディアの展示は、地球と宇宙の観測、宇宙探査におけるイタリアの優れた役割を物語ります。宇宙探査において、イタリアは日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力し、return to the Moon(人類を再び月に送ること)を目指すNASA(米航空宇宙局)のアルテミス(Artemis)計画や、火星の氷分布のマッピングを行うMars Ice Mapperなどの国際ミッションに参加しています。これらのプロジェクトは、宇宙の監視・追跡とともに、世界的な科学技術開発におけるイタリアと日本の絆の強さを際立たせています。
2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催されます。
建築家マリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏が設計したイタリアパビリオンは、そのテーマを「Art regenerates life(芸術は生命を再生する)」と解釈しています。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
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