早稲田大学と理化学研究所との連携・協力に関する基本協定締結について

早稲田大学

2025年3月10日

学校法人早稲田大学

国立研究開発法人理化学研究所

早稲田大学と理化学研究所との連携・協力に関する基本協定締結について

 

詳細は早稲田大学HPをご覧ください。

 

 学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早稲田大学」)と国立研究開発法人理化学研究所(所在地:埼玉県和光市、理事長:五神 真、以下「理化学研究所」)は3月7日(金)に、「連携・協力の推進に関する基本協定」(以下、「本協定」)を締結しました。



写真左:理化学研究所 理事長 五神 真、写真右:早稲田大学 総長 田中 愛治

 

本協定の目的

 本協定は、早稲田大学と理化学研究所が包括的に連携・協力することにより、新たな社会価値の創成や社会や産業界の抱える諸問題の解決に資することを目的とします。本目的を達成するため、両機関は、組織的な連携による大型共同研究等の研究協力や研究交流、産学で活躍し世界に貢献する高度人材の育成、研究施設・設備の相互利用等について、連携した活動を行ってまいります。

 

本協定のねらいと背景

現代の社会は、産業構造の急速な変化、地球環境の難題を抱える一方、AI・量子コンピュータ・半導体技術などが劇的に進み、社会の意思決定に大きな変化をもたらしています。こうした急速な変化や不確実性の高い未来に対応するため、早稲田大学と理化学研究所は連携・協力関係を強化し、共同して最先端の研究に取り組むことで、社会の課題解決・社会変革のための新しい知恵を生み出すことができると考えています。早稲田大学では、「研究の早稲田」の確立に向け、組織的な戦略に基づいた研究の推進および国内外の研究機関との連携強化に向けた研究組織と支援体制の整備を進めてきました。一方で、理化学研究所は、日本で唯一の自然科学の総合研究所として幅広い分野で研究を進めるとともに、国内外の大学や研究機関等とも連携しながら、さまざまな分野の優れた研究を有機的に連携させて新たな知を生み出すための取り組み(「つなぐ科学」)を推進しています。両機関はこれまで、個別の共同研究や連携大学院協定に基づく人材育成等の連携を進めてきましたが、本協定の締結により、両機関がそれぞれに培ってきた研究・教育リソースを最大限に活用し、より一層の研究協力や人材育成等に結びつけるための取り組みを進めてまいります。

 

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