中国東方航空が「上海・オークランド・ブエノスアイレス」新路線を開設、太平洋に「空の架け橋」を築く
CEAは短時間の就航記念式典を開催、アルゼンチンをテーマにした装飾が施され、記念品が用意されました
AsiaNet 201309 (0325)
【上海2025年12月11日新華社=共同通信JBN】中国東方航空(CEA、China Eastern Airlines、http://www.ceair.com/ )は12月4日、上海・オークランド・ブエノスアイレス新路線を開設しました。初便はCEAの「中国国家博物館(National Museum of China)」をテーマにした航空機で運航され、282人の乗客を乗せて2万キロの旅程を飛行しました。この新路線は上海から南米主要都市への初の直行便であり、太平洋を横断する新たな「南行き回廊」の扉を開け、従来の欧州経由や北米経由の乗り継ぎルートに代わる選択肢を提供します。これまで、この旅程は30時間を要していましたが、このフライトの就航によって約25時間に短縮され、世界最長の片道商業飛行として新たな記録を打ち立てました。
CEAはワイドボディー機のボーイング777-300ERをこの路線に投入しました。このMU745便(上海-ブエノスアイレス)は月曜日と木曜日に出発し、MU746便は火曜日と金曜日に帰着します。CEAと中国国家博物館が共同でデザインした「中国国家博物館」の機体塗装は、同博物館の象徴的なアーチファクトから着想したモチーフを取り入れており、「空のアートギャラリー」というニックネームで呼ばれています。
出発に先立ち、CEAは上海浦東国際空港で短時間の就航記念式典を開催、アルゼンチンをテーマにした装飾が施され、記念品が用意されました。初便の乗客は、南米・中国両スタイルの特製ドリンクに加え、冷製アルゼンチンアカエビ、M5ステーキ、ローストチキンといったアルゼンチン料理を堪能しました。また、CEAはスペイン語ホットライン(+86-21-20695530)を開設し、旅行者への全行程にわたる支援を提供することで、国際サービスの拡充を図りました。
この路線は新たな空の回廊を開くだけでなく、3つの大陸を結びます。CEAは「以遠権」を取得しており、オークランドで航空機を変更することなく旅客や貨物を輸送できるため、中国、ニュージーランド、アルゼンチン間の通商貿易を促進します。CEAはアルゼンチンから中国へのコールドチェーン直送ルートも開設しました。復路便では、アルゼンチン産チェリー2.1トンとチリ産生鮮サーモン10.5トンを中国に輸送しました。この新路線は北半球と南半球の季節の違いも活用し、地球の反対側で対照的な気候と景観を体験したい旅行者を引き付けることが期待されています。同路線はアジア太平洋と中南米の両地域の文化交流に新たな活力をもたらし、太平洋を横断する「空の架け橋」を築くことでしょう。
▽問い合わせ
Fang Ying
TEL: 00862122331470
Email: fangying@ceair.com
ソース:China Eastern Airlines
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