成都市双流区:スマート製造を備えた航空ハブ、幸福な公園都市

Oriental Outlook

AsiaNet 201314 (0327)

 

【成都(中国)2025年12月12日新華社=共同通信JBN】2025年12月9日、Oriental Outlookが主催する「Happy Cities Forum 2025(中国幸福都市フォーラム2025)」において、四川省成都市双流区が「China's Happiest Districts in 2025(2025年中国で最も幸福な区)」のリストに選ばれました。これで双流は6年連続でこの栄誉を受けたことになります。幸福は双流区にとって最も輝かしい名刺の1つになりました。

 

双流区における幸福は、主に堅固な経済的基盤の上に築かれています。双流には成都双流国際空港(Chengdu Shuangliu International Airport)があります。今年1-3四半期に、同空港は2492万6千人の旅客を取り扱い、前年同期比で2.4%増加しました。また、貨物と郵便の取扱量は54万トンに達し、前年同期比17.9%増を記録しました。この航空ハブは、旅客輸送をもたらしただけでなく、地域発展を牽引する中核的な推進力にもなっています。

 

近年、双流区は「交通ハブ」から「スマート製造ハブ」へと航空経済の転換を促進し、「空港の優位性」を「産業競争力」へと変えてきました。単に航空輸送に依存するのではなく、「航空研究開発(R&D)、製造、整備、運営、資産管理」を含む完全な産業クラスターを構築することで、双流は目覚ましい変革を遂げました―「空港を持つ都市」から「空港が都市を牽引する都市」へ。

 

例えば、生鮮品の越境貿易において、双流区は輸入生鮮品の通関効率を大幅に改善しました。極めて新鮮な北欧産の冷蔵サーモンがわずか48時間で、双流国際空港経由で中国市場に届けられるようになりました。

 

活力ある産業経済は、最終的には市民にとって具体的で実感できる生活の質へと転換されなければなりません。双流区は「15分間コミュニティー生活圏」の整備を全面的に推進しており、質の高い暮らしをすぐ手の届くところにもたらしています。

 

総床面積約4万5600平方メートルに及ぶYixin SubdistrictのGuanglinfang Qinghe Community Complex(Guanglinfang Qingheコミュニティー複合施設)は、周辺住民の日常的なニーズに対してワンストップのソリューションを提供しています。日用品から飲食、衣料、住宅、交通、娯楽に至るまで、質の高い生活と社会的交流の両面にわたる住民の要望に、余すところなく応えています。

 

伝統的なグルメ街も新たな復興を遂げています。改修を経て、Huangshui TownのBanqiao Streetは、周辺住民、事業者、来訪者に快適で親しみやすい環境を整え、急速に新たな人気グルメスポットになりつつあります。

 

航空経済が双流区の「スピード」を象徴するものであるなら、公園都市の発展は双流区の「温かさ」を反映しています。

 

これまでに双流区では、総延長210キロメートルの緑道と22カ所のポケットパークが整備されました。区全体の緑被率は49.06%に達し、1人当たりの公園面積は15.6平方メートルです。窓を開ければ緑に迎えられ、外に出ればすぐ公園に足を踏み入れられる、こうした光景は、多くの双流区住民の日常の一部になっています。

 

これらすべての取り組みは1つの目標を目指しています―都市の構造に緑を溶け込ませ、住民の日常生活で最も自然で心地よい部分にすることです。

 

双流国際空港の花畑の上を飛行機が上昇していくと、乗客は窓から地上に描かれた色鮮やかな模様を目にすることができます。その一方で、地域の「ポケットパーク」では住民がゆったりと散策し、ほど近いスマート製造パークでは次世代の国産大型航空機の精密部品が生産ラインから送り出されています。

 

双流区の幸福は、飛行の躍動と公園の静けさが同じ空間と時間に調和して共存していることにあります。

 

ソース:Oriental Outlook

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