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クラウドファンディングプレスリリースの書き方|メディア露出のポイント【テンプレート付き】

クラウドファンディングイメージ、ドルを募金

クラウドファンディングを行う際は、プレスリリースで情報や内容を配信し、プロジェクトの成功を目指しましょう。
本記事では、クラウドファンディングのプレスリリースの書き方や作成ポイントを、事例を交えながら解説します。プロジェクトにかける想いが伝わるリリースを作成しましょう。
また以下にテンプレートをご用意しました。ぜひダウンロードしてご利用ください。

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クラウドファンディングのリリースを配信するメリット

クラウドファンディングと書かれたメモ帳、デスク上、コーヒーカップ

クラウドファンディングのプレスリリースを配信するメリットは、以下の3点が挙げられます。それぞれ説明していきます。

  • クラウドファンディングの協力者が集まりやすくなる
  • 旬の情報で活動自体がメディアに注目されやすい
  • リリースを介して企業ブランドや企業理念を訴求

まずは当然ですが、クラウドファンディングのプレスリリースを配信することで、プロジェクトへの協力者が集まりやすくなります。SNSなども利用して幅広く情報発信を行えば、より情報が広がり共感者も増える可能性が高まります。
さらにクラウドファンディングは今、旬のネタです。活動自体がメディアに注目されやすく、メディアに記事として取り上げられる可能性が高いことが予想されます。メディア報道は、目標達成への近道です。報道後、予想以上の速さでプロジェクトの達成が見込めるかもしれません。
またリリース内では、クラウドファンディングの始動の背景やプロジェクトにかける想いを記載します。それは企業や団体の姿勢を伝えることにもなり、企業ブランドや企業理念を訴求することにもつながります。
クラウドファンディングのプレスリリースを配信することで、このような多くのメリットが享受できます。本記事のテンプレートを利用し、ぜひクラウドファンディングの情報をリリース発信しましょう。

クラウドファンディングプレスリリースの作成ポイント

お金を中心に集まる人々の人形、イメージ

クラウドファンディングのプレスリリースには、書き方に以下のポイントがあります。それぞれ説明していきます。

タイトルには「プロジェクト名」「目的」「開始日」を記載

クラウドファンディングのプレスリリースでは、クラウドファンディングであることをタイトルまたはサブタイトルに含めます。さらに「クラウドファンディングのプロジェクト名」「目的/特徴/想い」「開始日」を記載すると、記者の目を引くタイトルができあがります。例えば次のような文章になります。

〇〇復興を応援します! □□祭りで復興への願いと祈りを込めて、〇月〇日より花火大会開催のクラウドファンディングを開始
被災した人たちに、勇気と希望を届けるために、エールの花火を打ち上げます!

タイトルは、リリース自体を読み進めるかどうかをジャッジする重要な箇所です。それぞれ30字程度から50字以内に収め、パッと見て理解できるタイトルを目指しましょう。

タイトルのつけ方について以下の記事にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
「記事になりやすいプレスリリースのタイトルとは?大切なポイントを紹介」の記事を見る

リード文は5W1Hで分かりやすく

リード文は、タイトルの次に読む重要な項目です。タイトル・サブタイトルの内容を改めて5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)で整理し、作成します。
クラウドファンディングのプレスリリースでは「クラウドファンディングの期間」「目標金額」を含め、本文を簡潔に要約するイメージで記載しましょう。例えば次のような文章になります。

□□祭り実行委員会(事務局:〇〇市/委員長:共同太郎)は、〇月に発生した災害において大きな被害を受けた〇〇への応援を目的としたクラウドファンディングのプロジェクトを開始します。
期間は〇月〇日〜〇月〇日(予定)、目標額は〇〇〇万円。ご支援いただいた資金をもとに、生きる勇気と未来への希望を届けるために、復興の願いと祈りを込めて、□□祭り〇〇復興花火大会を開催します。

リード文について、以下の記事がお役立ていただけます。ご参照ください。
「プレスリリースはリード文が勝負!記事化につながる書き方」の記事を見る

本文は「プロジェクトの目的」や「想い」を含め作成を

本文は、結論から記載します。結論の後は、起(背景)→承(本題)→転(展開)のイメージで書き進めましょう。具体的には「なぜクラウドファンディングが必要なのか」というプロジェクトの目的や意義を記載できると、クラウドファンディングへかける想いが読み手に届く本文となります。例えば次のような文章になります。

このプロジェクトでは、市民・県民の方々はもちろん、全国の方々、法人・個人にかかわらず、□□祭り〇〇復興花火大会を通して被災地を応援したいと願う皆様からのご支援を募集しています。
支援の際にはぜひ応援メッセージをお寄せください。お寄せいただいたメッセージは全て、被災地の自治体を通して現地にお届けします。皆さまの思い一つひとつが、復興に向けた大きな後押しとなります。多くの皆様のご賛同とご支援をお待ちしています。

本文の書き方について、以下の記事に詳しくまとめています。本文執筆前にぜひご一読ください。
【初心者必見】記事になりやすいプレスリリース本文の書き方」の記事を見る

クラウドファンディングプレスリリース 書き方や作成時の注意点

クラウドファンディングと書かれたボード、紙人形、

クラウドファンディングのプレスリリースにおける作成時の注意点は、以下の3点になります。それぞれ説明していきます。

画像はサブ画像も使い分けて挿入

多くの人にクラウドファンディングの内容が伝わるよう、プレスリリース内に画像を挿入しましょう。
掲載する画像はできるだけ解像度の高いものが望ましく、印刷物に使用することを考慮すると350〜600dpi、サイズは5MB以内が推奨されます。
メインビジュアルのほかSNSでの拡散も予見し、イメージ画像や動画、サブ画像も使い分け、適宜挿入するようにしましょう。

プレスリリース内に挿入する画像について、以下の記事に詳しくまとめています。あわせてご参照ください。
「プレスリリースに画像は必須?記事化を目指すならしっかり画像を用意しよう」の記事を見る

動画を活用するのも有効です。動画の活用方法について以下の記事に詳しくまとめていますのであわせてご参照ください。
「【事例あり】プレスリリースで動画を活用しよう!メリットや作成方法を解説」の記事を見る

クラウドファンディング概要には基本情報を必ず記載

本文の最後に、クラウドファンディングの概要を記載します。
「名称・プロジェクト名」「URL」「募集期間」「目標金額」「使途」などの基本情報は必ず明記しましょう。読みやすいよう、箇条書きや表組みなどの記載がおすすめです。
また商標登録や特許等の表示が必要な場合は、忘れずに記載しておきましょう。例えば次のような文章になります。

クラウドファンディングの概要
プロジェクト名:「〇〇復興への願いと祈り。□□祭り〇〇復興花火大会で応援を」
プロジェクトURL:https://xxxxxxxx.net/project/99999999
プロジェクト期間:20XX年〇月〇日〜20XX年〇月〇日(〇〇日間)
目標金額:〇〇〇万円
最小支援単位:〇,〇〇〇円から
支援金の使途:・・・・・・・
利用プラットフォーム:・・(https://xxxxxxxx.net/)
※○○○○○®は、△△△△△社の登録商標です。

連絡先は2名体制で用意

プレスリリースの末尾には「会社概要」「問い合わせ先」を記載します。
表記があることで、プレスリリースの信頼性が向上します。関連する企業の情報もあればあわせて記載しておきましょう。
「問い合わせ先」では、連絡手段は多い方が歓迎されます。できる限り、担当者を2名体制にしましょう。担当者を複数人置いておくことで、どちらかが不在の場合でも連絡を逃すことなく対応することができます。

プレスリリースの問い合わせ先の書き方について、以下の記事が参考になります。ご参照ください。
「実は記事化を左右する!プレスリリースに問い合わせ先を必ず書こう」の記事を見る

クラウドファンディングリリースを配信するタイミング

パソコンからメールを送る手、送信イメージ

クラウドファンディングのプレスリリース配信のタイミングは、以下の3つが挙げられます。

  • クラウドファンディングの開始前
  • クラウドファンディングの達成時、結果報告
  • クラウドファンディング関連のイベント開催時

クラウドファンディングのプレスリリースで最も重要な配信タイミングは、クラウドファンディングの開始前です。幅広くプロジェクトの開始を告知し、一人でも多くの協力者を得るよう働きかけましょう。
クラウドファンディングの目標が達成時した際は、結果報告のプレスリリース配信を行いお礼を伝えましょう。募集期間を早々に達成し、ストレッチゴールを行う際もプレスリリースを配信します。
またクラウドファンディングに関連したイベントを開催する場合にも、プレスリリース配信をし情報を伝えましょう。イベントへの集客はもちろん、プロジェクト自体の告知にもつながり、さらなる協力者の増加に効果的です。

イベント開催のプレスリリース作成の際は、以下の記事がお役立ていただけます。ご参照ください。
「【テンプレート付き】イベント開催プレスリリースの書き方を解説」の記事を見る

クラウドファンディングのプレスリリース 事例紹介

実際のクラウドファンディングのプレスリリースはどのような作りになっているのか、配信事例を見てみましょう。
共同通信PRワイヤー国内配信サービス「新着のプレスリリース」から、クラウドファンディング関連のプレスリリースを配信している3社をご紹介します。リリース作成時の参考にご覧ください。

■障がい児も着やすい子供服が当たり前に流通している社会へ
障がい児も着やすい子供服『ima』のクラウドファンディングを2024年1月28日より実施

合同会社Studio Manomanaのプレスリリースを見る

■阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード クラウドファンディング・ご協賛について
~クラウドファンディングは支援金額に応じた返礼品として、優勝記念パレードオリジナルグッズをご用意~

兵庫・大阪連携「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」~2025年大阪・関西万博500日前!~実行委員会のプレスリリースを見る

■目標額1000万円達成!「平出油屋の菜種油」を守るためのクラウドファンディング。ネクストゴールに挑戦!

とうふ屋おはらのプレスリリースを見る

クラウドファンディングのプレスリリースを配信し成功を収めよう

クラウドファンディングのプレスリリースを配信し、プロジェクトを成功へ導きましょう。
クラウドファンディングは活動自体がメディアに注目されやすいネタです。そのため、メディアが注目するポイントをきちんと盛り込むことが重要になります。
プロジェクト始動の背景やクラウドファンディングにかける想いなどを大切にし、リリース配信を行いましょう。

以下のテンプレートを利用すれば、広報・PR初心者の人でも簡単にクラウドファンディングのプレスリリースを作成することができます。ダウンロードしてぜひご活用ください。

クラウドファンディングのプレスリリースを作成したら、実際に配信してみましょう。
共同通信PRワイヤーでは、平均1,500件のメディアへ配信でき、50以上のサイトに全文掲載されるため、クラウドファンディングプロジェクトの認知獲得に貢献します。

新規入会の方は、まずは1回3万円のお試しプランをご検討ください。1回あたり61%オフで、共同通信PRワイヤーのプレスリリース配信サービスの全てをお試しいただくことができます。この機会にぜひお試しください。

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