『ダイキンエアコンディショニングインドネシア社』を設立

ダイキン

ダイキン工業株式会社は、インドネシア共和国の販売代理店『PT.イモラマクムール社』(以下、イモラ社)との合弁会社『ダイキンエアコンディショニングインドネシア社』(本社:ジャカルタ首都特別州)をこのほど設立し、2012年6月1日から営業開始します。

2012年4月27日

ダイキン工業株式会社

急拡大するインドネシア市場拡販をめざし販売力を強化

『ダイキンエアコンディショニングインドネシア社』を設立

 ダイキン工業株式会社は、インドネシア共和国の販売代理店『PT.イモラマクムール社』(以下、イモラ社)との合弁会社『ダイキンエアコンディショニングインドネシア社』(本社:ジャカルタ首都特別州)をこのほど設立し、2012年6月1日から営業開始します。

 自前販社化により販売店の新規開拓を進め、幅広い品揃えときめ細かいサービス力を活かして強固な販売網を確立します。これにより、急拡大するインドネシアの空調市場で、2016年度には250億円の売上高を目指します。

 インドネシアは、2010年度のGDP成長率が6.1%と堅調な成長を続けており、人口も約2億3千万人でアセアン諸国最大です。今後、年収5,000ドル以上の中間所得層が急速に増加するとみられており、一般家庭における空調の普及率も現在10~15%程度(当社推定)ですが、今後順調に上昇していくと予想しています。それにともない2010年度に約570億円の空調市場は2016年度には2倍以上に拡大すると見込んでいます。

 

 当社は1976年よりイモラ社を通じて空調機器を販売してきましたが、市場の成長スピードに合った事業拡大のためには、営業力・顧客支援力・アフターサービス力の強化が課題となっていました。

 今回、イモラ社と組んで合弁会社を設立することで、イモラ社のローカルネットワークや現地ビジネスのノウハウを取り込みます。これまで当社が世界各地で培った販売店開発や営業ノウハウの移転、研修センターの新設など、販売力・サービス力の強化を加速し、将来的にはインドネシア市場においてシェアNo.1を目指します。

【新会社の概要】

 1)会社名 :ダイキンエアコンディショニングインドネシア社

         英文名:PT.Daikin Airconditioning Indonesia

 2)所在地 :インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州

 3)代表者 :取締役社長 津村勲 

 4)資本金 :16億円(2,000万ドル、1ドル80円換算)

 5)出資比率:ダイキン工業株式会社  60%

        PT.イモラマクムール社 40%

 6)設立  :2012年4月

 7)事業内容:空調機器等の販売およびアフターサービス

 8)人員  :297名

   

【P.T.イモラマクムール社の概要】

 1)会社名 :PT.イモラマクムール社

         英文名:PT.Imora Makmur

 2)所在地 :インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州

 3)代表者 :社長 ユーリップ・スギオノ氏(Mr.Urip Sugiono)

 4)設立  :1976年

 5)事業内容:空調機器等の販売およびアフターサービス

 6)売上高 :48億円(6000万ドル、1ドル80円換算。2011年3月期)

 7)人員  :約350名 (2012年3月末)

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