日本映画専門チャンネルで新藤兼人監督の追悼放送が決定

日本映画放送

2012年5月31日(木)

日本映画衛星放送株式会社

日本映画専門チャンネル

新藤兼人監督、追悼放送決定

「石内尋常高等小學校 花は散れども」ほか新藤兼人特別番組を

6月3日(日)に緊急放送

スカパー!・ケーブルTV・ひかりTVほかで放送中の日本映画専門チャンネル(東京都港区/代表取締役社長・杉田成道)では、新藤兼人監督の訃報を受け、6月3日(日)に急遽追悼放送をいたします。

社会派の映画監督として原爆をテーマに取り上げた初の劇映画「原爆の子」(1952)や、瀬戸内の孤島を舞台にした実験的な意欲作「裸の島」(1960)を手掛け、日本アカデミー賞脚本賞受賞作品「事件」(公開:1978年/監督:野村芳太郎)など名脚本家としても活躍された新藤兼人監督が5月29日100歳でお亡くなりになりました。

新藤監督は1912年4月22日、広島県生まれ。1934年、新興キネマ京都撮影所に入社し、溝口健二監督に師事しました。映画制作の裏方からキャリアをスタートさせ、建築監督、脚本家を経て50年には吉村公三郎監督らと独立プロ「近代映画協会」を設立し、翌年、死別した最初の妻をモデルにした「愛妻物語」(1951)で監督デビュー。

以降、映画監督、脚本家として活躍し、「裸の島」ではモスクワ映画祭グランプリ、「午後の遺言状」(1995)では日本アカデミー賞5部門、キネマ旬報ベストテン1位ほかを受賞しました。2002年には文化勲章を受章、日本最高齢の現役映画監督として活躍してこられました。

日本映画専門チャンネルは1998年の開局以来、新藤監督作の特集や特別番組を度々お送りしてきました。新藤監督の誕生日を迎えた今年4月22日より、数々の賞を受賞した最新作「一枚のハガキ」(TV初放送)をはじめとする新藤監督自薦作品や誕生パーティの様子などを放送し、監督を応援し続けてきたチャンネルとして生誕100年をお祝いした矢先の訃報でした。

 チャンネルでは、新藤監督の訃報を受けて6月3日(日)に急遽氏の監督作および関連作を追悼放送することが決定しました。

放送作品は、故郷広島での少年時代から新進気鋭のシナリオライターとして自立するまでを描いた新藤監督の自伝ともいえる映画「石内尋常高等小學校 花は散れども」。また新藤監督を敬愛して止まない世界的名優のべニチオ・デル・トロと新藤監督との貴重な特別対談番組「ベニチオ・デル・トロが新藤兼人監督に『映画』の話を聞いた」や、新藤監督100年の歩みを紹介する特別番組「新藤兼人の100年」の3作品です。

また、8月には新藤監督の追悼企画として、遺作となった「一枚のハガキ」、代表作「原爆の子」ほか、チャンネルでしか見られない特別番組の放送を予定しております。

【6/3 (日) 緊急編成 追悼・新藤兼人】

15:15 特別番組「新藤兼人の100年」

15:39 「石内尋常高等小學校 花は散れども」(2008年公開)原作・監督・脚本:新藤兼人 出演:柄本明/豊川悦司/六平直政/大竹しのぶ

17:40 特別番組「ベニチオ・デル・トロが新藤兼人監督に「映画」の話を聞いた」

【チャンネル概要】

■チャンネル名称:日本映画専門チャンネル

■視聴方法:スカパー!e2(BSデジタル放送 BSch.255)/スカパー!HD(ch.634)/スカパー!(ch.707)、スカパー!光/ひかりTV/auひかり/ケーブルTV各局

視聴可能世帯数:764万世帯(2012年4月末現在)

公式HP:http://www.nihon-eiga.com

公式twetter:https://twitter.com/#!/nihoneiga (アカウント@nihoneiga)

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(C) 近代映画協会

「石内尋常高等小學校 花は散れども」(C)2008「石内尋常高等小学校 花は散れども」製作委員会

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