サービスアパートメントの世界的リーディングカンパニーであるオークウッドは、この度株式会社鉄鋼ビルディングと業務委託契約を締結し、東京での８つ目のオークウッドブランドであるサービスアパートメントを２０１５年に開業すると発表した。

　株式会社鉄鋼ビルティングとの契約調印式に出席するために日本を訪れていたオークウッド・ワールドワイドの創業者であり、会長のハワード・ルビーは、「今回の契約締結は、オークウッドが世界的に物件数を増やし、世界中の顧客やビジネストラベラーの需要に応えるというグローバル戦略を反映したものです。」と語った。オークウッドは北米を中心に、中東、アジア、そしてヨーロッパと現在25,000室を超えるサービスアパートメントを展開。10年前に最初の物件を開業した日本を含むアジアパシフィックでは、７ヶ国14都市に展開している。

　株式会社鉄鋼ビルディングの専務取締役、増岡聡一郎氏はこう語る。「今回の契約調印式にルビー氏をはじめとする役員の方達にご出席いただいたことは大変光栄で、今後の両社の長期的で良好な関係を示すものだと感じている。」契約調印式には、他に株式会社鉄鋼ビルディングから専務取締役　斎木勝司氏、常務取締役　石黒恵氏が出席。オークウッドからはヴァイスプレジデントのピーター・ルーカス、日本のカントリーマネージャーであるマーティン・フルック、総支配人　ケレン・ミアーズ、営業本部長　石丸栄一が出席した。

　今回契約締結した物件は、オークウッドが展開する３つのブランド（オークウッドプレミア・オークウッドレジデンス・オークウッドアパートメンツ）の中のレジデンスブランドとなり、名称は「オークウッドレジデンス東京」となる予定。日本国内での既存物件は、1ヶ月から利用できる中長期型賃貸借物件となるが、「オークウッドレジデンス東京」はホテルとしての営業となるため1泊から中長期までの利用が可能となる。開業は２０１５年春を予定とし、同年の秋までには完全に運営される予定。スタジオタイプから３ベッドルームまで揃えた１２３室の家具・家電付サービスアパートメントは、多国籍企業の役員や東京へ赴任してくる駐在員などの短期滞在、そして中長期滞在の需要に対応する。

　毎日400,000人近い通勤客が利用すると言われる東京駅の八重洲口に隣接というアクセスの良さに加え、同ビル内には、羽田空港・成田空港へのリムジンバスターミナル、待合ラウンジ、地下駐車場、そして店舗や飲食店も併設される。

　株式会社鉄鋼ビルディングは、オークウッドのインターナショナルブランドとしての高い評判と、世界的に展開するサービスアパートメントの好実績を評価し、契約締結に至った。増岡氏はこう続けた。「私たちはオークウッドがこのサービスアパートメントを運営することを大変嬉しく思います。オークウッドはこれまでも、これからも、物件数、そしてクオリティの部分でも、サービスアパートメントの世界的リーダーであり続けると強く信じています。」オークウッドが東京で展開している物件は、六本木、白金、麻布十番、赤坂、青山、そしてミッドタウンにあり、今回の契約調印式はオークウッドプレミア東京ミッドタウンで行なわれた。

　株式会社鉄鋼ビルディングは、不動産の売買、賃貸、仲介、鑑定などを行ない、前身の会社を含めると120年以上の歴史を持つ定評のある企業。戦後間もなく、現在の場所に当時としてはめずらしい高層ビルを建設し、東京の戦後復興に大きく貢献した功績をもつ。そして今回同様に東京駅周辺エリアを国際金融の中心として活気づけるべく、再開発事業をスタートさせた。オークウッドはその再開発事業の一環として、東京の丸の内エリア初のサービスアパートメントを開業させる。

《本件に関するお問い合わせ》

オークウッド

営業本部長　石丸　栄一

03-5412-3131

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