井上荒野、角田光代、川上未映子の三氏が選考委員!北九州市の新文学賞「林芙美子文学賞」の作品募集!

北九州市役所

平成26年6月27日

北九州市役所

文壇の登竜門として、直木賞・芥川賞作家、井上荒野、角田光代、川上未映子の三氏や出版編集者が選考委員を務める新たな文学賞「林芙美子文学賞」を北九州市が創設!短編作品を募集します!

 北九州市(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/)は、今年度、文学分野における人材育成と北九州市の文学的土壌を全国発信することを目的に、これまで24回にわたって実施してきた「自分史文学賞」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kanko/menu02_0028.html)を継承・発展させた「林芙美子文学賞」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/04101000.html)を創設し、作品を募集します。

 生誕地については諸説ありますが、林芙美子は、現在の北九州市門司区(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/moji/index.html)で生まれたとする説が有力であり、幼少期を現在の北九州市若松区(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/wakamatsu/index.html)で過ごすなど、北九州市に大変ゆかりの深い作家です。生涯にわたり庶民に寄り添って創作を続け、「放浪記」や「浮雲」などの傑作のほか、「清貧の書」、「晩菊」、「骨」など珠玉の短編小説を多く遺したことにちなみ、「林芙美子文学賞」は短編小説を応募対象としました。

 応募作品の本審査選考委員には、日本文学界の第一線で活躍し、高い人気と実力を兼ね備えた直木賞・芥川賞作家、「井上荒野」、「角田光代」、「川上未映子」の三氏が務めます。また、事前選考では、有名作家を数多く担当した出版編集者も参画し、厳しいプロの目での作品選考を行います。

 この新しい文学賞をきっかけとして、新たな文学の才能が世に羽ばたくことを期待しています。

 皆さまの渾身の力作をお待ちしています。

<「林芙美子文学賞」について>

(1)募集要項等

 ・オリジナル未発表作品

 ・テーマ及びジャンルは不問

 ・四百字詰め原稿用紙50枚以内の日本語作品

 その他の詳細・注意事項等は募集要項をご覧ください。募集要項及び応募用紙は北九州市立文学館のホームページからもダウンロードできます

 http://www.kitakyushucity-bungakukan.jp/

(2)募集締切

 平成26年9月30日

(3)選考委員

 ・井上荒野

   2004年「潤一」で第11回島清恋愛文学賞受賞

   2008年「切羽へ」で第139回直木三十五賞受賞

   2011年「そこへ行くな」で第6回中央公論文芸賞受賞

 

 ・角田光代

   2005年「対岸の彼女」で第132回直木三十五賞受賞

   2007年「八日目の蝉」で第2回中央公論文芸賞受賞

   2012年「かなたの子」で第40回泉鏡花文学賞受賞

 ・川上未映子 

   2008年「乳と卵」で第138回芥川龍之介賞受賞

   2009年「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」で第14回中原中也賞受賞

   2013年「愛の夢とか」で第49回谷崎潤一郎賞受賞

(4)賞

 ・大賞1編 賞金100万円及び「婦人公論」(中央公論新社)への作品掲載

 ・佳作数編 賞金各10万円

 

(5)審査スケジュール

 ・事前審査     平成26年9月~11月末

 ・最終候補作品決定 平成26年12月中旬

 ・最終審査・発表  平成27年1月下旬

 ・表彰式      平成27年2月下旬

(6)協力

 株式会社 中央公論新社

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付ファイル

プレスリリース添付画像

林芙美子

井上荒野

角田光代(撮影:三原久明)

川上未映子

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中

    過去に配信したプレスリリース