麻世妙 majotae プロジェクト始動~㈱三越伊勢丹ホールディングスとともに、2015年春夏にむけて商品化~
エイベックス・グループ・ホールディングス㈱は、生地ブランド「麻世妙 majotae」(まよたえ)をスタートしました。エンタテインメントの領域にとらわれることなく文化領域でもビジネス開拓に挑戦し「麻世妙 majotae」プロジェクトに深い共感を示す㈱三越伊勢丹ホールディングス共に2015年春夏に向けて商品化を目指します。
2014年10月23日
エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社
日本人が忘れていた自然布「大麻布」をもう一度、身近なファブリックに
麻世妙 majotae プロジェクト始動
~㈱三越伊勢丹ホールディングスとともに、2015年春夏にむけて商品化~
エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社は、大麻布を使用した生地ブランド「麻世妙 majotae」(まよたえ)をスタートしましたことをお知らせいたします。エンタテインメントの領域にとらわれることなく、文化領域でも新しい感動体験の創造を目指し、いままでにないビジネス開拓に挑戦していきます。
「日本人が忘れてしまった布」を甦らせるきっかけは、エイベックスと自然布の研究に人生をかけている麻布研究の第一人者 吉田真一郎との出会いでした。さらに、数千年も日本人に尊ばれてきた大麻布を通じて「日本人の生活を変えたい」と切望する帯匠誉田屋十代目山口源兵衛の想いに突き動かされ、ついに「麻世妙 majotae」プロジェクトがスタートしました。
現代産業技術でいかに古来大麻布のもつ自然なやさしさを再現させるか。3年以上の試行錯誤の末に仕上がったのは、つかうほどに馴染む、風合い豊かな、高品質の大麻布(※)でした。麻世妙が象徴する日本の伝統文化を一人でも多くの方に伝え、それを通して新たな感動体験や価値観を発信することは、常に流行・文化を創りだしてきたエイベックスの新たな役割の一つであると考えています。
(※)「麻世妙 majotae」では無害大麻原料を使用しています。
【麻世妙majotae とは】
古来より日本人の生活に欠かせない存在だった大麻布。
しかし、第二次世界大戦後に国内での栽培が制限されたことや、
大麻繊維が紡績に適さないとされたことから工業化に乗り遅れ、
今ではまったく一般に流通していません。
《麻世妙 majotae》は、そんな「日本人が忘れてしまった布」である大麻布を
現代に甦らせたファブリックブランドです。
自然布の研究家である吉田真一郎、帯匠として日本の布の魅力を
誰よりも知る山口源兵衛、感動体験によって人のこころを動かすことを
ミッションとするエイベックス・グループ。三者の力が結集したことで、
《麻世妙 majotae》はいまここに産声をあげました。
大麻布をもう一度、日本のスタンダードファブリックに。
公式ブランドウェブサイト:majotae.com
大麻布の歴史や、麻世妙ブランドのコンセプトを動画にまとめましたのでぜひご覧ください:
【商品化に向けた展開について】
本プロジェクトのビジョンに深い共感を示す㈱三越伊勢丹ホールディングスとともに、2015年春夏における商品化をめざし、麻世妙の魅力を最大限に生かした商品開発に着手して参ります。
また、「麻世妙」はその素材の特性から、現代の生活の様々なシーンへの展開が期待されています。デニム、着物等の衣類はもちろんのこと、家具・ファブリーク、さらには生活空間に限らず医療現場における活用まで、その特徴的な性格から今後、既存の麻素材の利用範囲にとどまらない広がりに強い期待が寄せられています。今後の事業展開に、ぜひともご期待ください。
【麻世妙プロジェクト 発起人】
近世麻布研究所所長
吉田 真一郎
1948年 京都府生まれ。芸術家であり、日本における麻布研究の第一人者。30年以上古布の研究をつづけ、現在は近世麻布研究所所長として日本の自然布、主に江戸時代の大麻布、苧麻布の繊維と糸の研究を進めている。奈良県立民俗博物館、東近江市能登川博物館、愛荘町立歴史文化博物館、福島県からむし工芸博物館、新潟県十日町市博物館、San Francisco Craft & Folk Art Museumにて企画展示および研究発表、国立民族学博物館にて研究発表を行う。共著に「Riches From Rags」(San Francisco Craft & Folk Art Museum, 1994)、「別冊太陽 日本の自然布」(平凡社 2003)などがある。また、大手メーカーのCM・広告に芸術作品が起用されたり、大手インテリアデザイン会社の取締役として従事していたことも
京都帯匠誉田屋 十代目
山口 源兵衛
1948年 京都市中京区室町生まれ。270年以上続く京都の老舗帯匠誉田屋源兵衛 十代目を1981年に襲名。日本の自然布に興味を持ち、収集を始める。日本原種で皇居内でのみ飼育されていた古代繭「小石丸」の復活やフィリピンのドリームウィーバーの保存活動など 染色技術の活性化に努め、2002年「かぐやこの繭小石丸」展で2002年日経優秀賞受賞、2003年日本文化デザイン大賞受賞。2006年隅研吾氏やコシノヒロコ氏とのコラボレーションなど、異業種との活動を行う。2008年ユナイテッドアローズとのコラボ、男の着物ショー「傾奇者達之系譜」を開催以後、誂えの着物と男性用浴衣を制作。クリエイティブディレクターの立場で、帯や着物作りに尽力している
(http://kondayagenbei.jp/en/index.html)
【 「麻世妙展 日本人が忘れていた布」のご案内】
麻世妙ブランドのスタートに際し、10月23日より代官山ヒルサイドフォーラムにおいて、その麻素材の権威である吉田真一郎所蔵の麻布の展示を中心とした「麻世妙展 日本人が忘れていた布」を実施しております。ぜひとも、脚をお運びください。
会期:10月23日(木)-10月25日(土)
会場:HILLSIDE FORUM 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
TEL: 03-5449-3705 営業時間:9:00-21:00 http://www.hillsideterrace.com/
麻世妙ブランドスタートおよび麻世妙展開催を記念して、10月22日夜にオープニングレセプションが開催されました。発起人の吉田真一郎、山口源兵衛の他、本プロジェクトに共感する大西 洋 (株)三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員が登壇しました。主催者を代表して松浦勝人 エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社代表取締役社長CEO、竹内成和 同代表取締役も参加し、華やかにブランドのスタートを祝いました。
※当日の写真はこちらからご覧いただけます。
http://www.image.net/avex_majotae_2014
【株式会社三越伊勢丹ホールディングスについて】
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(東京証券取引所:3099)は日本最大の百貨店グループ。日本有数の百貨店2社の三越(創業1673年)と伊勢丹(創業1886年)が2008年に合併。国内外には百貨店を展開し2013年度売上高は1兆3215億円。伝統を重んじながらも革新を続ける業界のリーダー。
【エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社について】
Avex Group Holdings Inc.(東京証券取引所:7860)は日本の大手総合エンタテインメント会社。1988年に代表取締役社長CEOの松浦勝人により創業。日本でダンスミュージックのブームを起こす。現在では、音楽事業に限らず、映像事業、プロダクション・ビジネス、ライヴ・エンタテインメント事業を展開。2013年度売上高は1569億円で最高売上を3期連続で更新。運営する有料動画配信サービスの総会員数は日本最大級。2013年にはアジアビジネスの力点を東南アジアにシフトするため、Avex International Holdings Singapore Pte. Ltd.を設立。台湾にも拠点を置く他、クラシック音楽のレーベル、「エイベックス・クラシック」の本拠地としてロンドンにもオフィスを開設。(http://www.avex.co.jp/e_site/index.htm)
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 芸術・エンタテイメント
- URL http://www.avex.co.jp