アクセンチュア、クラウド・シェルパスの買収によってクラウド・ファースト戦略を強化

アクセンチュア

アクセンチュア(NYSE:ACN)は、グーグル(Google)、セールスフォース(Salesforce)、サービスナウ(ServiceNow)などのクラウド・ソリューションに関するアドバイザリー業務とテクノロジー支援サービスにおいて高い専門性を持つクラウド・シェルパス(Cloud Sherpas)の買収に合意したことを発表します。

2015/10/6

アクセンチュア株式会社

アクセンチュア、クラウド・シェルパスの買収によってクラウド・ファースト戦略を強化

【サンフランシスコ発:2015年9月15日】

アクセンチュア(NYSE:ACN)は、グーグル(Google)、セールスフォース(Salesforce)、サービスナウ(ServiceNow)などのクラウド・ソリューションに関するアドバイザリー業務とテクノロジー支援サービスにおいて高い専門性を持つクラウド・シェルパス(Cloud Sherpas)の買収に合意したことを発表します。

アクセンチュアは今回の買収によって、エンタープライズ向けのクラウド・サービスにおけるリーダーとしての地位を一層強固なものにするとともに、先進的なクラウド戦略策定やテクノロジー コンサルティング、クラウド・アプリケーションの実装・統合・管理などのクラウドに関するサービス提供能力をさらに強化していきます。

1,100人以上のクラウド・シェルパスの社員は、買収手続き完了後、アクセンチュアが新設したクラウド・ファースト・アプリケーション・チーム(Cloud First Applications Team)において業務を開始する予定です。クラウド・ファースト・アプリケーション・チームは、 グーグル、ネットスイート(NetSuite)、セールスフォース、サービスナウ、ワークデイ(Workday)といった企業のソリューションを活用したクラウド・サービスを提供するアクセンチュアの新設組織です。アクセンチュアは今回のクラウド・シェルパス買収によって、世界中の様々な先進的アプリケーション・プラットフォームを活用し、より差別化されたクラウド・サービスを提供していきます。

アクセンチュアの最高技術責任者(CTO)であるポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は次のように述べています。「多くの企業がクラウド・ソリューションの導入を積極的に進める中、アクセンチュアのクラウドビジネスも転換期を迎えています。アクセンチュアが掲げるクラウド・ファースト戦略はクラウドへの移行によって迅速なビジネス成果の創出に貢献するのもので、新たな競争優位性を確立するためのゲーム・チェンジャーとなります。こうした新たなビジネス価値を創出するために、クラウド・シェルパスの優秀な人材と共に仕事ができることを嬉しく思います。」

クラウド・シェルパスの代表取締役(CEO)を務めるデイビッド・ノーシントン(David Northington)は次のように述べています。「この度、アクセンチュアと協業できることを大変光栄に思います。クラウド・シェルパスはまさにクラウド・サービスから誕生した企業であり、アクセンチュアのクラウド・ファースト戦略と同じ方向性を持って事業を展開しています。クラウド・シェルパスの知見や経験に加え、アクセンチュアの業界横断での専門性、グローバル規模で展開するクラウド・アプリケーションに関するノウハウが融合することで、これまでにない大きなビジネス機会をお客様や社員に提供し、クラウド・テクノロジーの新たな未来を共に開拓できるものと確信しています。」

セールスフォースの副会長兼社長を務めるキース・ブロック(Keith Block)は次のように述べています。「アクセンチュアとクラウド・シェルパスが戦略的に協業していくことはクラウドのエコシステム全体を活性化させるものであり、セールスフォースが掲げる『Customer Success Platform』の正当性を証明するものです。今回の発表によって、アクセンチュアやクラウド・シェルパスというエコシステム・パートナーが、セールスフォースの世界レベルのプラットフォームを活用し、企業のビジネス変革や飛躍的な成長に貢献していくことを確認しています。」

2007年に設立されたクラウド・シェルパスは、クラウド・アドバイザリーや技術サービス分野において急成長したスタートアップ企業であり、これまでに世界中で数千のクライアントに対してクラウド戦略・導入、統合サービスを提供してきました。クラウド・シェルパスは現在、グーグル、セールスフォース、サービスナウに対するクラウド・サービス提供会社としてトップの地位を占める企業のひとつです。また、セールスフォースの「グローバル戦略コンサルティングパートナー」であると同時に、サービスナウが特定している「マスターパートナー」4社のうちの1社でもあります。さらにグーグルの「ワークパートナー オブ ザ イヤー」に4度選出されています。

アクセンチュアはセールスフォースと戦略的アライアンス・パートナーシップを締結した最初のグローバル企業のうちの一社であり、現在は2,700名を超える認定プロフェッショナルを擁しています。今回のクラウド・シェルパスの買収によって、新たに約500名の認定プロフェッショナルがアクセンチュアに加わることになります。

尚、詳細な買収条件は公開されておらず、今後慣習的な買収完了条件を満たした後、買収完了となる見込みです。

また、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs & Co)がアクセンチュア側の財務アドバーザーとして業務を担います。

アクセンチュアについて

アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。35万8,000人以上の社員を擁し、世界120カ国以上のお客様にサービスを提供しています。豊富な経験、あらゆる業界や業務に対応できる能力、世界で最も成功を収めている企業に関する広範囲に及ぶリサーチなどの強みを活かし、民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、その実現に向けてお客様とともに取り組んでいます。2015年8月31日を期末とする2015年会計年度の売上高は、310億USドルでした(2001年7月19日NYSE上場、略号:ACN)。

アクセンチュアの詳細はwww.accenture.com を、

アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jp をご覧ください。

アクセンチュアは、アプリケーションやインフラ、業務プロセスを融合したサービスを「As-a-Service」として提供することで新しい時代のデリバリー能力や柔軟性を担保しており、クラウドへの移行による新たなビジネス価値創出を支援しています。また、アクセンチュアが提供するクラウド・ファースト戦略は業界横断で提供する包括的なクラウド・サービスであり、戦略・導入・移行・マネージドサービスに加えて、アクセンチュア・クラウド・プラットフォーム(Accenture Cloud Platform)といった独自のクラウド・ソリューションを活用し、企業に求められる様々なビジネス変革に貢献しています。アクセンチュアでは全世界で13,000を超えるクラウドに関するプロジェクト経験を持ち、フォーチュン・グローバル100企業の75%にサービスを提供した実績があります。またアクセンチュアでは、クラウド・コンピューティングの領域における17,000名以上のプロフェッショナルを擁しています。

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