「UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ」 を公開しました。
20160406
首都大学東京
手作り衛星と缶サット(超小型の模擬人工衛星)の成果をデジタル・アース上にまとめた「UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ」を公開しました。
首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室(インダストリアルアートコース)、佐原宏典研究室(航空宇宙システム工学コース)、大学宇宙工学コンソーシアム(University Space Engineering Consortium, UNISEC)は、大学・高専学生による手作り衛星(超小型衛星)と缶サット(超小型の模擬人工衛星)の成果をデジタル・アース上にまとめたデジタルアーカイブ「UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ」を公開しました。
【アーカイブの概要】
■ UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ
以下の2つのコンテンツが用意されています。各々は画面内のボタンで切り替え可能です。PC・スマートフォンのウェブブラウザに対応しています。
1. 手作り人工衛星デジタルアーカイブ
三次元のデジタル・アース上に手作り人工衛星の姿と軌道をインタラクティブに可視化しました。衛星のアイコンをクリック、あるいは左上のメニューから選択することで、各々の詳細情報をみることができます。さらに衛星のアイコンをダブルクリックすることで、自動追尾を開始します。
2. 「缶サット」マッピング
世界中で活動している「缶サット」製作チームについての情報を、デジタル・アースにマッピングしました。アイコンをクリックすることで、各チームの写真や紹介動画、衛星についての説明資料などが表示されます。投稿システムも用意されており、今後も、新たな情報が随時投稿されていきます。
この事業は文部科学省・宇宙航空科学技術推進委託費の支援によるNPO法人大学宇宙工学コンソーシアムの事業の一環として行われており、制作に当たっては、首都大学東京・渡邉英徳研究室の「ヒロシマ・アーカイブ」(2011年7月発表)などの「多元的デジタルアーカイブズ」の技術を応用しました。
○「手作り人工衛星アーカイブ」制作メンバー
小宮慎之介、佐野大河
(首都大学東京大学院 システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域 博士前期課程2年)
渡邉英徳
(首都大学東京 システムデザイン学部 インダストリアルアートコース 准教授)
※ 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)について
大学・高専学生による手作り衛星やロケットなどの実践的な宇宙開発活動を支援することを目的とする特定非営利活動法人(NPO)です。
2003年2月にNPO法人として認定され、現在は50大学・高専から70団体が参加し、学生会員は900名を超えています。2010年から国際活動にも力を入れ始め、2013年には世界各地のUNISECローカルチャプター(現在13カ国に設置)の横断組織となるUNISEC-Globalが設立されています。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 東京都公立大学法人
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.houjin-tmu.ac.jp/
過去に配信したプレスリリース
果物の王様ドリアン、開花の秘密は15日程度の乾燥にあり!
11/21 14:00
河川合流周辺の農地は高い水害抑制機能を持つ -防災と生物多様性保全の両立に貢献-
11/19 14:00
AIITフォーラム:人を測るということ
11/19 13:30
令和6年度東京都立大学「グローバル教養講座」特別編を開催します!
10/4 17:15
AIITフォーラム:ベンチャーキャピタルが投資するスタートアップ企業とは
9/27 12:00
「東京テックイノベーションプログラム」の出願締切延長、9月13日まで!
9/2 11:05
カーボンナノチューブ使った熱電変換を社会利用へ 株式会社東海理化と共同開発
8/28 10:00
イネコムギはイネのミトコンドリアを持つ新たなコムギであった!
8/7 14:00
AIITフォーラム:eスポーツの可能性
8/2 15:00