軽量&コンパクトサイズのAED 迅速な救助サポート 自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500 7/1発売

2016年5月9日

オムロン ヘルスケア株式会社

軽量&コンパクトサイズのAED

簡単に持ち運ぶことができ、迅速な救助をサポート

自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500

-初めての方でも迷わず使える、高い操作性  7月1日発売-

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲)は、自動体外式除細動器(以下AED)の新商品として、軽量のコンパクトサイズ*1で、初めての方でも迷わず使うことができるように操作性を高めた、2015年ガイドライン対応の「自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500」(以下HDF-3500)を7月1日から発売します。

■メーカー希望小売価格:オープン価格

■販売目標:1万台(発売後1年間)

AEDは、突然の心肺停止に対して、自動的に心電図の解析を行い、必要に応じて電気ショックを与え、心臓の動きを正常なリズムに戻すことを試みる医療機器です。

日本では、年間7万人以上が病院外で心肺停止を起こしており、そのうち一般市民が目撃した症例の死亡率が約88%と高いことが社会的課題となっています*2。心肺停止後、1分経過するごとに救命率は10%低下するといわれており、AEDによる電気ショックによって心臓の動きを正常に戻す措置をいかに早くできるかが重要となります。2004年にAEDの一般市民による使用が解禁されて10年以上が経過していますが、目撃された心肺停止に対してAEDによる電気ショックが実施されたのは約4%に留まっているという報告*3もあります。これは、近くにAEDが設置されていなかったり、スイッチを入れると始まる音声ガイドに従って操作をするだけで簡単に使えるものであるにもかかわらず、AEDの使用を躊躇する人が多いことが原因と考えられ、設置場所のさらなる拡大と、誰でも簡単に、安心して使うことができるための操作性の向上が求められています。

今回発売するHDF-3500は、軽量のコンパクトサイズで、音声と光による操作ガイドなど、初めての方でも迷わず使うことができるように操作性を高めたAEDです。

本体は高水準の防塵防水等級(IP56)を有しており、質量は当社従来機種(パワーハート G3 「HDF-3000」)に比べて約33%の約1.1kg、大きさは縦が約65%の縦200mm、幅は約68%の184mmとコンパクトサイズ。使用環境や設置場所を選ばないほか、簡単に持ち運ぶことができます。

電源を入れると、スピーカーから操作方法を説明する音声ガイドが流れます。さらに、音声に合わせて本体上部のパネルにLEDランプが点滅し、除細動パッドを貼るタイミングや位置をはじめ、操作方法を光でお知らせします。音声と光でガイドするため、騒がしい場所や暗い場所でも、安心して正しく操作できます。操作ボタンは、「電源ボタン」と「ショックボタン」の2種類のみ。初めての方でも迷わずに使用できます。また、本体をキャリングケースに入れた状態で「パッド」のつまみを引くと除細動パッドパックが出てくるので、AED到着時から除細動パッドを貼るまでの時間を大幅に短縮でき、迅速な救助をサポートします。

当社では、2011年にAEDの発売を開始して以来、全国の民間施設や全国チェーンの小売店などへの設置導入を進めるとともに、「減らせ突然死プロジェクト」*4への協賛活動などを通じてAEDの正しい使い方の啓発活動を進めてきました。HDF-3500の発売により、設置先のさらなる拡大をはかり、院外での心肺停止者の救命率向上をめざします。

*1 2016年4月当社製品比較(HDF-3000)より

*2 総務省消防庁 統計資料(平成27年版)より

*3 総務省消防庁 調査資料より

*4 日本でのAEDの普及・啓発を目的に、医師や救命救急士が中心となって2014年4月発足

詳細は次のとおりです。

【自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500 主な特長】

1.使用環境や設置場所を選ばない小型軽量タイプ

本体は高水準の防塵防水等級(IP56)を有しており、質量は当社従来機種(パワーハート G3 「HDF-3000」)に比べて約33%の約1.1kg、大きさは縦が約65%の縦200mm、幅は約68%の184mmとコンパクトサイズ。使用環境や設置場所を選ばないほか、専用のキャリングケースも付属しているので簡単に持ち運ぶことができます。

※添付画像参照

2. 音声と光で操作をガイド

電源を入れると、スピーカーから操作方法を説明する音声ガイドが流れます。さらに、音声に合わせて本体上部のパネルにLEDランプが点滅し、除細動パッドを貼るタイミングや位置をはじめ、操作方法を光でお知らせします。

音声と光でガイドするため、騒がしい場所や暗い場所でも、安心して正しく操作できます。

※添付画像参照(除細動パッドを貼るタイミングになると、貼りつける位置にLEDランプが点滅してお知らせ)

3. 迅速な救助をサポートする、シンプルで使いやすいデザイン

操作ボタンは、「電源ボタン」と「ショックボタン」の2種類のみ。初めての方でも迷わずに使用できます。

また、本体をキャリングケースに入れた状態で「パッド」のつまみを引くと除細動パッドパックが出てくるので、AED到着時から除細動パッドを貼るまでの時間を大幅に短縮でき、迅速な救助をサポートします。

※添付画像参照(シンプルで使いやすいデザイン)

4. エスカレーション電気ショックを行う「SCOPETM バイフェージック技術」

心肺停止者の状態を判断して効果的な電気ショックを実行する、独自の「SCOPETM バイフェージック技術」を搭載。使用者に最適な電気ショックを実行します。

また、電気ショックを2回実施しても回復がみられない場合、3回目以降は心肺蘇生法ガイドラインで推奨されている「エスカレーション電気ショック」を行います。

5. 本体のセルフチェックを毎日実施

AEDが使用できる状態にあるのかどうか、自動セルフチェックを毎日行い、常に使用可能な状態を保ちます。セルフチェックの結果は、スタンバイ表示のLEDが正常時には緑色、異常時には赤色で点滅してお知らせ。異常時には光だけではなく、音でもお知らせします。

<主な仕様>

○一般名称…非医療従事者向け自動除細動器

○販売名…自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500

○本体質量…約1.1㎏(除細動パッドパックを含む)

○外形寸法…縦200mm×幅180×高さ50mm

○バッテリータイプ…単回使用の使い捨てバッテリー(除細動パッド一体型)

(二酸化マンガンリチウムバッテリー(LiMnO2) 18V)

○ガイド機能…音声による操作指示+光による操作指示(パネル部)

○付属品…除細動パッドパック(除細動パッド+バッテリー)、AEDキャリングケース、取扱説明書、医療機器添付文書、日常点検項目表、簡易マニュアル、AEDの設置情報に関する登録のお願い、AED設置情報の登録書(FAX用)、AED設置場所変更登録票、サインシール、AED消耗品交換時期表示ラベル

○クラス分類…高度管理医療機器、特定保守管理医療機器

○医療機器承認番号…22700BZI00047000

○選任製造販売元…オムロン ヘルスケア株式会社

○外国特例承認取得者…HeartSine Technologies, Limited (アイルランド)

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

HDF-3500 本体

使用環境や設置場所を選ばない小型軽量タイプ

音声と光で操作をガイド

シンプルで使いやすいデザイン1

シンプルで使いやすいデザイン2

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