8(ヤ)月31(サイ)日は 【野菜の日】!第10回「2018年度 野菜と家庭菜園に関する調査」
2018年8月9日
タキイ種苗
平成最後の夏 今年で記念すべき10回目!
8(ヤ)月31(サイ)日は 【野菜の日】!「2018年度 野菜と家庭菜園に関する調査」
「好きな野菜」10年間不動の1位は「トマト」!
~大人の約9割、子どもの6割以上が「野菜が好き」~
●「好きな野菜」、「嫌いな野菜」、「家庭菜園でつくる野菜」の
初回からのランキングを掲載!
●8割以上が「野菜摂取を重視」する一方で、3人に1人が「野菜不足」
●野菜で最も重視されるポイントは「新鮮であること」。
家庭菜園を始める理由にも
《「健康野菜」と「家庭菜園」で、おいしく、賢く野菜摂取!》
タキイ種苗株式会社(所在地:京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、8月31日の「やさいの日」を前に全国の20歳以上の男女600人(農業関連従事者除く)を対象に、「野菜」にまつわるイメージ評価や、野菜作り(家庭菜園/ベランダ菜園)の関心度、実践状況を調査しました。(調査期間:2018.7.13~7.17)
【調査結果 Topics!】
子どもの6割以上が「野菜好き」!
子どもが野菜好き 計 63.8%、子どものいる方 N=318
大人の約9割が「野菜好き」!
野菜好き 計 86.4%、N=600
■一番の人気野菜は「トマト」!大人は10年連続、子どもは7年連続の1位!
好きな野菜No.1は、子ども、大人ともに「トマト」で(子ども46.2%、大人65.8%)、大人は10年連続、子どもは7年連続の1位となり、不動の人気がわかる結果となりました。
■大人と子どもの「好きな野菜」「嫌いな野菜」と、「家庭菜園でつくる野菜」の定番と特色が判明!
大人の好きな野菜で10年間トップ10に入り続けたのは、「トマト」、「たまねぎ」、「じゃがいも」、「とうもろこし」でした。
大人・子どもともに「嫌いな野菜」でトップの「ゴーヤ」は、「家庭菜園でつくる野菜」に7年連続トップ10入りしました。
■8割以上が「野菜摂取を重視」の半面、3割以上が「野菜不足」。「料理に関する悩み」が増加
「野菜摂取を重視する」人が83.7%に上る反面、36.0%もの人が「野菜が不足している」と回答しました。野菜を取れない理由として、料理方法や料理時間など、「料理に関する悩み」が増加していることがわかりました。
■「家庭菜園を始める理由」・「満足の理由」の1位!野菜で最も重視されるのは「新鮮さ」
野菜を選ぶ際に最も重視されているのは「新鮮であること」(74.3%)でした。「家庭菜園を始める理由」・「満足の理由」でも1位は「新鮮な野菜が食べられるから」となり、新鮮さの重要度がわかる結果となりました。
■ロメインレタスの認知度が上昇中!
ロメインレタスの認知度は46.4%で、2016年度から年々上昇しており、前年度からは2.7ポイント増となりました。
※本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります。
1.子どもと野菜
➀ 「野菜好き」の子どもが6割超え!
野菜が「大好き(12.9%)」「どちらかといえば好き(50.9%)」を合せると、63.8%と、6割以上の子どもが「野菜好き」であることがわかりました。
② 「子どもの好きな野菜」トマトがV7!人気の定番が明らかに
子どもが好きな野菜の1位は、7年連続で「トマト」(46.2%)となりました。「じゃがいも」(45.3%)は2014年以来、5年連続で2位となっています。また、前年度に初めて10位にランクインした「たまねぎ」に代わり、今回は「にんじん」(29.6%)がランクインしました。
3位「とうもろこし」(39.3%)、4位「さつまいも」(38.1%)、5位「スイカ」(34.9%)、6位「かぼちゃ」(33.6%)、7位「メロン」(33.3%)と、2012年以来、甘みの強い野菜がトップ10に入り続けています。
7年間でトップ10の野菜に大きな変動はなく、子どもに根強い人気のある野菜がわかる結果となりました。
③ 「辛味」「苦味」のある野菜が苦手な傾向。「嫌いな野菜がない」子どもは2割以上!
子どもが嫌いな野菜は、昨年に続き「ゴーヤ」(34.3%)が1位で、2015年度の「ピーマン」を除くと、2012年以来、6度目の1位となりました。セロリ、春菊、とうがらしなど、苦味や辛味、香味の強い野菜が毎年上位に入っています。また、「好きな野菜」で不動の1位である「トマト」は、今回の嫌いな野菜ランキングでは7位(20.1%)に、これ以前も毎回トップ10入りしています。後述の大人のランキングにおいて、「好きな野菜」の定番の「なす」は、子どもの「好きな野菜」トップ10にランクインせず、「嫌いな野菜」で毎年ランクインしていることから、なすは大人になるにつれて好きになる野菜であるといえそうです。
子どもの5人に1人は「嫌いな野菜は特にない」(21.4%)という結果で、2016年以降「嫌いな野菜がない」子どもは2割以上いることがわかりました。
④ 子どもに「積極的に野菜を食べさせている」親は6割以上!
子どもの野菜の摂取について、「十分に食べさせている」(13.2%)と「ある程度食べさせている」(50.6%)を合わせて63.8%と、6割以上の親が子どもに野菜を積極的に食べさせていることがわかりました。このうち、「十分に食べさせている」との回答は、前年度より2.4ポイント増となりました。
一方、4割近い子ども(36.1%)が「野菜不足」であることが明らかになりました。
⑤ 子どもに野菜を摂取させるためには「料理」と「栄養価の高い野菜」に注目!
子どもの野菜摂取量を増やすための取り組みとして、上位には「料理に関する工夫」が挙がる一方、その他には「より栄養価の高い野菜を選びたい」(18.9%)や、「野菜が持つ機能の点で野菜を選んで食べさせたい」(13.2%)といった声がありました。調理法だけでなく野菜の栄養価や機能面にも親は注目していることがうかがえます。
2. 大人と野菜
➀ 大人の約9割が「野菜好き」!
大人では、野菜が「大好き」(35.2%)、「どちらかといえば好き」(51.2%)を合わせて、86.4%と、約9割が「野菜が好き」という結果になりました。
子どもよりも大人の方が「野菜好き」の割合が多くなるようです。
② 10年連続「好きな野菜No.1」は、「トマト」!
大人の好きな野菜では、「トマト」(65.8%)が10年連続で1位となりました。2位は「たまねぎ」(65.0%)」、3位には10年間で初めて「枝豆」(60.5%)がランクイン。「じゃがいも」(60.3%)が8年ぶりにトップ3から外れました。
大人のランキングでは、子どもに人気の甘い野菜に代わって「キャベツ」、「大根」、「なす」、「白菜」がランクインしており、子どもと大人の野菜の好みの違いがわかりました。
10年連続でトップ10入りを果たしたのは、「トマト」、「たまねぎ」、「じゃがいも」、「とうもろこし」です。また、今年度の特徴として、「白菜」(54.0%)が初めてトップ10に入りました。
③「ゴーヤ」、「セロリ」が苦手な野菜のトップ2。大人の3割は「嫌いな野菜がない」!
大人が嫌いな野菜は、1位「ゴーヤ」(27.8%)、2位「セロリ」(27.7%)でした。このふたつの野菜は、10年間ずっとトップ2を争っています。一方、「嫌いな野菜は特にない」(32.2%)が最も多い回答となり、野菜好きな大人が多いことがうかがえます。
2009年から2015年までトップ10に入っていた「ピーマン」は、2016年から3年連続でトップ10に入っておらず、「苦手な野菜」の定番から外れたようです。
一方、「ゴーヤ」、「セロリ」、「モロヘイヤ」、「春菊」、「カリフラワー」、「トマト」は10年連続でトップ10に入っており、子どもと同様、大人も「苦味」や「香味」などの独特の風味や、食感を苦手と感じる人が多いようです。
④ 野菜は「新鮮であること」が最も重視されている
野菜を食べる際や購入する際に重視するポイントとして、最も多く挙がったのは「新鮮であること」(74.3%)で、2位の「価格の安さ」(59.5%)、3位の「味のおいしさ」(48.8%)を大きく上回る結果となりました。
3. 野菜摂取の意識と課題
➀ 8割以上が「野菜摂取を重視」
野菜摂取に対する意識では、「かなり重視」(32.7%)、「ある程度重視」(51.0%)と合わせて83.7%と、8割以上の人が「重視している」という結果となりました。
② 3人に1人が「野菜不足」を実感
実際の野菜摂取量については、「十分に食べている」(11.3%)、「ある程度食べている」(52.7%)を合わせて64.0%が野菜を摂取できていると感じているようです。一方で、「かなり不足している」(7.3%)、「やや不足している」(28.7%)を合わせると36.0%となり、前年度より4.0ポイント増となりました。8割以上が「野菜摂取を重視」している反面、3人に1人以上が「野菜不足」状態であることが明らかになりました。
③ 「野菜不足の理由」に「料理に関する悩み」が増えている
野菜不足の理由では、順位は前年度とおおむね同様でしたが、1位「量をたくさん食べられないから」(29.6%)は8.9ポイント減、2位「野菜の値段が高いから」(27.3%)は0.8ポイント減となりました。一方、3位「野菜を使った料理を食べる機会が少ないから」(25.9%)は5.1ポイント増、4位「野菜をたくさん食べる料理方法がよくわからないから」(19.9%)は2.7ポイント増、6位「野菜を十分に食べたり、料理をするだけの時間がないから」(15.7%)は1.1ポイント増、7位「わざわざ野菜を買って料理するのが面倒だから」(13.4%)は6.6ポイント増と、料理の難しさや手間を野菜不足の理由として挙げる割合が増えていることがわかりました。
④ 「野菜不足」な人の約9割が「問題意識」。約半数が「食生活の改善」を望む。
「野菜が不足している」と回答した人に、問題意識の有無を聞いたところ、「特に問題を感じない」は10.2%にとどまり、「問題だと感じている」人は89.8%と、野菜不足の人の約9割に「問題意識」があることが判明しました。
また、「積極的に食生活を変えたい」(4.6%)、「できれば食生活を変えたい」(44.0%)を合わせて48.6%と、野菜不足の人の約半数が「食生活の改善」を望んでいることがわかりました。
⑤ 「野菜不足」解消の鍵は「料理の工夫」と「野菜の栄養価・機能」!
「野菜不足を問題だと感じている」と回答した人で、今後の食生活でもっと野菜を取るために取り組みたいことでは、「もっと野菜を使った料理をつくる(つくってもらう)ようにしたい」(47.4%)や、「食べやすさや調理のしやすい野菜を選んで食べるようにしたい」(28.9%)、「野菜についてまたは野菜を使った料理についての知識を増やしたい」(19.1%)など、普段の料理を工夫することで、野菜をより多く取り入れたいと感じている人が多いことがわかりました。
また、「より栄養価の高い野菜を選んで食べるようにしたい」(17.0%)、「その野菜の持つ機能(栄養素や繊維が多いなど)の点で野菜を選んで食べるようにしたい」(11.3%)のような回答も見られ、野菜の栄養価や機能に注目し、効率よく野菜を取る方法も注目されているようです。
4. 家庭菜園について
➀ 半数近い人が「家庭菜園の経験あり」で、7割以上が「満足」!
「現在、家庭菜園で野菜を作っている」人は23.7%で、「過去に経験がある」(22.7%)と合わせると、46.4%が「家庭菜園の経験がある」ことがわかり、前年度より1.7ポイント増となりました。また、「とても満足」(15.5%)、「やや満足」(57.9%)を合わせると73.4%と、高い満足度が明らかになりました。
②「満足の理由」No,1は、「新鮮な野菜が食べられるから」!「家庭菜園」の良いところ
家庭菜園に満足している(していた)理由は、1位「新鮮な野菜が食べられるから」(64.7%)となり、ここでも野菜の新鮮さを重視していることがわかります。2位は「作物の収穫の喜びを得られるから」(50.5%)、3位「野菜づくりはおもしろいから」(43.1%)と続きます。年代別では、40代は「収穫の喜びを得られるから」(全体との差+12.3ポイント)、20代が「家計の節約に役立つ(役立った)から」(全体との差+10.1ポイント)、60代は「自分の新しい趣味・生きがいになったから」(全体との差+11.5ポイント)と、特に高い割合となり、年代ごとの特色がみえる結果となりました。
③ 「新鮮な野菜」を食べたくて家庭菜園を始めた人が、約半数!
家庭菜園を始めた理由でも、1位は「新鮮な野菜が食べられるから」(49.3%)で、『野菜を食べる際や購入する際に重視しているポイント』(2-④)、『家庭菜園の満足の理由』(4-③)と同様に、新鮮な野菜が求められていることがわかりました。20代から50代では年代が上がるにつれて割合が増え、特に50代では61.8%と、全体より12.5ポイント高く、新鮮さをより重視していることがわかりました。同率1位には「おもしろそう」(49.3%)、3位に「趣味」(28.4%)が上位に入り、家庭菜園を楽しむ人が多いことがうかがえます。一方、30代では「節約のため」が43.9%と全体より16.9ポイント高い結果となりました。
④ タネや苗を選ぶ基準、「計画的な男性」と「衝動的な女性」の差が明らかに!
家庭菜園の苗やタネを選ぶ基準を聞く質問では、男女差がみられる結果となりました。下表Ⅰでは、男性は「(苗や種を購入する際は)品種を決めて売り場に行き、目的のものを購入する派」が(62.2%)だったのに対し、女性は「品種を決めずに売り場に行き、その場でよさそうなものを選ぶ派」(53.9%)が多く、男性は計画的に、女性は売り場での判断で苗や種を購入する割合が高いことがわかりました。
また、下表Ⅱでは、男性は「(苗やタネを選ぶ際)植える場所の構成やほかの品種との兼ね合いを考える派」が57.0%、女性は「欲しいもの選ぶ派」が52.5%となり、男女の特色が出る結果となりました。
一方、下表Ⅲでは、男女ともに「(苗やタネを選ぶときは)実用性(食べたい・必要性など)を重視する派」(男性68.9%、女性70.7%)が、「育てる楽しみ(育てがい、成長のわかりやすさなど)を重視する派」より多くなり、男女とも実用性をより重視していることが明らかになりました。
⑤ 家庭菜園で作っている野菜、7年間の不動の人気は「トマト」、「きゅうり」、「なす」!
家庭菜園で作っている野菜は、1位「トマト」(77.3%)、2位「きゅうり」(46.8%)、「なす」(37.8%)で、2012年以来、7年間にわたってこの順位は変動していません。4位「ピーマン」(27.3%)、5位「ネギ」(20.5%)、6位「ハーブ類」(18.7%)を合わせた上位6位は、昨年度から変わりませんでした。また、「好きな野菜」では10年間で初めてトップ3に入った「枝豆」は18.3%で7位と、前年度までの順位よりも高い結果となり、「好きな野菜」が家庭菜園にも反映されているようです。
一方で、「嫌いな野菜」では大人・子どもともに1位だった「ゴーヤ」は9位(16.9%)にランクイン。2012年から7年連続でトップ10入りしており、家庭菜園の定番野菜としては愛されていることがわかりました。
5. 機能性成分を多く含む野菜について
➀3人に1人が知っている、「機能性成分を多く含む野菜」
野菜不足の解消(3-⑤)や、子どもにより野菜を摂取させるため(1-⑤)でも注目されていましたが、「機能性成分を多く含む野菜」の認知度を聞くと、3人に1人が知っている(33.7%)という結果となりました。
② 8割以上が「機能性成分を多く含む野菜」の摂取意向あり
「機能性成分を多く含む野菜を生活に取り入れたいと思うか」という問いに対しては、「思う」(26.5%)、「どちらかといえば思う」(55.7%)の合計が82.2%と、8割が摂取意向を示し、前年度より1.1ポイント増となりました。
「ファイトリッチ」で、おいしく、賢く野菜摂取!
目指したのは、野菜本来のチカラ。
≪タキイ種苗の機能性成分を多く含む野菜「ファイトリッチ」シリーズについて≫
タキイ種苗が約25年前にスタートした、健康維持機能をもつ成分を多く含み、なおかつ食味にすぐれた野菜の研究プロジェクトで、機能性成分を多く含む新しい野菜品種を育成、商品化に成功しています。
「ファイトリッチ」は、摂取する野菜の“量”ではなく、“質”を上げることを目指して
タキイ種苗が開発した、機能性成分を豊富に含んだ、おいしい健康野菜シリーズです。
6. ロメインレタスについて
➀ ロメインレタスの認知度は、年々上昇中!
ロメインレタスの認知度は46.4%で、前年度より2.7ポイント増となりました。認知度・喫食経験ともに3年連続で増加していることがわかりました。
②「ロメインレタス」の食べ方で一番人気は「シーザーサラダ」!サラダ以外も多様
食経験がある人にロメインレタスの好きな食べ方・おいしいと思った食べ方を聞いたところ、「シーザーサラダ」(70.8%)をはじめ、サラダ類が人気であることがわかります。
一方、「ソテー」や「チャーハン」(同11.5%)、「炒め物」(10.8%)など、サラダ以外の多彩な調理方法でも楽しまれていることが明らかになりました。
※調査結果詳細は、添付のリリースをご覧ください。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 タキイ種苗株式会社
- 所在地 京都府
- 業種 水産・農林業
- URL https://www.takii.co.jp/
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