タキイ種苗『2025年度 花に関する調査』~8月7日の語呂にちなんで、2025年の花のある暮らしの実態を調査~
花のある暮らしに魅力を感じる人は全体の3分の2に対し 実際に取り入れていると思う人は全体の3分の1!
2025.07.17
タキイ種苗株式会社
タキイ種苗株式会社(所在地:京都市下京区)は、8月7日の語呂にちなんで、400人の男女を対象に花に関する調査を実施いたしました。本調査では、「花のある暮らし」の実態と傾向を分析し、花が暮らしに与えている影響や効果についてご報告いたします。
調査結果TOPICS!
■ 「花のある暮らし」に『魅力を感じる』人は62.3%と約3分の2
「花のある暮らし」について、「とても魅力を感じる」と「やや魅力を感じる」を合わせた『魅力を感じる』は62.3%と約3分の2。その理由は、「花の彩りを楽しめるから(55.8%)」「季節を感じることができるから(53.4%)」など、花そのものの特徴に魅力を感じる人が半数。また、「気分を高めて、幸福感を得られるから(42.6%)」「ストレスを軽減し、リラックスできるから(41.0%)」と、花があることで得られる精神的な効果についても4割を超える。
■日常生活に花を取り入れていると『思う』人は約3分の1
日常生活に花を取り入れていると「思う」と「やや思う」を合わせた『思う』は34.1%と約3分の1という結果だが、 仕事や育児に追われる「女性30代」 「女性40代」 「男性20代」 「男性50代」では『思う』が30%を下回る。
■花を購入する目的は「自宅に飾る」が最多だが、60代では「供花や仏花」が上回る
花を購入する目的は「自宅に飾る(59.8%)」「贈り物やプレゼント(45.8%)」「ガーデニング(39.3%)」「供花や仏花(35.5%)」の順だが、60代では構成比が大きく異なっており、 「供花や仏花(60.6%)」 が最多となっている。
■花を購入する上では色や大きさなどの見た目や価格よりも、季節感を重要視
花を購入する際に選ぶ基準では、「色(55.1%)」「価格(51.4%)」が半数を超えており、次いで「季節感(46.7%)」「花もち(42.1%)」「大きさ・形(41.1%)」「品種(40.2%)」が4割超え。ただし、「その中で最も重視するもの」の1位は「季節感(21.5%)」で2位「価格(13.1%)」に大きく差をつける。
■ 最も好きな花は1位バラ、2位ヒマワリだが、若い世代と中高年では人気が逆転
最も好きな花は1位「バラ(10.8%)」 2位「ヒマワリ(7.8%)」 3位「ラベンダー(7.3%)」 4位「カスミソウ(5.8%)」 5位「チューリップ(5.3%)」がトップ5にランクイン。女性の年代別では、1位は20代、30代の若い世代で「ヒマワリ」、40〜60代の中高年で「バラ」と逆転しており、男性の年代別でも「バラ」は20代、30代の若い世代では5位と「ヒマワリ」の方が上位なのに対し、40代、50代で1位、60代で2位と中高年で高い傾向が見られる。
【タキイ種苗 花に関するアンケート調査】
◆調査期間:2025年5月中旬 ◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象者:全国の20~60代の男女 ◆有効回答数:400サンプル
※除外対象:①農業、②卸売・小売業(食料・飲料(酒類除く))、③ソフトウェア・情報サービス業、④調査業・広告代理業
※グラフはすべて%。本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合もあります。
1.「花のある暮らし」の魅力
①「花のある暮らし」に『魅力を感じる』人は62.3%と約3分の2
「花のある暮らし」について、「とても魅力を感じる」と「やや魅力を感じる」を合わせた『魅力を感じる』は62.3%と約3分の2となっています。
性年代別のクロス集計では、 『魅力を感じる』が「女性20代(70.0%)」「女性30代(75.0%)」「女性50代(70.0%)」「女性60代(75.0%)」と40代以外の女性で70%を超えています。また、「60代男性(65.0%)」でやや高い傾向が見られますが、男性より女性の方が魅力を感じる傾向が高いことが伺えます。
②「花のある暮らし」に魅力を感じる理由は、花そのものの魅力が5割、精神的な効果が4割
「花のある暮らし」に魅力を感じる理由は、「花の彩りを楽しめるから(55.8%)」「季節を感じることができるから(53.4%)」など、花そのものの特徴に魅力を感じる人が半数を超えています。また、「気分を高めて、幸福感を得られるから(42.6%)」「ストレスを軽減し、リラックスできるから(41.0%)」と、花があることで得られる精神的な効果についても4割の方が魅力を感じる理由として挙げています。
年代別のクロス集計では、花があることで得られる精神的な効果について若い世代で高い傾向にあり、20代では「好きな花を選ぶことが楽しいから(37.5%)」も他の年代より高い傾向にあります。一方で、60代は、「花の彩りを楽しめるから(64.3%)」「季節を感じることができるから(64.3%)」が他の年代よりも高い傾向にあるので、花そのものの特徴に魅力を感じる人が多いという結果になっています。
画像2
2.「花のある暮らし」の実態
①日常生活に花を取り入れていると『思う』人は約3分の1
日常生活に花を取り入れていると「思う」と「やや思う」を合わせた『思う』は34.1%と約3分の1という結果になっています。
性年代別のクロス集計では、「女性50代(47.5%)」「女性60代(50.0%)」で『思う』が半数近くなっているのに対し、 「女性30代(22.5%)」 「女性40代(22.5%)」 「男性20代(27.5%)」 「男性50代(27.5%)」では『思う』が30%を下回っています。魅力を感じるかどうかだけでなく、子育てや仕事で忙しい世代や、若い男性では日常に花を取り入れにくい状況があることが伺えます。
「花のある暮らし」について『魅力を感じる』人が約3分の2であるのに対し、実際に日常生活に花を取り入れていると『思う』が約3分の1と差が見られますが、性年代別でその差を比較すると、「女性20代(37.5%)」「女性30代(52.5%)」「女性40代(32.5%)」で30%を超えており、若い女性で高い傾向が見られます。仕事をする女性が増える昨今、「花のある暮らし」に憧れはあるものの実際の日常生活の忙しさの中で、理想と現実の乖離が生じていると推察できる結果となっています。
②日常生活に花を取り入れていると『思う』人の行動は「購入する」「育てる」「飾る」が4割
日常生活に花を取り入れていると「思う」「やや思う」と回答した方(136名)全体を対象にした「日常生活における花に関わる行動」では、「日常的(週1回程度)」「時々(月1回程度)」を合わせた割合が、「育てる(47.8%)」「飾る(47.8%)」「購入する(41.1%)」といずれも40%を超えています。特に、「日常的に育てる(35.3%)」と「時々購入する(30.1%)」「時々飾る(27.9%)」が30%程度を占めており、高くなっています。
一方で、「贈る」の「日常的(週1回程度)」「時々(月1回程度)」を合わせた割合は13.2%と、日常的に花を取り入れている人でも頻度が低い行動となっています。日本ではお祝い事や記念日に「花を贈る」ことは多いですが、日常的に「花を贈る」習慣は定着していないと推察します。
③花をよく購入する人の目的は「自宅に飾る」が最多だが、60代では「供花や仏花」が上回る
花を購入する頻度が「日常的に(週1回程度)」「時々(月1回程度)」「たまに(3ヶ月に1回程度)」と回答した方(107名)全体を対象にした「花を購入する目的」は、「自宅に飾る(59.8%)」「贈り物やプレゼント(45.8%)」「ガーデニング(39.3%)」「供花や仏花(35.5%)」の順になっています。
60代では「供花や仏花(60.6%)」 「ガーデニング(51.5%)」 「自宅に飾る(51.5%)」「贈り物やプレゼント(30.3%)」と構成比が大きく異なっており、60代における日常的に花のある生活は、信仰や慈しみの意味も多く含んでいることがわかります。
④花をよく購入する人が選ぶ花のタイプは「切花」で、60代では「鉢植え」も人気
花を購入する頻度が「日常的に(週1回程度)」「時々(月1回程度)」「たまに(3ヶ月に1回程度)」と回答した方(107名)全体を対象にした「購入する花のタイプ」については、「切花(56.1%)」、「鉢植え(46.7%)」「フラワーアレンジメント(31.8%)」「花壇苗(30.8%)」「ブーケ(25.2%)」という順になっています。
60代では「切花(66.7%)」、「鉢植え(60.6%)」 は同じく高い傾向にありますが、「フラワーアレンジメント(18.2%)」「ブーケ(6.1%)」は低く、花を購入する目的と同じく他の年代に比べて異なる傾向が見られます。
⑤花を購入する上では色や大きさなどの見た目や価格よりも、季節感を重要視
花を購入する頻度が「日常的に(週1回程度)」「時々(月1回程度)」「たまに(3ヶ月に1回程度)」と回答した方(107名)全体を対象にした「花を購入する際に選ぶ基準」では、「色(55.1%)」「価格(51.4%)」が半数を超えており、次いで「季節感(46.7%)」「花もち(42.1%)」「大きさ・形(41.1%)」「品種(40.2%)」が4割を超えています。
一方、「その中で最も重視するもの」の1位は「季節感(21.5%)」で2位「価格(13.1%)」に大きく差をつけました。花を購入する上では色や大きさなどの見た目や価格よりも、季節感を重要視しているということがわかります。
3.好きな花
① トップ5は「バラ」「チューリップ」「ヒマワリ」「カスミソウ」「ラベンダー」がランクイン
「好きな花」は、1位「バラ(35.0%)」2位「チューリップ(32.3%)」3位「ヒマワリ31.0%)」4位「カスミソウ(29.3%)」5位「ラベンダー(27.5%)」が30%前後で比較的大きな差はなく並びました。その中で「最も好きな花」は1位「バラ(10.8%)」2位「ヒマワリ(7.8%)」 3位「ラベンダー(7.3%)」 4位「カスミソウ(5.8%)」5位「チューリップ(5.3%)」と順位が入れ替わっています。「好きな花」は複数選択が可能なため、知っている花を選ぶ傾向があり差がつきにくく、認知度ランキングに近いと推察されます。そのため、「最も好きな花」の結果こそが真の人気ランキングだと考えられます。また、本調査での「最ももらって嬉しい花」トップ5でも同じ5品種がランクインしています。
②女性年代別の「最も好きな花」の1位は、若い世代で「ヒマワリ」中高年で「バラ」
「好きな花」は複数選択が可能なため、種類を多く選んだ女性の方が全体的に高い数値となっています。女性年代別では、「コスモス」が「20代(32.5%)」と[60代(37.5%)」、「ネモフィラ」が「女性20代(32.5%)」と「30代(47.5%)」のトップ5にランクインしています。
「最も好きな花」トップ5は「チューリップ」に代わり「ユリ」がランクインしています。また、1位は若い20代、30代で「ヒマワリ」、40〜60代の中高年で「バラ」と年代で差が見られました。60代では、「ヒマワリ」は好きな花トップ5にも入っておらず、好みに差があることがわかります。
③ 「好きな花」の男性トップ5は「チューリップ」「ヒマワリ」「バラ」「カーネーション」「ラベンダー」
「好きな花」の男性全体のトップ5は「カスミソウ」の代わりに「カーネーション」がランクインし、「チューリップ」「ヒマワリ」「バラ」「カーネーション」「ラベンダー」の順となっていますが、女性と比較して数値が低い傾向にあります。年代別では、30代で「朝顔(20.0%)」、40代で「マリーゴールド(22.5%)」、50代で「カスミソウ(25.0%)」、60代で「コスモス(30.0%)」がランクインしています。
「最も好きな花」では、全体では女性と同じ品目がランクインしていますが、「朝顔」が20代と40代、「コスモス」が30代と60代、「日日草(ビンカ)」が20代、「スイートピー」が40代、50代で「パンジー」などバラツキが見られます。男性全体1位の「バラ」は20代、30代の若い世代では5位と「ヒマワリ」の方が上位なのに対し、40代、50代では1位、60代では2位と女性と同じく中高年で高い傾向が見られます。
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このプレスリリースを配信した企業・団体

- 名称 タキイ種苗株式会社
- 所在地 京都府
- 業種 水産・農林業
- URL https://www.takii.co.jp/
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