“ストレスとリラックス”に着目した「石川善樹式 集中メソッド」を検証

2018年8月21日

集中力研究プロジェクト委員会

「集中力研究プロジェクト委員会」 が

“ストレスとリラックス”に着目した「石川善樹式 集中メソッド」を検証

~”ストレスとリラックス”を加えることで、

慶應高校の生徒の集中力が上昇、継続~

主催:集中力研究プロジェクト委員会

監修:予防医学研究者 石川善樹氏

「集中力研究プロジェクト委員会(予防医学研究者石川善樹氏、㈱ジンズ、サントリー食品インターナショナル㈱、㈱電通」※1は、私立慶應義塾高等学校の生徒107名を対象に、集中力についての検証を実施しました。

これは、「ストレスとリラックスの共存により、より深い集中力が生み出される」という石川氏の監修のも

と、作業時の集中力を向上させるといわれている「ポモドーロテクニック」をベースに実施したものです。通常の「ポモドーロテクニック」に、”ストレスとリラックス”を加えたものを「石川善樹式 集中メソッド」とし、作業時の集中力にどのような変化が起こるのかを比較、検証したものです。

今回の検証で、「石川善樹式 集中メソッド」の適用により、通常のポモドーロテクニックに比べ、集中力が上昇し、継続することが分かりました。

※1集中力向上の方法について研究することを目的として立ち上がったチーム。メンバーと役割は、以下のとおり。

石川善樹氏 :検証内容の監修。

㈱ジンズ :集中力の測定が可能な眼鏡型のウェアラブル機器である「JINS MEME」の提供。

サントリー食品インターナショナル㈱:作業中の飲料提供。

㈱電通:検証イベントの運営。

●検証の対象者と測定方法

慶應高校の生徒107名を2チームに分け、JINS MEME※2と一部の生徒に感性アナライザ(脳波計)を使用し、集中力を測定。

※2 JINS MEMEとは、3点式眼電位センサー(特許取得済み)と6軸(加速度・ジャイロ)センサーを搭載し、

”自分を見るアイウェア”をコンセプトにした世界初のセンシング・アイウェア。

検証の対象者と測定方法

●検証内容

・「ポモドーロテクニック」をベースとして検証を実施。

「ポモドーロテクニック」とは、25分間の作業と5分間の休憩を交互に取り入れることで、作業時の集中力が向上すると言われている手法。

(今回の実験では測定機器のオペレーション上、休憩時間を8分間とした)

・「ストレスとリラックスの共存により、より深い集中力が生み出される」という石川氏の監修のもと、Aチームには通常のポモドーロテクニックを適用。Bチームには通常のポモドーロテクニックに、”ストレスとリラックス” を加えた「石川善樹式 集中メソッド」を適用。AチームとBチームの作業時の集中力を比較した。

・作業時の水分補給として、チームごとに「サントリー天然水」と「サントリー 南アルプスPEAKER ビターエナジー」※3を提供。飲用しながら作業をする。 

※3「サントリー 南アルプスPEAKER ビターエナジー」は、ホップや有機グレープフルーツ果汁の苦みと、喉にグッとくる強炭酸の刺激により、飲むたびにシャキッとした気分になれる味わいのエナジードリンク。

<Aチーム>

通常のポモドーロテクニックを適用。

○休憩時間の過ごし方:

特にルールを設けず、自由に過ごす。

○作業中:

「サントリー天然水」で水分補給しながら実施。

(飲料を飲む行為は、作業中のリラックス感にも寄与。)

<Bチーム>

通常のポモドーロテクニックに加え、”ストレスとリラックス”を加える「石川善樹式 集中メソッド」を適用。

○休憩時間の過ごし方:

その場で5回ジャンプし、体に適度なストレスを与える。

その後着席して両手を上げて1回伸びをし、3回深呼吸をすることでリラックスする。

○作業中:

「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」で水分補給しながら実施。

作業中においても、飲む行為によるリラックス感と、苦味や炭酸などの刺激による味わいで、

適度なストレスを感じる状況を作る。

検証内容

●検証結果

「石川善樹式 集中メソッド」を適用したBチームは、通常のポモドーロテクニックのみを適用したAチームに比べて集中力の上昇と継続が見られた。

 

<JINSMEMEでの測定>

○作業①~③の25分の内、最初の5分間の集中力を基準とし、その後5分毎の集中力の推移を測定。

○通常のポモドーロテクニックに、”ストレスとリラックス”を加えたBチームの集中力は6~10分後に約2%上昇。その後も同水準の集中力を維持した。

検証結果①

<感性アナライザ(脳波計)での測定値>

○作業①における集中力を基準とし、作業②、作業③での推移を測定。

○通常のポモドーロテクニックに、”ストレス”と”リラックス”を加えたBチームの集中力は作業②、作業③へと進んでも集中力が低下することはなく、上昇した。

○一方Aチームの集中力は、作業①をピークに、作業②、作業③はともに低下した。

○AチームとBチームでは、最大で約18%の差が見られた。

検証結果②

今回の実験では、通常のポモドーロテクニックに”ストレスリラックス”を加えた「石川善樹式 集中メソッド」を適用することが、集中力が向上し継続につながることが明らかになりました。

▼監修者プロフィール

監修者

石川善樹|YOSHIKI ISHIKAWA  

予防医学研究者、博士(医学)

1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。(株)Campus for H共同創業者

「人がよりよく生きるとは何か(Well-being)」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。

専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学など。@ishikun3

▼株式会社ジンズホームページ ⇒ https://www.jins.com/jp/

▼サントリー食品インターナショナル株式会社ホームページ ⇒ https://www.suntory.co.jp/softdrink/

▼株式会社電通ホームページ ⇒ http://www.dentsu.co.jp/

【本件に関するお客様からの問い合わせ先】

「集中力研究プロジェクト委員会」

お問い合わせ先電話番号:080-7694-0800

お問い合わせメールアドレス: info@shuchuryoku-kenkyu-project.jp

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プレスリリース添付画像

私立慶應義塾高等学校の生徒

検証の対象者と測定方法

検証内容

検証結果①

検証結果②

監修者

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