FANアワード2018開催 “おいしさで心をつなぐ ニッポンの逸品”10産品と 特別賞の3産品が決定!

平成30年10月25日

「フード・アクション・ニッポン アワード2018」広報事務局

~フード・アクション・ニッポン アワード 2018 開催~

第10回目のアワードでは、

“おいしさで心をつなぐ ニッポンの逸品”10産品と

特別賞の3産品が決定!

・占冠村産メープルシロップ「トペニワッカ」/一般社団法人占冠村木質バイオマス生産組合(北海道)

・モチソース/モチクリームジャパン株式会社(兵庫県)

・もちピザシート/有限会社安田屋(宮崎県)

・小国ジャージーバターサンド/小国おみやげプロジェクト(熊本県)

・DREETS CHOCOLAT/ふたみ青果株式会社(北海道) 

・茶ノベーゼ/有限会社海田園黒坂製茶(岡山県)

・福の誉 じゃことらっきょうの生ラー油/宝福一有限会社(鳥取県)

・おぶせのたまご/社会福祉法人くりのみ園(長野県)  

・とろたまぷりん/株式会社ましこカンパニー(栃木県)

・格之進 牛醤/株式会社門崎(岩手県)

<特別賞>

・金華鯖ずし/株式会社エムコーポレーション(宮城県)

・ごはんにかけるごぼうと昆布/株式会社すが野(栃木県) 

・紀州梅真鯛梅 六個入/株式会社岩谷(和歌山県)

 国産農林水産物の消費拡大の取組「フード・アクション・ニッポン」では、10月23日(火)にリーガロイヤルホテル東京で「フード・アクション・ニッポン アワード 2018」最終審査会(主催:農林水産省)を開催しました。

【全国から応募のあった1,125産品の中から受賞10産品と特別賞「和ごはん」3産品が選定】

 本アワードは、国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体などから産品を広く募集し、優れた産品を表彰しており、10回目を迎える今年度は全国から1,125産品の応募がありました。一次審査を経て入賞した100産品を、一つ一つの産品を育ててきたヒトやその背景にあるストーリー等を基準に、最終審査委員を務める国内の大手流通・外食・百貨店のトップ10人それぞれが1品選定し、日本各地に隠れた “おいしさで心をつなぐ ニッポンの逸品” 10産品が決定しました。

 また今年度は、ユネスコ無形文化遺産登録5周年に鑑みて、子ども達・忙しい子育て世代に、身近・手軽に健康的な「和ごはん」を食べる機会を増やすことで和食文化の保護・継承につなげていくための「Let’s!和ごはんプロジェクト」の趣旨に沿った産品が、審査委員の投票により特別賞として3産品選定されました。

【トークセッション】

 審査結果発表に先立ち、農林水産省 食料産業局 食文化・市場開拓課 和食室長 五十嵐麻衣子が「Let’s!和ごはんプロジェクト」を紹介。続いて、“『子育て世代が求める商品とは』~「Let’s!和ごはんプロジェクト」から見えてきた商品作りのヒント”をテーマとしたトークセッションが、一般社団法人日本キッズ食育協会 代表理事 榊原理加さんと司会役のJAふくしま未来やさい・くだものPR大使の長沢裕さんにより行われました。

【審査結果発表・表彰式】

 表彰式では冒頭、農林水産省 大臣官房 審議官 小野稔が「日本の食文化は世界中から注目され、訪日外国人はその背景の伝統や雰囲気を求めて地方まで足を延ばしています。今後さらなる増加が期待される彼らの滞在中の体験の中に食を組み合わせることで、母国に帰った後も再体験できるような機会を提供し輸出に繋げるための枠組みとして、農林水産省では『食・駆けるプロジェクト』を立ち上げました。今回入賞した産品についても、この枠組みを活用し、国内だけでなく海外の販路も視野に入れていただきたいと思っています。このように海外から注目されている日本の食文化ですが、国内の食生活においては、ライフスタイルの多様化により伝統的食文化の存在感が薄れている状況です。今回のアワードでは、日本の食を次世代に伝えたいという想いを込め、“おいしさで心をつなぐ ニッポンの逸品”をテーマにしています」と挨拶。続いて、審査経緯等の説明が行われ、特別賞3産品、受賞10産品が発表されました。

 特別賞3産品は、株式会社エムコーポレーション(宮城県)の「金華鯖ずし」、株式会社すが野(栃木県)の「ごはんにかけるごぼうと昆布」、株式会社岩谷(和歌山県)の「紀州梅真鯛梅 六個入」が選定されました。受賞者はそれぞれ、「石巻のおいしいものをできるだけ全国の方に知ってもらいたいという思いでやっており、身が引きしまる思い」(エムコーポレーション)。「今年が創業100周年。これから200年、300年を目指して頑張って行きたい」(すが野)。「紀州の海と山の味覚を全国の消費者の方々へ届け、日本の食文化として継承していきたい」(岩谷)とコメントしました。

 受賞10産品の発表では、最終審査を務めた国内の食に関する大手企業各社が選ぶ逸品を各社のトップが発表。

【アマゾンジャパン合同会社】

 一般社団法人占冠村木質バイオマス生産組合(北海道)の「占冠村産メープルシロップ『トペニワッカ』」を選定。代表の前田氏は「高価格だが工夫することで、北海道産のカエデの樹液から作られるこだわりのメープルシロップを全国のお客様に届けるお手伝いができるのではと選んだ」とコメント。受賞者は「小さな村で林業従事者がメープルシロップを採っている。受賞を自信に今後も頑張ってもらいたい」と受賞の喜びを語りました。

【イオンリテール株式会社】

 モチクリームジャパン株式会社(兵庫県)の「モチソース」を選定。代表の岡崎氏は「使いかたで食卓の料理がワンランク上のレベルに上がる良い商品になるのではと思った。業務用としてだけでなく、家庭用や食卓用に作ってはどうかと思った」とコメント。受賞者は「美味しいお餅にこだわっている。日本伝統の食文化であるお餅を世界に広げ、世界をお餅で笑顔にしたい」と語りました。

【株式会社イトーヨーカ堂】

 有限会社安田屋(宮崎県)の「もちピザシート」を選定。代表の三枝氏は「簡単に食べられて、サクサクとした食感を感じ、時間が経っても美味しさが損なわれない。米の需要が減るなかで、新しいお餅の食べかたの提案に感銘を受けた」とコメント。受賞者は「グルテンフリーのため小麦アレルギーの方に食べていただきたい」と語りました。

【式会社オンワードホールディングス】

 小国おみやげプロジェクト(熊本県)の「小国ジャージーバターサンド」を選定。代表の保元氏は「カラーコーディネートが綺麗で、地元の四季折々の農産物をうまく食材として使用している。会社の枠組みを越え小国町のお土産を作ろうという志の高さに共鳴した」とコメント。受賞者は「小さな工房でひとつひとつ手作りしてきた商品。食材を提供いただいている地元の生産者と喜びを分かち合いたい」と語りました。

【株式会社紀ノ國屋】

 ふたみ青果株式会社(北海道)の「DREETS CHOCOLAT」を選定。代表の堤口氏は「イチゴそのものの形に一目惚れし、甘酢っぱい絶妙なバランスの味わいとしっとりとした食感にファンになった。多くのお客様に味わっていただきたい」とコメント。受賞者は「紀ノ國屋さんに選んでいただきたいと思っていた。生産者の期待や想いに答え、紀ノ國屋さんが後悔しないように納品していきたい」と意気込みを語りました。

【株式会社トランジットジェネラルオフィス】

 有限会社海田園黒坂製茶(岡山県)の「茶ノベーゼ」を選定。代表の垂水氏は「茶葉の食感や味をそのまま味わえること。名称の良さ、レストランで使いやすい価格。ヘルシーで若い女性や海外の方にも受けるのではないかなど、総合的に考え選んだ」とコメント。受賞者は「古くから作られている美作番茶と黒大豆をコラボした商品のため選ばれて大変うれしい」と語りました。

【株式会社阪急阪神百貨店】

 宝福一有限会社(鳥取県)の「福の誉 じゃことらっきょうの生ラー油」を選定。代表の荒木氏は「試食した瞬間に口の中が『ごはん!ごはん!』と騒ぎだした。従来の商品や流通路では無い、らっきょうの食感を残した新しい商品でらっきょうの魅力を紹介したいという心意気にも打たれた」とコメント。受賞者は「酢漬け以外で食べやすく魅力のあるらっきょう製品を提案したいとのらっきょう生産者の想いを受け、2年がかりでできた商品。やっと報われたという気持ち」と受賞の喜びを語りました。

【株式会社フォーシーズ】

 社会福祉法人くりのみ園(長野県)の「おぶせのたまご」を選定。代表の松井氏は、「卵は普遍性の高い食品でどの業界でも作られているなか、より高品質で安全なものを求めている。障害者の方たちが作られていると聞き、その気持ちにも共感した。安全、安心な卵を少しでも美味しく消費者に提供できればと思い選んだ」とコメント。受賞者は、「育てた野菜や野草を毎日餌として与えてできた卵。障害のある方々を農業人として支援したく、20年前に事業活動を開始し、自立できるように頑張っているがその途は厳しく、大きな後押しをいただき感謝している」と語りました。

【株式会社ローソン】

 株式会社ましこカンパニー(栃木県)の「とろたまぷりん」を選定。代表の宮﨑氏は「商品名のとおりの『とろっ』とした美味しさに当社の審査員から声があがった。東京に150店舗展開しているナチュラルローソンで是非販売したいと考えている」とコメント。受賞者は「どこにでもある商品だからこそ、味や素材にこだわり唯一無二のプリンを作って行きたい」と語りました。

【日本料理 日本橋ゆかり】

 株式会社門崎(岩手)の「格之進 牛醤」が受賞。代表の野永氏は「世の中に無いまったく新しい調味料を作ったことに感動し、新しい可能性を感じた」とコメント。受賞者は「岩手地元の企業とタッグを組み、3年かけて作った商品。岩手の製品を世界に届ける活動や岩手と東京を食でつなぐ活動を行っており、今後も頑張っていきたい」と語りました。

<「フード・アクション・ニッポン アワード2018」最終審査委員(10社)>

アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント 前田 宏

イオンリテール株式会社 代表取締役社長 岡崎 双一

株式会社イトーヨーカ堂 代表取締役社長 三枝 富博

株式会社オンワードホールディングス 代表取締役社長 保元 道宣

株式会社紀ノ國屋 代表取締役社長 堤口 貴子

株式会社トランジットジェネラルオフィス 取締役副社長 垂水 謙児

株式会社阪急阪神百貨店 代表取締役社長 荒木 直也

株式会社フォーシーズ 常務執行役員 松井 謙

株式会社ローソン 専務執行役員 コミュニケーション本部長 宮﨑 純

日本料理 日本橋ゆかり 三代目若主人 野永 喜三夫

■受賞10産品

アマゾンジャパン合同会社

占冠村産メープルシロップ「トペニワッカ」/一般社団法人占冠村木質バイオマス生産組合(北海道)

イオンリテール株式会社

モチソース/モチクリームジャパン株式会社(兵庫県)

株式会社イトーヨーカ堂

もちピザシート/有限会社安田屋(宮崎県)

株式会社オンワードホールディングス

小国ジャージーバターサンド/小国おみやげプロジェクト(熊本県)

株式会社紀ノ國屋

DREETS CHOCOLAT/ふたみ青果株式会社(北海道)

株式会社トランジットジェネラルオフィス

茶ノベーゼ/有限会社海田園黒坂製茶(岡山県)

株式会社阪急阪神百貨店

福の誉 じゃことらっきょうの生ラー油/宝福一有限会社(鳥取県)

株式会社フォーシーズ

おぶせのたまご/社会福祉法人くりのみ園(長野県)

株式会社ローソン

とろたまぷりん/株式会社ましこカンパニー(栃木県)

日本料理 日本橋ゆかり

格之進 牛醤/株式会社門崎(岩手県)

■特別賞3産品

金華鯖ずし/株式会社エムコーポレーション(宮城県)

ごはんにかけるごぼうと昆布/株式会社すが野(栃木県)

紀州梅真鯛梅 六個入/株式会社岩谷(和歌山県)

<開催概要>

■日時: 2018年10月23日(火)13時00分~16時00分

■会場: リーガロイヤルホテル東京 3階 ロイヤルホール 他 (新宿区戸塚町1-104-19)

■プログラム内容:品評会(最終審査会)

                          トークセッション

                          審査結果発表・表彰式

                          フォトセッション

※フード・アクション・ニッポン アワード公式Webサイト http://syokuryo.jp/award/

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

10産品受賞者と審査委員、主催者

特別賞受賞者と主催者

一般社団法人占冠村木質バイオマス生産組合

モチクリームジャパン株式会社

有限会社安田屋

小国おみやげプロジェクト

ふたみ青果株式会社

有限会社海田園黒坂製茶

宝福一有限会社

社会福祉法人くりのみ園

株式会社ましこカンパニー

株式会社門崎

株式会社エムコーポレーション

株式会社すが野

株式会社岩谷

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