アート市場におけるビジビリティのために、Artprice、Artron、Cisionが提携へ
アート市場におけるビジビリティのために、Artprice、Artron、Cisionが提携へ
AsiaNet 77037
パリ、2019年1月11日/PRニュースワイヤー/ --
かつてのヘゲモニーと新しい競合
記事：Aude de Kerros
2019年の初頭における国際アート市場は、既存のグローバルアート市場のシステムに対して重大な衝撃を与えるであろう変革を見せています。このような構造的な変化の底流には、データバンクの作成ならびに運営を手がける3企業の提携があります。3社の協力体制によって、かつて例のないビジネスストラテジーが展開されます。この内の2社は、オンライン販売能力をもつアートを専門とした企業であり、もう1社は、世界の報道網から取捨した情報を直接関連メディアやプレスに供給するCision社です。
(Logo: https://mma.prnewswire.com/media/644091/Artprice_Logo.jpg )
(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/806924/Artprice_on_Arton_net.jpg )
この協力体制は、過去10年間における通信システムの技術革新と、ジオポリティックスの力関係に見られた根本的な変化を経て実現されました。さらには「メインストリーム」を成すハイエンドアート市場と、一連の「ローカル市場」間に分裂が生じています。前者は、世界的なビジビリティを有する「コンテンポラリー・インターナショナル」市場であり、後者は「非イノベーティブ」とみなされ、高級で教養化されたアート界からは外されたものを指します。こういったコンテキストを背景とし、Artprice、Artron、Cisionの三社において新しい提携関係が結ばれました。
- このような革新的な三社体制は、上場フランス企業であるArtpriceの主導で確立されました。同社は、自由と自律性に対する非妥協主義で知られた伝説的な人物によって創立ならびに運営されています。Thierry Ehrmannは、世界のアート市場に関するもっとも包括的なデータバンクをクリエートし、「グローバルファイナンシャルアート」と、「非高級ローカルアート」の双方を網羅したデータバンクを実現しました。これにより、フランス政府が明確に(国レベルで)回避してきた後者のカテゴリーがデータに加えられたことになります。フランス政府によってアーカイブされている作品は、「公式に認知された」コンセプチュアル/コンテンポラリーアーティストに限られています。
- Artronは、1993年に創立された中国の文化事業企業で、中国におけるアートならびにアート作品のプロモーションをねらいとし、同国で開花したアート分野の育成に必要とされるあらゆる手段を供給します。共産主義下におかれた中国では、アートオークションがほぼ皆無の状態でした。また同社によって、中国のアート界のあらゆる流れを網羅したデータバンクが作成されています。
- Cisionは、シカゴに本社を置くプレスオブサーバー兼ディストリビューターで、世界のメディアとの間に個別に築いた関係を、各国のインフルエンサーや、コミュニケーションストラテジストに向けて発信します。
カルテルと専売にもの申す！
アート界のロビン・フッドThierry Ehrmannは、専売や仲介を目の敵とし、その排斥に日々務めています。彼の嫌悪感は、時とともに「アートの世界を経済的ならびに知的プレデター」から解放する、という実際的な使命に昇華されました。自社Artpriceのデータバンクに集められた情報を分析することによって、「ニューヨークで把握されているグローバル ハイエンドアート市場が、全世界における覇権的なビジビリティを享受している」ことが明らかにされます。この市場は、実質的なルーツも競合相手も持たないサプライマーケットとなっています。同時に、「リアル」な市場が需要本位のもので、前者よりもかなり大規模な市場であるにもかかわらず、ビジビリティの不在によって未成熟なままである事実も認知されました。
一方の覇権市場では、高度に張り巡らされた国際ネットワークを介して共通の利益がシェアされ、見本市、オークション、美術館や国際的なギャラリーにおける展示を通じて順調な成長を遂げています。そのビジネスモデルには、ふたつのレベルが組み合わされています。ひとつは、純粋な金融市場に非常に近く、閉鎖的な回路でコレクターによって維持されているもの、もうひとつは派生的なアーティグッズによって成立しているマス市場です。この市場では、限定シリーズで工業生産された、あらゆる価格設定とフォーマットの製品（ギャラリーのレプリカからキーホルダーやＴシャツまで）が取り扱われています。ここではオークションで高額で取引されるオリジナル作品が、「プロモーショーナルアイコン」に置き換えられています。
ハイエンド市場と、姉妹的存在のローエンド市場を合わせたこの市場の意義は、その収益性と多様な実用性にあります。社会的そしてビジネス上のプラットフォームとして機能し、さまざまな文化イベントや観光アトラクションの実現、美術産業の促進を担っています。「グローバルフィナンシャルアートシステム」は、多くの人々に収入を生み出すとともに、庇護者や企業、各種組織団体からの免税を含めた特権や寄付、場合によっては国からの助成金を享受しています。
Thierry Ehrmannは、これを、秘密裡の協定に基づいたクラスターをベースにし、自らのイメージに閉じ込められた市場だとします。
彼は、客観的な情報から成る自社のデータバンクによって、市場のキー情報を優先的に獲得し、進取の気性に富んだストラテジーを支える分析力を手にします。彼は、アメリカに先がけた2009年当時に中国がアート市場のリーダーとなる（https://www.contrepoints.org/2012/02/16/69388-le-secteur-dinvestissement-qui-a-connu-une-annee-record-lart ）ことをだれよりも先に認識していました。もっともこの説は当時のメディアから軽んじられ、目だった評言もなされませんでした。Thierry Ehrmannこそが、「中国市場のデータを含まない限り、世界的なデータバンクとして成立しない」ことをいち早く察知していましたが、中国のデータへのアクセスは、言語の壁とインターネット関連のバリアによって容易ではありませんでした。こういった現実から、中国企業のArtronとのあいだに関係を築くというアイデアが生まれ、結果的に2018年の9月に公式提携というかたちで結実されました。
すでに他国において実現したように、Artpriceは、全世界でアート市場データがアクセス可能となることをねらいとします。このためには、さまざまな作業のなかでも、固有名詞のスペルをそれぞれの言語に合わせて翻訳して記録するという工程が要されます。Artpriceは、中国が規制するインターネットの国境を越えられるように特別な許可を得る必要に迫られました。結果的に、とりわけ高級品の購入で知られたプラットフォームであるWeChat(*1)（
https://www.contrepoints.org/2019/01/10/334255-__trashed-5?utm_source=Newsletter+Contrepoints&utm_campaign=3d01e7da12-Newsletter_auto_Mailchimp&utm_medium=email&utm_term=0_865f2d37b0-3d01e7da12-114198341&mc_cid=3d01e7da12&mc_eid=0c0d902801#https://www.contrepoints.org/2019/01/10/334255-__trashed-5?utm_source=Newsletter+Contrepoints&utm_campaign=3d01e7da12-Newsletter_auto_Mailchimp&utm_medium=email&utm_term=0_865f2d37b0-3d01e7da12-114198341&mc_cid=3d01e7da12&mc_eid=0c0d902801 ）が、中国の国境を越えて使用できるようになり、この情報の流動性を受けてアート作品のオンラインコマースが可能になりました。
2017年の時点でArtpriceは、自社データがスマートフォン上で利用できるようになったこと(大半が無料)、アートに興味のあるあらゆる人に開かれたことによって、情報フローが圧倒的に激増し、アート市場のクライアントが大幅に拡大されることを予期していました。この変革こそが、「アート市場を、仲介者を排除した需要に基づいたオンライン市場にする」というストラテジーのコアとなります。
しかしながら、生の情報のみでは真の革新には足りず、これを補完する分析ツールが必要とされます。Artpriceはこのニーズに的確に応え、さまざまなアングルからアート市場を理解できるよう配慮し、等しくアクセス可能な豊かなインデックスを作成しました。
今やアート市場を把握することは、専門家や玄人のみの特権ではなくなりました。つまるところ、アートの啓蒙化が達成されたことになります。
最後に残された課題は、ビジビリティの独占状態にありました。そこでEhrmann率いるチームは、アート市場からの情報全般を、各国の全ジャーナリストならびにメディアに向けて発信することを決断しました。この新たなプロジェクトは、去る2018年12月に120年の歴史を誇るプレスの権威CisionとArtpriceが交わした契約を施行するもので、アート市場を専門とする世界発のプレスエージェンシーが創設されます。アートプレス エージェンシーこの契約が意図する「アクセス トゥ インフォメーション」改革は、既存のシステム基盤を覆すことにあり、サプライ/デマンド、グローバル/ローカルのいかんを問わず、さまざまな異なる市場が、一様に競合状態に置かれることになります。
覇権的な「グローバル」アート市場から、平等な競合下におかれた「多元的」なアート市場へ
Artron、CisionとともにArtpriceが取るイニシアティブは、「真」のグローバル市場を認識し、承認することに基づきます。この市場は、圧倒的なビジビリティを有する「グローバル-ファイナンシャル」市場の陰になっています。事実、現在もっともアートに投資が行われている中国では、さまざまなアート傾向間に差別化が行われていません。中国では、ニューヨークで認められたコンセプチュアルアートを含め、100万ドルを大きく上回る超ハイエンドなアートを消費するのと同等に、長い美術史の伝統において純粋に美的見地のみに焦点を絞ったアーティストの作品(とりわけ中国人アーティストの作品)も消費されています。今日の中国市場は、ジオポリティックスの見地に立った世界のアートの真の多様性を、ニューヨークの市場よりもはるかに如実に映しとっています。
ソ連の崩壊以後、「グローバル-ファイナンシャル」アートがリフェランスとして定着してきましたが、その天文学的な価格にもかかわらず、アートがもつべき挑発力や驚かせる力は失われてしまいました。歴史上の結末としての「グローバル カルチャー&アート」という概念は、過去10年間において多くの国で問われてきました。「グローバル キッチュ」アートは、20世紀的ユートピアの最終的な化身として捉えられるでしょう。20世紀的ユートピアでは、未来のアートが、全地球上であらゆる人にとって均質で同一なものとして構想されています。
この理想郷的ビジョンは、「社会主義インターナショナルとコミュニスト リアリストアート」による声明と並行して出現したように見え、今日では、最新の「グローバル-インターナショナル-ファイナンシャル-コンセプチュアルアート」の具現化と対峙しているように見うけられます。いわば一コインの表裏によって、世界が、「すべてに説明がつく」とする経済的な唯物主義に還元されてしまっているといえるでしょう。
(*1)Artpriceは、WeChatサイトの所有権を持つ唯一の欧米企業です。(WeChatは、中国の法律を遵守する企業に留保されています)このサイトは、18億人を超える世界の中国人インターネットユーザーによって使用されています。
contrepoints.orgで記事を見る(仏語のみ) https://www.contrepoints.org/2019/01/10/334255-__trashed-5
弊社のサービスを試す(無料デモ) https://www.artprice.com/artist/23640/baishi-qi
弊社のサービスを購読する https://www.artprice.com/subscription
Artprice について：
Artprice は、Euronext Paris、SRD long only および Euroclear によって、Eurolistに記載されています。7478 - ブルームバーグ：PRC - ロイター：ARTF
thierry Ehrmann により設立 (Who's who公認の経歴を見る ) (c) https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2018/10/bio-2019-whos-who-thierry-ehrmann.pdf )
動画で Artprice を見る https://www.artprice.com/video
Artprice は、美術品の価格および索引データバンクにおけるグローバルリーダーです。3000万件以上の索引と、70万人以上のアーティストをカバーした競売データを有します。Artprice Images(R) は、世界最大のアート市場リソースへの無制限アクセスを提供しています。ライブラリーは、西暦1700年から今日までの1億2600万点に上る芸術作品の画像ならびに出版物を所蔵し、それぞれにArtpriceの美術史家によるコメントが付記されています。
Artprice は、6300にのぼる競売業者からの情報で自社データバンクをたえずアップデートし、世界の主な通信社や7200近くの国際プレス出版社に向け、アート市場のトレンドを発信しています。Artpriceは、450万人のメンバーに向けて美術品の売買における世界的リーダー市場へのアクセス権を提供します。Artpriceでは、アート市場に向けたブロックチェーンを準備しています。これは去る2018年3月に出版され、BPI（フランスの国立科学ラベル）の認定を受けたArtpriceによる2017年度国際アート市場の年次報告です： https://www.artprice.com/artprice-reports/the-art-market-in-2017
Artpriceは、アート市場における中国のリーダーArtronグループをパートナーとし、緊密な提携関係を構築しています。
Artronグループについて
Artron Art Group (Artron)は、1993年にWan jieによって創立された包括的な文化産業グループで、美術的価値の継承、称揚ならびに普及に取り組んでいます。豊かなアートデータをベースとするArtron社は、アート業界ならびにアートファンに向けて、ITアプリケーション、最新のデジタル技術、イノベート技術や機器を駆使し、プロの鑑識によるサービスとクオリティ製品体験を提供しています。すでに6万冊を超える書籍やオークションカタログを実現したArtronは、世界最大の美術書出版社であり、その年間出版量は3億万冊に上ります。アート部門に300万人を超える専門業者メンバーを擁し、世界的なリーダーとなったウェブサイトには、1日当たり平均1500万人のビジターを集めています。
Artonのウェブサイト：www.Artron.net（http://www.Artron.net ）
Artpriceの現代アート市場に関する2017年度年次報告 - 無料アクセス： https://www.artprice.com/artprice-reports/the-contemporary-art-market-report-2017
Artprice のプレスリリース：
http://serveur.serveur.com/Press_Release/pressreleaseen.htm
https://twitter.com/artpricedotcom
Artmarket ニュース：
https://twitter.com/artpricedotcom & https://twitter.com/artmarketdotcom
https://www.facebook.com/artpricedotcom フォロアー数340万人
http://artmarketinsight.wordpress.com/
現代美術館で有名なカオス邸に本部を置くArtpriceの世界とアルケミーをご覧下さい
カカオス邸 現代美術館
https://www.facebook.com/la.demeure.du.chaos.theabodeofchaos999 フォロアー数340万人
コンタクト： ir@artprice.com
（日本語リリース：クライアント提供）
Art Markets' Visibility: The Alliance Between Artprice, Artron and Cision
PR77037
PARIS, January 11, 2019 /PRNewswire=KYODO JBN/ --
An obsolescent hegemony and the birth of competition.
By Aude de Kerros.
At the beginning of 2019, the international art market is
[
] experiencing an evolution that will likely have a profound impact on the
existing global art market system. The event underlying this structural change
is an unexpected and unprecedented strategic business alliance between three
companies based on the creation and operation of databanks. Two are specialized
in the field of art - both with an online sales capacity - and a third (Cision)
selects information from the international press and feeds that information to
the press and media directly concerned.
(Logo: https://mma.prnewswire.com/media/644091/Artprice_Logo.jpg )
(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/806924/Artprice_on_Arton_net.jpg )
The alliance comes at the end of a decade that has seen a technological
revolution in communication and a profound change in geopolitical power
relations. Moreover, a clivage has emerged between a very high-end mainstream
art market with global visibility, the 'contemporary-international' art market,
and a whole series of 'local' markets that present an art considered
'non-innovative' that falls outside the sophisticated and intellectualised 'art
world'. It is in this context that a new partnership has been negotiated
between Artprice, Artron and Cision.
- The creation of this game-changing triumvirate was triggered by the
listed French art info company Artprice, founded and steered by a
larger-than-life and non-conformist personality dedicated to the principle of
maintaining his liberty and independence. Thierry Ehrmann is the creator of the
most comprehensive databank on the global art market, an exhaustive databank
that covers both 'global financial art' and 'local non-sophisticated' arts. The
inclusion of the latter field is a mission that the French state has distinctly
eschewed (at its own national level), since its archiving work only covers
'state-recognised' conceptual/contemporary artists.
- Artron is a Chinese institutionnal company founded in 1993 that aims to
promote art and creation in China, providing all of the requisite tools to
foster a thriving art sector in a country where the auction market was almost
non-existent under the communist regime. It has also built up a comprehensive
database that includes all currents of Chinese art.
- Cision is a press observer and distributor, headquartered in Chicago,
providing tailored relationships with global media outlets to the world's
influencers and communication strategists.
CARTELS AND MONOPOLIES BEWARE!
Thierry Ehrmann is a Robin Hood character with a strong allergy to
monopolies and intermediaries which he hounds relentlessly. Over the years he
has turned this allergy into a positive mission to release the art world from
its economic and intellectual predators. By analysing the data collected in the
Artprice databanks he realised that the high-end global art market, referenced
in New York, has a hegemonic visibility around the entire globe; a supply
market, without real roots and without any real competition. He also realised
that the 'real' market, a demand driven market, is infinitely larger, but
under-developed due to a lack of visibility.
By contrast, the hegemonic market thrives through a highly interconnected
international network, sharing common interests, holding fairs, auctions,
exhibitions in museums and international galleries. Its business model combines
two levels: a market that closely resembles a pure financial market, secured by
collectors operating within a closed circuit, and a mass market occupied by
derivative arty objects produced industrially in limited series in all prices
and formats (from gallery replicas to keyrings and t-shirts). This latter
market effectively translates the original works - which often fetch massive
sums at auctions - into 'promotional icons'.
Together (i.e. the high-end plus its low-end sister), this market owes its
legitimacy to its profitability and its various different utilities:
simultaneously a 'social' and a business platform, generating urban events,
tourist attractions, fuelling the museum industry etc. The Global Financial Art
system, which provides incomes for a lot of people, also benefits from
donations (tax-free of course) from patrons, companies, institutions, as well
as subsidies from certain states.
For Thierry Ehrmann, this market is built around a cluster of arcane
agreements, in its own image
His databanks of objective information give him prime access to the
market's key information and the analytical firepower behind an inspired
strategy. He was the first to note that China had become the world's leading
art market
[
] as
[
] early as 2009, ahead of America. This fact has attracted little comment, with
the media pretending it is insignificant. Thierry Ehrmann quickly understood
the impossibility of claiming ownership to a planetary databank that did not
include data from the Chinese market, which is difficult to access because of
the language obstacle and the Internet barrier. This reality inspired Ehrmann
to create links with the Chinese agency Artron and, subsequently, to form an
official alliance with Artron in September 2018.
As Artprice has already done for the other countries, it is working towards
making its art market data accessible to the entire planet. Apart from anything
else, this mission involves the translation and documentation of the spellings
of proper names that change from one language to another. To make this
possible, Artprice needed a unique and exceptional authorization to cross the
frontier of the Chinese Internet. The resulting fluidity of information has
generated an online commerce of artworks, via WeChat[1]
[
], across
national borders, a platform that the Chinese are familiar with, especially for
luxury purchases.
In 2017 Artprice had already anticipated a massive proliferation in the
flow of information and a massive expansion of the art market's clientele by
making its data available to the smartphones (much of it free of charge) of
anyone interested in art. This evolution is at the very core of a strategy
designed to turn the art market into a demand driven online market, without the
intervention of intermediaries.
However for a real revolution to take place, raw information is not enough;
it also requires analytical tools. This is the need to which Artprice has
crucially responded, creating numerous equally accessible indices that allow an
understanding of the art market from a variety of different angles.
Understanding the art market is no longer reserved for specialists and
experts. In short, it has been demystified.
The last hurdle to jump is that of the existing monopoly on visibility: to
do this Ehrmann and his teams have decided to feed global data from the art
market to all journalists and media around the world. This new project was
initiated by a deal signed on 26 December 2018 between Artprice and the
120-year press mogul Cision to create the world's first press agency dedicated
to the art market: Art Press Agency. The 'Access-to-Information' revolution
that this deal represents is shaking the foundations of the existing system:
the various different art markets, be they supply or demand, global or local,
are now all in competition.
FROM A HEGEMONIC 'GLOBAL' ART MARKET TO A 'PLURALISTIC' ART MARKET
COMPETING ON EQUAL
TERMS
And so... Artprice's initiatives, along with Artron and Cision, are founded
on the perception and acknowledgement of the 'real' global market, one that it
is hidden behind today's highly visible 'global-financial' market. Indeed, the
Chinese, who currently spend the most on art, make no discrimination between
the various artistic currents. They consume ultra high-end art, well above the
million-dollar threshold, including conceptual art validated in New York, as
well as art created by artists with purely aesthetic
concerns in the long tradition of art history (particularly their own). Indeed,
the Chinese market is today far more geopolitically representative of the true
diversity of art in the world than the New York marketplace.
The 'global-financial' art that has established itself as the reference
since the collapse of the Soviet Union has lost its power to provoke and
surprise, despite its astronomical prices. The idea of 'global culture and art'
as a historical fatality has been questioned by many countries for a decade.
Global Kitsch art now looks like the last metamorphosis of a 20th century
utopia that imagined the art of the future as being homogeneous and the same
for everyone on the whole planet.
This utopic vision, which appears to have emerged alongside the
proclamation of 'socialist, international and communist realist art', nowadays
appears to be confronted with the latest incarnation of 'global, international
and financial conceptual art'... two sides of the same coin that reduces the
world to an economic materialism supposed to explain everything.
(1) Artprice is one of the only Western companies to own a WeChat site
(WeChat is reserved for companies operating under Chinese law) that reaches
more than 1.8 billion Chinese Internet users worldwide.
See article (French only) on contrepoints.org:
https://www.contrepoints.org/2019/01/10/334255-__trashed-5
Try our services (free demo):
https://www.artprice.com/artist/23640/baishi-qi
Subscribe to our services: https://www.artprice.com/subscription
About Artprice:
Artprice is listed on the Eurolist by Euronext Paris, SRD long only and
Euroclear: 7478 - Bloomberg: PRC - Reuters: ARTF.
Founded by thierry Ehrmann (see Who's who certified Biography ) (c)
https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2018/10/bio-2019-whos-who-thierry-ehrmann.pdf
Dicover Artprice in video: https://www.artprice.com/video
Artprice is the global leader in art price and art index databanks. It has
over 30 million indices and auction results covering more than 700,000 artists.
Artprice Images(R) gives unlimited access to the largest Art Market resource in
the world: a library of 126 million images or prints of artworks from the year
1700 to the present day, along with comments by Artprice's art historians.
Artprice permanently enriches its databanks with information from 6,300
auctioneers and it publishes a constant flow of art market trends for the
world's principal news agencies and approximately 7,200 international press
publications. For its 4,500,000 members, Artprice gives access to the world's
leading Standardised Marketplace for buying and selling art. Artprice is
preparing its blockchain for the Art Market. It is BPI-labelled (scientific
national French label) Artprice's Global Art Market Annual Report
for 2017 published last March 2018:
https://www.artprice.com/artprice-reports/the-art-market-in-2017
Artprice is associated with Artron Group the Chinese leader in the Art
Market, its solid institutional partner.
About the Artron Group:
"Artron Art Group (Artron), a comprehensive cultural industrial group
founded in 1993 by Wan jie, is committed to inheriting, enhancing and spreading
art value. Based on abundant art data, Artron provides art industry and art
fans with professional service and experience of quality products by integrated
application of IT, advanced digital science and innovative crafts and
materials. Having produced more than 60,000 books and auction catalogues,
Artron is the world's largest art book printer with a total print volume of
300 million a year. It has more than 3 million professional members in the arts
sector and an average of 15 million daily visits, making it the world's leading
art website."
Artron's Web: http://www.Artron.net
Artprice's Contemporary Art Market Annual Report for 2017 - free access at:
https://www.artprice.com/artprice-reports/the-contemporary-art-market-report-2017
Artprice's press releases:
http://serveur.serveur.com/Press_Release/pressreleaseEN.htm
[ http://serveur.serveur.com/Press_Release/pressreleaseen.htm#_blank ]
https://twitter.com/artpricedotcom
Artmarket News:
https://twitter.com/artpricedotcom &
https://twitter.com/artmarketdotcom
https://www.facebook.com/artpricedotcom 3.4 million subscribers
https://artmarketinsight.wordpress.com/
[https://artmarketinsight.wordpress.com/#_blank ]
Discover the Alchemy and the universe of Artprice
[https://www.artprice.com/video#!#_blank ], which headquarters are the
famous Museum of Contemporary Art, the Abode of Chaos:
The Contemporary Art Museum The Abode of Chaos
https://www.facebook.com/la.demeure.du.chaos.theabodeofchaos999
3.4 million subscribers
Contact: thierry Ehrmann - ir@artprice.com
SOURCE: Artprice.com
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