大学でも進むICT化 ~全国に先駆けて、全教室でスマートフォンを利用した座席指定システムを導入~

阪南大学

2019/2/27 19:00

2019年2月27日

阪南大学

大学でも進むICT化

~全国に先駆けて、全教室でスマートフォンを利用した座席指定システムを導入~

阪南大学(大阪府松原市)は、株式会社富士通マーケティングと共同で開発した「全教室でスマートフォンを利用した座席指定システム」を2019年4月より全国に先駆けて導入する。

このシステムでは、教員がいつでも瞬時に講義の座席表をWEB上で作成することができ、学生はまるで映画館の指定席を確認するようにスマートフォンで自分の座席位置を確認することが可能となる。限られた教室で座席を指定するシステムは従来も存在したが、全教室で座席指定が可能となるシステムは他に例がない。(注1)

・スマートフォンで座席確認と出席登録が可能に

学生は、スマートフォンで簡単に自分の座席を確認できるので、従来、教室に掲示されていた座席表を確認する必要がなくなる。教員は、自分で掲示を作成し、教室に貼ることがなくなるため、講義準備の時間を大幅に節約することができる。加えて、出席登録システムと連動させることで、座席位置に学生がいるのか瞬時に確認ができる。

・効率的かつ健全な授業運営に寄与

同システムの活用により、特定の学生による座席の偏りが無くなり私語の抑制に効果があることから、健全な授業運営を実現する。さらに、毎回座席を変化させることも可能なため、グループワーク等の活性化に繋がり、アクティブ・ラーニングの促進にも寄与する。

・WEBシステムで全ての教室・講義に対応

同システムはWebシステムのため、教室の設備に依存しない。結果、全教室・全講義での導入を実現した。

背景として、阪南大が今回の座席指定システムを導入した理由は3つある。

一つめは大学教育の質の保証への対応である。現在、中央教育審議会より大学教育の質保証が求められるようになり、それを実現させる方法は様々であるが、大学がまず実施しなければならない基本事項は教育環境を整えることである。座席指定もそのひとつと考える。座席指定は、単に座席を決めるというのではなく、どれだけ大きな講義教室であっても、いつ、どこで、誰が講義を受けているのか正確に把握し、十分な教育が提供できているかを確認しやすくするためだ。また、座席の指定は、私語抑制にも効果があり、静穏な教育環境を提供することが可能となる。

二つめは学生からの要望であった。先にも述べたとおり、座席指定は私語抑制に効果がある。阪南大では各講義のアンケートと卒業前にアンケートを実施しているが、いずれにも講義の座席指定を求める意見があげられるようになった。ややもすれば学生は易きに流れがちだと考えられ、座席を指定されることを嫌がるように思われるが、実際は異なっている。一昔前とは違い、学生自身も高額な学費に見合う教育の提供を願っている。大学としては、こういった学生の意見を真摯に受け止める義務がある。

三つめはすでに阪南大にシステムを導入する素地があったことである。阪南大では、すでに富士通マーケティングと2008年度より共同し、一部の教室で座席指定のシステム(注2)を取り入れていた。対象講義では、講義内容の習熟度向上に一定の成果があったことと、受講する学生側にとっても利便性が高まることが証明されていた。

これらの理由により、阪南大学ポータルサイトHInTシステム(注3)の新機能として「座席指定システム」を導入することとなった。

【注釈】

(注1)阪南大学の調査では、全教室座席指定システムに関する他大学での発表事例はありません。

(注2)阪南大学双方向教育システム(阪南大学 導入事例 「株式会社富士通マーケティング」サイト内)

http://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/case-studies/hannan-univ/

(注3)HInT: Hannan Internet Tools for Communication and E-Educationの略称

    阪南大学では在学生向けポータルサイトをHInTシステムとして運営しています。

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