埼玉西武ライオンズによる野生ライオン保全活動「SAVE LIONS」
2019年3月19日
株式会社西武ライオンズ
この20年で半減している絶滅危惧種“ライオン”を
シーズン中のホームランなどで救う
英国オックスフォード大学の動物研究機関“WildCRU”と連携
埼玉西武ライオンズによる野生ライオン保全活動
「SAVE LIONS」
〜消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト〜
4月2日(火)からの公式戦期間中、当球団選手のホームゲームでの
ホームラン1本ごとに1万円を寄付
2018シーズンのパ・リーグ最多本塁打者・山川 穂高選手が
野生ライオンを救うべく、ホームラン量産を宣言!
株式会社西武ライオンズ(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:居郷 肇)は、球団創設70周年を機に、絶滅危惧種であるライオンの保全を目的とした「SAVE LIONS ~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト〜」を開始します。
英国オックスフォード大学の調査によると、世界の野生のライオンの生息数は、直近の20年で約半分に減っていることが分かりました。さらにさかのぼり100年前と比較すると、その数は約2割にまで激減していると考えられています。
そこで、長年ライオンの保全活動を続けている英国オックスフォード大学の動物研究機関“WildCRU(ワイルドクルー)”と連携し、球団のシンボルであるライオンを救うため、2019シーズン中のホームゲーム(4月2日から)での当球団のホームラン1本ごとに1万円を、同団体に寄付するプロジェクトを実施します。
これに伴い、本日、英国オックスフォード大学のアリソン ビールさまをお招きし、メットライフドームにて本プロジェクトの記者発表会を開催しました。
<左:本プロジェクトのロゴマーク、右:記者発表会の様子>
当社代表取締役社長の居郷 肇が「1950年から私たちのチームの象徴であるライオンを西武ライオンズの力で絶滅の危機から救えたら」と本プロジェクトへの想いを語ると、アリソン ビールさまは「球団のホームラン数に連動したご寄付という、大変ユニークでエキサイティングな企画に、オックスフォードのみんながワクワクしております」と応じ、本プロジェクトを歓迎しました。
また、昨シーズンのパ・リーグ最多本塁打者である当球団の山川 穂高選手は「このプロジェクトは(西武)ライオンズにしかできないので、僕たちが何百本もホームランを打って、ライオンを何百頭も救っていきたいと思います」と、ホームランで本プロジェクトに貢献することを宣言しました。
なお、本プロジェクトは、今年で開催4年目を迎える夏の大型シリーズ「ライオンズフェスティバルズ2019」とも連動します。同フェスティバルズのメインテーマ「ライオン」にまつわるイベントのひとつとして、8月7日(水)に「SAVE LIONS DAY」を開催。当日は、本プロジェクトへの支援を呼び掛けるとともに、選手たちが、本プロジェクトのロゴ入りオリジナルキャップを着用して試合を行います。
当日の様子
■本プロジェクトのロゴマークに向かってホームラン!
第1部では、山川選手がフリーバッティングを実施しました。バックスクリーンに映された本プロジェクトのロゴマークに向かって、快音を立ててホームランを打つ姿も。2019シーズンの活躍や、ホームランによって多くの野生ライオンが救われるよう期待が寄せられました。
■「絶滅の危機にあるライオンの未来をつなぎたい」(居郷)
第2部の記者発表会では、当社代表取締役社長の居郷 肇より、本プロジェクトの背景と概要を説明しました。
居郷は「1950年から私たちのチームの象徴であるライオンを西武ライオンズの力で絶滅の危機から救えたら」という想いから本プロジェクトを企画したことを明かし、「絶滅の危機に瀕するライオンの命を未来につなげていくために、チーム一丸となって本プロジェクトに取り組んでまいります」と意気込みを語りました。
■「ライオンにも人間にも利益があるような
長期的視野に立った解決方法を探りたい」(ビールさま))
続いて、英国オックスフォード大学 日本事務所代表のアリソン ビールさまより、野生ライオンの現状や“WildCRU”の取り組みについてご説明いただきました。
ビールさまは「アフリカの人口が増加したことで、生息地が狭まり、餌を取る場所が減ったライオンが人間の生息地に近づくことになり、家畜を奪ったり、そのことで人間がライオンを殺すことになったりしています」と野生ライオンが激減した背景を説明。
「野生ライオンの保全プロジェクトは“WildCRU”の最も大きなプロジェクトのひとつです。ライオンの行動についてより深く理解し、その知識を使って、地域のコミュニティーを巻き込んで、ライオンと人間が共存でき、どちらにとっても利益があるような長期的視野に立った解決方法を探り、実行することを目指しています」と語り、本プロジェクトによる野生ライオンの保全活動への支援に感謝を述べられました。
■「ホームランを50本打ってライオンを救う」(山川選手)
昨シーズンのパ・リーグ最多本塁打者・山川 穂高選手が本プロジェクトのロゴ入りオリジナルキャップをかぶって登場すると、会場に集まったファンから拍手で歓迎されました。
本プロジェクトについては「僕が一番ホームランを打つ自信があるので、僕のための企画だと思いました。僕が(ホームランを)打てばライオンが救われるので、それも意識しつつ、チームが勝つためにどんどんホームランを打ちたいです。このプロジェクトによってライオンも救われますし、優勝もできるのではないかと思うので、すごくいい企画ですね」と期待に胸を膨らませました。
また、球団創設70周年の節目の年に向けて「まずは2連覇を必ず達成したいですし、個人的にはホームランを50発打って、もう1回ホームラン王を取りたいと思います」と力強く宣言。オックスフォード大学のビールさまから「昨年のホームランは47本だったと聞いているので、今年はぜひ50本ぐらい打ってほしいと思いますが、いかがですか?」と聞かれると、「分かりました!」と快諾しました。
「SAVE LIONS ~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト」概要
■実施期間:2019年3月19日(火)〜
■実施内容:
①本プロジェクトの特設サイト開設(URL:https://www.seibulions.jp/special/savelions/)
特設Twitter開設(@SAVELIONS_PJT)(3月19日~)
②2019シーズン中のホームゲームにおける当球団の
ホームラン1本につき“WildCRU”へ1万円を球団より寄付(4月2日~)
③SAVE LIONS プロジェクト 募金受付口座の開設(3月19日~)
本プロジェクトにご賛同のすべての方に応援やご参加いただけるよう
専用の寄付口座を開設
<口座情報>
みずほ銀行 所沢支店(支店コード:558)
口座番号: 普通3006348
口座名義: 株式会社西武ライオンズ
※手数料はお振込者さまのご負担となります
④「SAVE LIONS DAY」開催(会場:メットライフドーム)(8月7日)
<内容(予定)>
・当日までの合計ホームラン数の報告
・始球式
・当日は監督、コーチ、選手が本プロジェクトのオリジナルキャップを1日限定で着用
・本プロジェクトの募金箱設置
⑤チャリティーオークション(※詳細は今後決定)
<内容>監督・コーチ・選手より「SAVE LIONS DAY」の試合で着用した本プロジェクトオリジナルキャップにサインを入れ、オークションに出品し“WildCRU”に寄付
■オックスフォード大学 動物研究機関 “WildCRU(ワイルドクルー)”概要
WildCRU(本部所在地:英国、代表:デイビッド マクドナルド )は、オックスフォード大学の動物学部に属する野生動物保全調査ユニット。科学的研究に基づいた野生動物の保全問題研究と、その問題を現実的に解決することをミッションとしている。1999年より長期間にわたり、ライオンの生態、捕食行動、個体数などを調査。効率的で長期的な視野に立って、ライオンの保全活動を行っている。WildCRUは、ライオンにとっても人間にとっても、幸福につながるような解決方法の探究を目指している。
■世界における野生のライオン 生息状況
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(絶滅の恐れのある世界の動物リスト)において、絶滅危惧種に指定されているライオン。英国オックスフォード大学の調査によると、世界の野生のライオンの生息数は、直近の20年で約半分に減っていることが分かりました。さらにさかのぼり100年前と比較すると、その生息数は約2割にまで激減していると考えられています。その結果、現在、アフリカに約2万頭、インドに約400頭のみが生息しているといわれています。野生のライオンが激減した主な理由としては、人間の土地開拓による生息地の減少や、家畜をめぐるライオンと人間との衝突が挙げられます。アフリカでは、この100年でライオンの生息地が75%も減少しています。ライオンの生息地が人間により浸食され、ライオンが十分に餌を確保できないだけでなく、餌がなくなったライオンが家畜を襲い、その仕返しとしてライオンが命を奪われることも理由として挙げられます。また、人間の生活エリアに迷い込んだライオンが、車や列車にひかれたり、時には人間の手にかかり、死んでしまうこともあります。
■オックスフォード大学 日本事務所代表 アリソン ビールさま 経歴
オックスフォード大学日本事務所の代表として、日本の企業、財団、卒業生や個人の方々とオックスフォード大学との関係構築、強化に努める。オックスフォード大学日本事務所代表就任前はブリティッシュ・カウンシルに勤務。中国、トリニダード・トバゴ、日本で管理職を歴任。2009年から2012年まで日本のブリティッシュ・カウンシル副代表を務め、主に日本の高等教育機関との連携や国際・文化交流事業に従事。オックスフォード大学でフランス文学、ドイツ文学を学び、シェフィールド大学で日本研究の修士号を取得。日本にはJETプログラムで初来日し、大分県で英語指導を行った。オックスフォード大学日本事務所代表を務めるかたわら、在日英国商工会議所(副会頭)、大学改革支援・学位授与機構、日本の大学の国際委員会などで委員を務めている。
■山川 穂高選手 経歴
出身地 :沖縄県
出身校および球歴 :中部商高-富士大~埼玉西武ライオンズ
生年月日 :1991年11月23日
入団 :2013年ドラフト2位で入団
成績 :2018年 最優秀選手賞
2018年 最多本塁打賞
2018年 ベストナイン
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社西武ライオンズ
- 所在地 埼玉県
- 業種 その他サービス業
- URL https://www.seibulions.jp/
過去に配信したプレスリリース
埼玉西武ライオンズによる野生ライオン保全活動「SAVE LIONS」
2019/3/19