低温で二酸化炭素を資源化する手法を発見
2020.01.22
早稲田大学
低温で二酸化炭素を資源化する手法を発見
本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。
https://www.waseda.jp/top/news/68106
■発表のポイント
・二酸化炭素と再生可能エネルギーを用い、低温で二酸化炭素を資源化する手法を発見
・本手法により、欲しいときに欲しいだけ二酸化炭素を資源化することが可能
・温暖化抑制・化石資源消費抑制のための社会変革に大きく貢献することが期待される
■概要
早稲田大学大学院先進理工学研究科修士2年の山田研成(やまだけんせい)氏および理工学術院の関根泰(せきねやすし)教授らの研究グループは、二酸化炭素と再生可能エネルギーで得られる電力・電解水素を、常温から100度台と低い温度で反応させて資源化する全く新しい手法を開発することに成功しました。本手法により、欲しいときに欲しいだけ、二酸化炭素を再び資源化できるようになります。本手法は、温暖化抑制・化石資源消費抑制のための社会変革に大きく貢献することが期待されます。
本研究成果は、『Chemistry Letters』のオンライン版に2020年1月22日午前9時(日本時間)に掲載されました。
■論文情報
雑誌名:Chemistry Letters
論文名:Low-temperature conversion of carbon dioxide to methane in an electric field
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.waseda.jp/top/
過去に配信したプレスリリース
新たな政府統計の分析が明らかにした「裁量労働制」の労働環境への影響
2024/12/19
レニウム-オスミウム法による火山性塊状硫化物鉱床の生成年代決定
2024/12/19
宇宙古代都市の建設ラッシュを止めるブラックホール
2024/12/18
新技術でCFRPから炭素繊維を加熱・薬剤レス、エネルギー効率10倍で回収
2024/12/16
ヒトの温熱感覚に関わる脳部位と活動パターンを発見
2024/12/12
世界デジタル政府ランキング2024年版公開
2024/12/4
銅酸化物高温超伝導体Bi2212の紫外・可視光領域における大きな光学的異方性の起源を解明
2024/11/20