ロイヤル・カリビアン・クルーズ創業者のアルネ・ウィルヘルムセン氏が90歳で死去

ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド

AsiaNet 83644 (0573)

 

ロイヤル・カリビアン・クルーズ創業者のアルネ・ウィルヘルムセン氏が90歳で死去

 

【マイアミ2020年4月13日PR Newswire=共同通信JBN】ロイヤル・カリビアン・クルーズ(Royal Caribbean Cruises Ltd.、NYSE: RCL)の創業者で現代クルーズ業界の先見の明ある戦略家、アルネ・ウィルヘルムセン(Arne Wilhelmsen)氏が2020年4月11日(土)、スペインのパルマで死去した。享年90歳。ロイヤル・カリビアンの仲間は、ウィルヘルムセン家に心から哀悼の意を表する。

 

ウィルヘルムセン氏は創業以来、一貫して会社に影響を与え、30年以上役員を務めた。初代最高経営責任者(CEO)の故エドウィン・ステファン氏とともに、初期のクルーズ業界に可能性を見ていた。ほかの人々はそうではなかった。

 

リチャード・フェイン会長兼CEOは「ほかの地域がクルーズを旧大西洋航路定期船のニッチ利用と考えていたとき、アルネはすでに成長可能性の兆しを見ていた。“業界”が合わせて数十隻の中古船にすぎなかったとき、彼には現代クルーズ業界のビジョンがあった」と語った。

 

彼らの肝要な知見は、温暖気候のクルーズ用に独自設計された新船舶の建造だった。業界は従来の交通ハブ、ニューヨークでは成長せず、マイアミにやって来て地域自体の成長を助けた。そこで一般の人々は、休暇を過ごす全く新しい方法を発見したのである。

 

ウィルヘルムセン氏は、伸びるバケーション業界の中で、クルージングが最速成長部分になる可能性を見越していた。規模の経済を信じている彼はかつて「私の最初の挑戦は、企業成長のためにより大きく、効率的な船舶を建造するようマイアミのパートナーや経営陣を説得することだった」と述懐している。彼のビジョン通り、会社は現在、全7大陸に寄港する61隻を運航、そのフリートは世界最大のクルーズ船団になっている。

 

ウィルヘルムセン氏は1929年6月15日ノルウェーのオスロに生まれ、ハーバード・ビジネス・スクールで経営学修士号(MBA)を取得した。ノルウェーのEB Lund & Co.に配船助手として勤務し、その後ニューヨークで船舶ブローカーになった。1954年家業に加わり、1961年社長に就任した。ノルウェーの大手船会社、Anders Wilhelmsen & Co ASの御曹司である彼は、初期の甲板員を含め人生の大半を家業に費やした。

 

フェイン氏は「アルネは数十年にわたり、役員会の揺るぎない存在、知恵の源泉だった。そして2003年に引退の準備ができたとき、当社60年代目の針路を示すウィルヘルムセン家の関与を担ってきた子息のアレックス氏がRCL役員を引き継いだ。われわれの企業としての高水準、経営と設計の卓越性へのこだわり、粘り強さの決意は全て、アルネ、アレックス、ウィルヘルムセン家の長期ビジョンにその多くを負っている。われわれは友人に敬意を表し、彼の不在を寂しく思う」と語った。

 

▽ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッドについて

ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド(Royal Caribbean Cruises Ltd.、NYSE: RCL)は世界規模のクルーズバケーション会社で、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティクルーズ、アザマラ・クラブ・クルーズ、シルバーシー・クルーズという4つのグローバルブランドを管理、運営している。ドイツのブランドTUI Cruisesの50%を合弁保有し、スペインのブランドPullmantur Crucerosの49%の株式を持つ。こうしたブランドは2019年12月31日時点で計61隻を運航し、17隻を追加発注している。多彩な旅行日程は世界中に広がり、7大陸の全てに寄港している。詳しい情報は、

www.royalcaribbean.com 、www.celebritycruises.com 、www.azamara.com 、www.silversea.com 、www.tuicruises.com 、www.pullmantur.es 、またはwww.rclinvestor.com を参照。

 

Logo: https://mma.prnewswire.com/media/677715/RCL_Logo.jp

 

ソース:Royal Caribbean Cruises Ltd.

 

▽メディア問い合わせ先

Corporatecommunications@rccl.com

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中