Skoll FoundationがCOVID-19との戦いにジェフ・スコール氏から新たに1億ドルの寄付と発表

The Skoll Foundation

AsiaNet 83792 (0646)

 

【パロアルト(米カリフォルニア州)2020年4月25日PR Newswire=共同通信JBN】

*寄付は現在の助成金の倍増に続くもので、これで総額2億ドルに

 

ジェフ・スコール氏は今週、Skoll Foundation(スコール財団)に新たに1億ドルを寄付した。これは、世界中でCOVID-19パンデミックと戦うために使われる。今回の新たな寄付により、同財団は2020年の助成金を4倍の2億ドルにすることができるようになる。新たな助成金はほぼ全額、パンデミックの直接および2次的な公衆衛生、経済、社会的影響に対処するために使われる。

 

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ドン・ギプス最高経営責任者(CEO)は「Skoll Foundationは2019年、5180万ドルの助成金を支給した。一連の新たなコミットメントにより、財団の活動は昨年に比べほぼ4倍になった。スコール氏は、状況の改善に最善を尽くしているわれわれに、マラソンと短距離走の両方を走るための燃料、ビジョン、インスピレーションを与えてくれている。それを謙虚に実行していくことがわれわれの責務だ」と語った。

 

▽Skoll Foundationは1億ドルの寄付を2つの優先分野に配分

COVID-19検査と接触追跡を含む疫学的ツール:COVID-19検査は、人々を安全に社会に戻すための包括的戦略の重要部分であり、ある人が以前、感染したことがあり、免疫効果が一定期間、持続する抗体ができているかどうかを評価する血清あるいはその他の検査は特に重要である。血清検査はまた、免疫を持つ個人からの抗体の収集を可能にする献血プログラム開発に必須の構成要素になると期待されている。こうした抗体は、COVID-19と前向きに戦う患者の治療薬として使用できる可能性もある。

 

接触追跡は、よりターゲットを絞って感染した人を見つけ、隔離し、感染者に接触した人のより迅速な特定を可能にする。Skollのチームは、検査、追跡関連の新たな研究に没頭しており、この分野で有望な起業家的アプローチに投資していく。

 

▽低、中所得国の呼吸装置およびその他の機器

COVID-19患者の多くが呼吸補助を必要としており、人工呼吸器などの呼吸装置は米国で最も需要が逼迫している医療機器になっている。しかし、世界の他の国々では、大多数の患者が正式な病院施設で診察を受けていない可能性があり、人工呼吸器が最も効果的な解決策ではない場合もある。電気など基礎インフラがないところもある。リソースに恵まれていない環境で医療ニーズを満たす代替呼吸装置が、一刻も早く必要である。Skollのチームは、様々な新規デザイン、ならびに製造、サプライチェーン問題を調査している。

 

Skoll Foundationは1月以降、COVID-19対策に積極的に資金提供してきた。これまでの助成金の全リストは、以下を参照(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2785785-1&h=3994306069&u=https%3A%2F%2Fskoll.org%2Fskoll-foundation-covid-response%2F&a=here )。さらに同財団は、自らのビジネスモデルに軸足を置き、チームと彼らが手助けしている人々の安全を確保するため、最も支援を必要としている被助成者に的を絞った緊急資金援助を行っている。同財団の回答の詳細は、以下を参照(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2785785-1&h=2335275253&u=https%3A%2F%2Fskoll.org%2F2020%2F04%2F10%2Fresponding-to-the-covid-19-crisis%2F&a=here )。スコール氏は、2020年のCOVID-19関連活動へのコミットメントが、様々な取り組み全体で総額5億ドルに達する可能性があると表明した。同氏が関わる、Skoll Foundation(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2785785-1&h=3886731428&u=https%3A%2F%2Fskoll.org%2F&a=the+Skoll+Foundation )、Capricorn Investment Group(カプリコーン投資グループ)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2785785-1&h=1253207139&u=https%3A%2F%2Fcapricornllc.com%2F&a=Capricorn+Investment+Group )、Participant(パーティシパント)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2785785-1&h=505886383&u=https%3A%2F%2Fparticipant.com%2F&a=Participant )など各組織の活動の進展で、このパンデミックの影響に対する理解は今後数カ月でより深まるだろう。

 

スコール氏は最近のインタビューで「パンデミック分野、非営利分野、メディア界、投資分野にまたがる様々な組織を手にしている私は、支援をするのに好都合な立場にいると思う。今はウイルスを最優先にし、『新たな常態』に戻れる方法を考えるべきだ。それは、これまでとは異なるものの、新たな常態になるだろう。われわれ全員が一蓮托生であることを認識し、グローバルコミュニティーとしてこの問題に取り組むことが不可欠だ」と語った。

 

▽Skoll Foundation(スコール財団)について

Skoll Foundationは、世界で最も差し迫った問題の解決を支援する社会起業家やイノベーターに投資し、つながり、称賛することで、大きな変化を促している。ジェフ・スコール氏が設立した同財団の代表的プログラムが、Skoll Award for Social Entrepreneurship(スコール社会起業家賞)である。今日、同財団のポートフォリオには、世界中の116の組織と144の社会起業家が含まれている。詳細は、skoll.org を参照。

 

ソース:The Skoll Foundation

 

▽問い合わせ先

Teresa Guillien

1.206.422.3848

Teresa@resource-media.org

 

Suzana Grego

sgrego@skoll.org

 

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