LGイノテック、世界最小型「低電力ブルートゥース・モジュール」開発

LGイノテック(LG Innotek)

 

LGイノテックの社員が

「IoT用の低電力ブルートゥース・モジュール」を紹介

 

 

AsiaNet 84778

 

LGイノテック、世界最小型「低電力ブルトゥモジュル」開

【ソウル(韓国)2020年7月14日PR Newswire】

 LGイノテック(代表・チョン・チョルドン)が7月14日、世界最小のブルートゥース・モジュールを開発したと発表した。今回の開発によりイノテックはIoT(Internet of Thing、モノのインターネット)用通信モジュール市場攻略にさらに拍車をかけていく。

 

 LGイノテックが開発した「IoT用の低電力ブルートゥース(BLE, Bluetooth Low Energy)モジュール」は血糖測定パッチ、スマート照明・コンセント・スイッチ、無線イヤホン、補聴器などIoT機器に装着してデータ通信を可能にする中核部品である。電力消耗が少なく、小型ウェアラブル機器など電力供給が制限される IoT機器に主に使用される。

 

 一般ユーザーは、このモジュールを適用した各種 IoT機器をスマートフォンと連動させて血糖を管理したり、照明・コンセント・スイッチなどを遠隔制御したり、無線イヤホン・補聴器などを近距離で便利に操作することができる。

 

 特にLGイノテックが開発した「低電力ブルートゥース・モジュール」を適用した IoT製品は小さくスリムでありながら通信性能が優れているのが特徴である。差別化されたRF(Radio Frequency、無線周波数)信号の設計及びアンテナ技術、超精密回路技術などを用いて、部品が占める空間を減らし、データ送受信可能距離は伸ばした。

 

 IoT機器がどんどん超小型化、高性能化して、通信モジュールの大きさと性能に対する市場の要求レベルはますます高くなっている。LGイノテックの「低電力ブルートゥース・モジュール」に業界が注目する理由である。

 

IoT製品のデザイン自由度とともに通信性能も向上

 

 LGイノテックの「低電力ブルートゥース・モジュール」を適用することでIoT機器の製造会社は様々な形と大きさに製品を自由にデザインすることができる。LGイノテックがモジュールの大きさと装着空間を最小化したからである。

 

 LGイノテックのモジュールは世界最小である。このモジュールは 6mm(横) x 4mm(縦)であり、従来の製品対比75%の大きさである。超精密・高集積・超微細な加工技術によって米粒一つの大きさの製品にIC(通信チップ)、抵抗、インダクターなど20以上の部品をすべて搭載している。LGイノテックは差別化されたRF信号設計技術を用いて信号上の障害物を除去するために部品の間隔を最小化した。

 

 また、LGイノテックの「低電力ブルートゥース・モジュール」を装着すると、ユーザーのスマートフォンとIoT機器の間に障害物があっても機器の制御やリアルタイムでのデータ照会が可能である。従来の製品に比べて、モジュールの通信可能性能が30%程度増加したからである。

 

 例えば、従来のモジュールはユーザーのスマートフォンとIoT機器の間に壁など障害物が一つでもあった場合、通信の途切れが発生するが、LGイノテックのモジュールは複数の障害物があってもデータの送受信を円滑に行われる。

 

 これは、LGイノテックが独自に開発した「アンテナ一体型」技術を採用しているからである。「アンテナ一体型」技術は、モジュールの外部に別途設置したアンテナをモジュール内部に装着することが特徴である。特にモジュール全体を覆うようにアンテナを設計してアンテナの面積を最大化し、通信性能を高めた。

 

グローバルIoT通信モジュール市場攻略の強化

 

 LGイノテックは「IoT用の低電力ブルートゥース・モジュール」開発に後押しされ、グローバルIoT通信市場の攻略にスピードを上げていく計画である。

 

 そのため、LGイノテックはヨーロッパ、アメリカ、日本、中国、台湾地域の照明、ヘルスケア、スマートホーム及びオーディオ製品などの製造会社を対象にプロモーション活動を積極的に行っている。

 

 特に世界初の5G車両用通信モジュールの開発、家電用Wi-Fi/ブルートゥース・モジュールの量産など車両及び家電用通信モジュール分野においてこれまで積み上げてきた技術力と事業能力をもとにIoT用通信モジュール市場を先取りしていく戦略である。

 

 LGイノテックの関係者は、「核心技術によって最新のIoT製品に最適化した超スリム、高性能通信モジュールを継続的に発表し、人の生活をより楽しく便利なものにすることに注力していく」と述べた。

 

 グローバル市場調査機関であるTSR(Techno System Research)によると、グローバル低電力ブルートゥース・モジュールの市場需要は2020年9億8000万個から17億 4900万個に増加する見通しである。金額ベースでは2020年約18億ドル(2兆1483億ウォン)から2024年には約33億ドル(3兆9385億ウォン)に相当する規模である。

 

LGイノテック株式会社について

 

LGイノテックは最先端の材料・部品メーカーであり、LGグループの関連会社である。 同社のビジネスユニットには、モバイル、自動車、ディスプレイ、半導体、IoTのコアコンポーネントが含まれている。 さらに同社はモバイル機器、家電、自動車企業と密接に協力し、カメラモジュール、車載電子部品、無線通信モジュール、基板材料を製造してきた。

 

LGイノテックは韓国ソウルに本社を置き、販売子会社は米国のサンノゼとシカゴにある。 詳細については、www.lginnotek.com のWebサイト参照。

 

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20200714/2856981-1

(写真説明: LGイノテックの社員が「IoT用の低電力ブルートゥース・モジュール」を紹介している。このモジュールを用いて、様々な形と大きさでIoT製品を作ることができ、また優れた通信性能により複数の障害物があっても送受信がスムーズにできるメリットがある。)

 

 

(日本語リリース:クライアント提供)

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プレスリリース添付画像

LGイノテックの社員が「IoT用の低電力ブルートゥース・モジュール」を紹介

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