NETINTが世界初のデータセンター向け市販AV1ハードウエア・ビデオエンコーダーを発表

NETINT Technologies Inc.

AsiaNet 88520 (0544)

 

【バンクーバー(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)2021年3月16日PR Newswire=共同通信JBN】

*NETINTの次世代ASIC技術を活用した新たなビデオトランスコーダーは、標準的なx86またはArmベースのサーバーで最大100のAV1 4Kp60ライブストリームを実現

 

AV1のような高度なビデオコーデックへの移行により、コーデックがソフトウエアエンコーダーのパフォーマンスの最適化を上回る速度で複雑化しており、ソフトウエアにしわ寄せがきている。NETINT Technologies(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3098027-1&h=3213620247&u=https%3A%2F%2Fnetint.ca%2F&a=NETINT+Technologies )は16日、 2.5インチU.2NVMeとPCIeアドインカード(AIC)フォームファクターにパッケージされたASICベースのAV1ビデオトランスコーダー・シリーズを発表、ビデオストリーミング業界初の快挙を成し遂げた。この独自ソリューションは、ビデオオペレーターがx86またはArmベースのデータセンターサーバーをハードウエアベースのビデオエンコーディング用に簡単にアップグレードできるよう設計されている。

 

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全く新しいASIC搭載ビデオトランスコーダーCodensity(TM)は、x86およびArmサーバーを使用して、4K放送品質で最大毎秒7680フレームの速度でAV1ハードウエアエンコーディングへのアップグレードパスを提供する。ASICの効率とAV1のコーデックの優位性を組み合わせることで、リアルタイムの超低遅延性能を必要とするアプリやサービスが、提供するユーザー体験を段階的に向上させることができるようになる。

 

GoogleのMatt Frost製品管理ディレクターは「他の標準ベースのコーデックより効率的なロイヤリティフリーのコーデックとして、AV1がストリーミングアプリやサービスに目に見えるメリットをもたらす可能性には非常に現実味がある。それでも、圧縮効率を上げるにはコンピューティング・コストがかかる。データセンターでASICベースのハードウエアエンコーディングソリューションを利用できるようになることで、AV1エコシステムに直ちにメリットがもたらされるのはうれしい」と語った。

 

NETINTのAlex Liu共同創業者兼最高執行責任者(COO)は「Codensity ASICは、NETINTのビデオトランスコーディングソリューションの全てを支えているビデオ、ニューラル処理、エンコーディングエンジンだ。当社の革新的なASIC技術は、CPUベースのワークフローと比べ、ソフトウエアエンコーダーの密度を10倍にし、エネルギー消費を20分の1に減らした。AV1によって、この驚くべきコーデックのメリットを業界が実感できるようになったのは非常にうれしい」と語った。

 

▽QUADRA AV1ビデオトランスコーダー

NETINTの使命は、ASICを使って世界をソフトウエアからハードウエアベースのビデオエンコーディングに切り替えることである。全く新しいCodensity G5 ASICは、優れたAV1、AVIF、HEVC、H.264リアルタイムエンコーディングを、ドルビービジョンを含む8K HDRのサポート、さらにビデオインテリジェンス、データマイニング、ML/AIアプリとサービス向けのハードウエアアクセラレーションと組み合わせたものである。

 

第2世代のNETINTビデオトランスコーダーQuadra T1、Quadra T2、Quadra T4は、事実上全てのx86またはArmベースのサーバーに簡単にインストールできる。これにより、トランスコーディングやメディア処理のワークフローを置き換えることなく、ソフトウエアから超高負荷のハードウエアベースのエンコーディングへの移行を望むビデオサービスやプラットフォームに簡単なアップグレードパスが提供される。

 

Quadra T1は、どこにでもあるU.2 NVMeフォームファクターで出荷され、放送品質で4つのライブ4Kp60 10ビットAV1ストリームをエンコードできる1つのCodensity G5 ASICを搭載している。

 

Quadra T2は2つのCodensity G5 ASICを搭載、HHHL AICフォームファクターにパッケージされている。T2は、8つのライブ4Kp60 10-bit AV1ストリームを放送品質でエンコードすることができる。

 

Quadra T4はFH3/4L AICとしてパッケージされており、4つのCodensity G5 ASICを搭載している。T4は、放送品質で16のライブ4Kp 60 10ビットAV1ストリームをエンコードする。

 

▽入手方法

新しいQuadra T1、T2、T4 AV1ビデオトランスコーダーのサンプル出荷は、2021年第2四半期(Q2)の予定。興味のあるビデオサービスオペレーターやプラットフォームは、詳細についてはNETINT(sales@netint.ca )に連絡するか、(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3098027-1&h=295114143&u=https%3A%2F%2Fhubs.la%2FH0JhND80&a=reserve+an+evaluation+unit )で評価ユニットの予約を。

 

▽NETINTについて

NETINT Technologiesは、x86およびARMベースのサーバーで動作する低遅延ビデオトランスコーディング向けのASICベースのビデオ処理ソリューションのイノベーターである。NETINTソリューションのユーザーは、CPUベースのソフトウエアエンコーディングソリューションと比較して、エンコーディング密度の10倍増と炭素排出量の20分の1への削減を実現している。

 

NETINTは、ソフトウエアからハードウエアベースのビデオエンコーディングへのシームレスな移行を実現し、ハイパースケールのサービスやプラットフォームがコンピューティングインフラの潜在力を最大限に引き出せるようにしている。NETINTは、世界に消えることのない足跡を残すインパクトあふれるソリューションづくりに情熱を注ぐシリコンイノベーターがつくったVC支援企業である。NETINTの研究・開発および事業所は、バンクーバー、トロント、上海にある。詳細については、https://netint.ca を参照。

 

ソース:NETINT Technologies Inc.

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