「大阪・大手前一丁目プロジェクト」着工

 株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)と大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:芳井敬一)は、大阪市中央区の日本経済新聞社旧大阪本社跡地において、複合施設「大阪・大手前一丁目プロジェクト」を2021年8月1日に着工いたしました。

 本施設には、日本経済新聞社グループのテレビ大阪株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中信行)の本社とヒルトン(本社:米国バージニア州、取締役社長 兼 最高経営責任者:クリストファ J. ナセッタ)が運営する「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が入居いたします。

 

 本施設の建設地は「大手前地区 地区計画」が定められており、情報発信、業務、宿泊等の多様な機能導入により、都市魅力の充実と大阪城公園の玄関口としての観光拠点機能の強化を図り、天満橋駅と大阪城公園を結ぶ歩行者空間を創出し、快適で魅力ある複合拠点の形成を目標としています

 水と緑が豊かで交通至便な立地条件にある大手前地区にあって、本施設はメディアと観光の複合拠点を形成するランドマークとなるプロジェクトです。地域へ情報を発信するテレビ局と国内外の観光客に高いレベルのサービスを提供するホテルを一体的に開発すると同時に、地域に貢献できる空間整備を行います。

 

■テレビ大阪 情報発信の拠点

 日本経済新聞社が区分所有する1~4階は、日経グループの情報発信拠点として、テレビ大阪が新本社として使用します。セキュリティや防災性の高いビルへの移転により放送機能の更新と放送の継続性を一層強化します。イベントの開催、天神祭りの生中継など、賑わいを演出し、地域の活性化を図っていきます。

 

■ダブルツリーbyヒルトン大阪城

 大和ハウス工業が区分所有する6~20階には、ヒルトンにおいて関西初のブランドとなる「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」がオープンします。

 総客室377室を要する他、レストラン、カフェバー、ロビーラウンジ、フィットネス・プール、エグゼクティブラウンジ、宴会・会議室などを備える予定です。

 

■周辺環境に配慮したデザイン・機能

 本施設では、周辺環境との調和、エリアの回遊性向上や防災面にも配慮しています。外観デザインは「和模様」をコンセプトとし、隣接する大阪城の白壁や石垣、日本古来の市松模様など日本的な要素を取り入れました。また、寝屋川沿いには水辺に桜を配した、大阪城公園へと続くテラス空間を設け、敷地の東西には憩いと賑わいの空間となる多目的広場を整備し一般に開放します。

 さらに災害時には、デジタルサイネージによる情報発信を行うとともに、一階エントランスを一時避難スペースとして開放するなど、防災面での地域配慮も行います。

 

●施設概要

名称:大阪・大手前一丁目プロジェクト

所在地:大阪府大阪市中央区大手前一丁目1番1・1番2・1番3・1番4

敷地面積:4,372.56㎡

建築面積:2,760.16㎡

延床面積:38,809.55㎡

用途:テレビ局・ホテル・事務所

事業主体:株式会社日本経済新聞社・大和ハウス工業株式会社

設計・施工:株式会社竹中工務店

着工:2021年 8月 1日

竣工:2023年12月31日(予定)

開業:2024年 春 (予定)

※上記は、現在の計画で今後予告無く変更する場合がございます。

 

 

 

 

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  • ジャンル
    土木・建築
  • エリア
    大阪府
  • キーワード
    大阪大手前一丁目プロジェクト、複合施設、ヒルトン、大手前地区、地区計画、テレビ大阪、大阪城公園、情報発信
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