連続講座『漢字指導のこれまでとこれから』開講

情報デジタル化、フォント、教材などさまざまな角度から漢字教育を考える

2021年10月21日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

漢検 漢字博物館・図書館

漢検 漢字文化研究所(京都市東山区/所長:阿辻哲次)は、漢検 漢字博物館・図書館(以下 漢字ミュージアム)(京都市東山区/館長:髙坂節三)にて、連続講座「漢字指導のこれまでとこれから」を開講します。実施概要は、下記の通りです。

 

 

講座概要

【講座名】漢検 漢字文化研究所 連続講座シリーズ第8弾「漢字指導のこれまでとこれから」

【内 容】学校教育の中で、漢字はこれまでどのように指導され、学習されてきたのでしょうか。

また今後、漢字学習はどのようになされていくのでしょうか。学校に一人一台ICT機器が配布され、

教育が大きな転換点を迎えているいま、さまざまな側面から漢字指導について考えてみます。

【期 間】2021年10月31日(日)~2022年3月13日(日)まで毎月開催 

【場 所】漢字ミュージアム 1階 多目的室

【定 員】各回30名(申込先着順) ※後日有料配信あり

【申 込】電話075-757-8686(漢字ミュージアム) ※各日程の1週間前から受付開始

【聴講料】一般:各回1,500円、学生:各回1,000円(漢字ミュージアムの入館料込み)

※ご自身の都合に合わせて、ご興味のあるテーマのみの受講ができます。

 

≪漢検 漢字文化研究所について≫

公益財団法人 日本漢字能力検定協会に置かれた研究所。日本の漢字を日本文化の側面からつまびらかに

する調査研究や、日本語教育、漢字教育、それぞれの検定・テストの質的向上、および漢検 漢字博物館・図書

館の展示企画に資する調査研究を行います。

 

漢検 漢字文化研究所の連続講座は今回がシリーズ第8弾です。開催実績は以下の通りです。

第1弾 「漢字文化論」

第2弾 「漢字との接触と受容-日本の中の漢字文化-」

第3弾 「中国と日本の字書と辞書」

第4弾 「明治150年と漢字」

第5弾 「若手研究者からの発信―漢字研究の新展開」

第6弾 「身近な漢字を考える」

第7弾 「古代日本と漢字」

https://www.kanjimuseum.kyoto/kouza/

 

漢検 漢字文化研究所 連続講座 シリーズ第8弾 「漢字指導のこれまでとこれから」

学校教育の中で、漢字はこれまでどのように指導され、学習されてきたのでしょうか。また今後、漢字学習はどのようになされていくのでしょうか。学校に一人一台ICT機器が配布され、教育が大きな転換点を迎えているいま、さまざまな側面から漢字指導について考えてみます。

 

講師写真 テーマ・日時・講師

書字の機能 -研究の現在と教育への活用-

≪日時≫2021年10月31日(日)10:00~11:30  

≪講師≫長崎大学   教授 鈴木 慶子

手で文字を書く技能(書字技能)を発揮するためには、認知的、運動的、知覚的要素を複雑に連動させる必要がある。IoTが進展する現在なお、児童にとって、書字技能は、学校生活を快適に過ごす上で、かなり大きな意味を持つ。国内外の研究事例を紹介しつつ、これからの日本の書字教育を考える。

漢字指導の要諦
≪日時≫2021年11月28日(日)14:00~15:30
≪講師≫鹿児島国際大学   教授 副学長 千々岩 弘一

国語教育における漢字指導においては、漢字学力をどのように捉え、どのような内容(字種など)を、どのような方法で指導し、どのように評価すればよいのかについて、戦後の漢字指導の展開を踏まえながら語ります。

学習教材から見た漢字学習

≪日時≫2021年12月19日(日)14:00~15:30

≪講師≫漢検漢字文化研究所研究員 小林 雄一 / 田中 郁也

近代以降、どのような教科書や補助教材を用いて漢字が学習されてきたのでしょうか。漢字ミュージアムの所蔵品とともにご紹介します。

み書きに困っている子どもたちとUDフォント

〜UDデジタル教科書体の開発背景とデザイン〜

≪日時≫2022年1月23日(日)14:00~15:30

≪講師≫株式会社モリサワ   公共ビジネス課 高田 裕美

UDフォントの開発者が、読み書きにつまずく子どもたちの現状を交え、ICT教育にも効果的な「UDデジタル教科書体」の開発背景やデザインについて話します。

漢字教育はどこに向かうべきか

≪日時≫2022年2月20日(日)14:00~15:30

≪講師≫奈良教育大学 教授 棚橋 尚子

情報デジタル化の波は、漢字に対する学習者の意識変容を生み出している。活字主流の生活の中で漢字教育はどこに向かうべきか、参加者とともに考える。

漢字教育に望むこと

≪日時≫2022年3月13日(日)14:00~15:30

≪講師≫早稲田大学 教授 笹原 宏之

漢字は魅力をもった文字だが、つまらないと思えば難しさから学習意欲が失せる。どういう心構えと教え方がよいのか。自身の経験と大学生らの述懐に基づきお話しする。

 

※講師の所属は2021年10月現在のものです。

 

 

 

漢字ミュージアムは京都・祇園に2016年6月29日に開館した日本初の漢字に特化したミュージアムです。京都市元弥栄中学校跡地に建設され、ただ漢字を見るだけでなく、触れる・学ぶ・楽しむ展示を通して、いくつもの驚きや発見を生み出す体験型ミュージアムです。



アクセス:

◆京阪本線『祇園四条駅』徒歩5分

◆阪急京都線『京都河原町駅』徒歩8分

◆地下鉄東西線『東山駅』徒歩10分

◆京都市バス『祇園』下車すぐ

 

 

施設概要

【所在地】〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地

【電話】075-757-8686

【FAX】075-531-0340

【WEBサイト】https://www.kanjimuseum.kyoto/

【入館料】大人800円 大学生・高校生500円 中学生・小学生300円 未就学児・障がい者 無料

【開館時間】 9:30~17:00 ※当面、平日は11:00、土日祝は9:30開館(いずれも16:30最終入館)

【休館日】月曜 ※当面、月曜・火曜休館(いずれも、休館日が祝日の場合は翌平日に振替)

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

0-講師全員画像

1-鈴木慶子

2-千々岩弘一

3-小林雄一

4-田中郁也

5-高田裕美

6-棚橋尚子

7-笹原宏之

9_漢字ミュージアムロゴ

漢字ミュージアム1

漢字ミュージアム2

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このプレスリリースを配信した企業・団体

  • 名称 公益財団法人日本漢字能力検定協会
  • 所在地 京都府
  • 業種 教育サービス
  • URL https://www.kanken.or.jp/
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